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ゼラチンで作るプリンいろいろ!材料タイプ別プリンや作り方のコツ

ゼラチンで作るプリンいろいろ!材料タイプ別プリンや作り方のコツ

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年4月 1日

プリンはおやつの定番として人気がある。市販のものだけではなく、ゼラチンを使って自家製のプリンを作れば家族でテンションが上がる。とはいえ、ゼラチン未デビューの料理初心者にはどのような使い方をすればいいのか見当もつかないことが多い。本記事では、ゼラチンを使ったプリンについて説明する。

  

1. ゼラチンで冷やして固めるプリンの作り方

プリンには焼いたり冷やしたりさまざまな作り方があるが、ゼラチンを使って冷やすタイプを見てみよう。卵や牛乳を使ったヘルシーなプリンは、おやつだけではなく朝食に食べてもエネルギー源となる。

ゼラチンを使ったプリン

ゼラチンを使ってプリンを作る場合、必要な材料は卵、砂糖、牛乳である。最初に砂糖と水を使ってカラメルソースを作っておく。粉ゼラチンを水に入れてふやかしておき、別のボウルに卵と砂糖を入れてよく混ぜ合わせる。牛乳を温めて、ほどよい温度になったら少しずつボウルに加えてかき混ぜる。この生地を再び鍋に入れて温め、とろみがついてきたらゼラチンを加える。キメを細かくするため生地をザルで濾したあと、粗熱をとる。生地を容器に入れ、冷蔵庫で冷やす。1時間以上冷やし、固まったプリンにカラメルソースをのせて完成だ。

2. ゼラチンと生クリームで!濃厚ミルクプリンの作り方

牛乳と卵がベースとなるプリンは、あるものを入れると非常に濃厚に仕上がる。それは生クリームである。女性陣が喜ぶまったりとした甘さをもつプリンは、フルーツやクリームでキレイにトッピングして味わいたい。

生クリームを加えた濃厚プリン

生クリームを使用する濃厚プリンも、ゼラチンを使用することに変わりはない。牛乳と生クリームの割合は3:1でよいだろう。砂糖、卵、ゼラチンといったほかの材料は、クラシカルなプリンのレシピと変わらない。卵は卵黄だけを使うと、さらに味わいも色も濃厚になる。粉ゼラチンを水にふやかしておき、別のボウルに砂糖と卵を入れてよく混ぜる。牛乳と生クリームに火を入れて卵と合わせ、ここにゼラチンを加える。バニラエッセンスも入れると、香りも楽しめるだろう。生地を容器に入れて冷蔵庫で冷やせば完成する。

生クリームを入れることで滑らかさが

牛乳と卵で作るプリンと比べると、生クリームが加わるレシピはより柔らかく滑らかな食感となる特徴がある。また、卵白はより硬めの食味になるのに対し、卵黄が多いとまったり感が演出できるのである。濃厚でとろりとしたプリンを楽しみたい場合には、生クリームと卵黄がポイントとなるのである。

3. ゼラチンと豆乳であっさりヘルシープリンの作り方

プリンは通常の牛乳ではなく豆乳でも作ることが可能である。独特の味わいとともに栄養面でもメリットがある豆乳とゼラチンを合わせて、プリンを作ってみよう。多彩なテイストの豆乳でアレンジの幅も広がる。

材料も少なくて済む豆乳プリン

豆乳を使用してプリンを使う場合は、材料が少なくて済むためプリン初心者にも向いている。好みの味の豆乳、ゼラチン、砂糖だけで作ることができるのである。砂糖を入れた豆乳を鍋に入れて沸騰しないよう温め、水でふやかしたゼラチンを加えてよく溶かす。よく混ぜ合わせたら粗熱がとれるのを待って冷蔵庫で冷やす。半日ほど冷やせばよく固まって美味しくなる。

豆乳の味わいを生かしたトッピングで

卵が入っていないためあっさりと仕上がる豆乳プリンは、トッピングでも楽しむことができる。きなこやあんこをのせて和風に楽しむこともできるし、もちろん通常のカラメルソースでもマッチする。

市販の豆乳を活用して多彩に

近年市販されている豆乳は、味のバリエーションも増加した。はちみつ味やチーズケーキ味、キャラメル、チョコレート、そのものずばりプリンテイストも存在する。混ぜて冷蔵庫に入れるだけの豆乳プリン、こうした市販のテイストを活用すれば楽しい。

4. ゼラチンで作ったプリンが固まらない原因は?

ゼラチンを使ったプリンは決して難しいレシピではないが、キレイに固まらないという事態も発生する可能性がある。その理由は何だろうか。

ゼラチンを使ったプリン、固まらない理由

まず第一に冷やす時間が足りていない可能性が挙げられる。根気よく2~3時間は冷蔵庫でしっかり冷やすのが肝心である。また、プリンの液体にゼラチンがよく混ざり合っていない場合も、固まりにくくなる傾向がある。また、調理中の工程でプリンの生地となる液を沸騰させると、ゼラチン本来の作用が働くなることもある。アルコールや酸味のある果物が混入しても固まりにくくなるので注意が必要である。ゼラチンを使ったプリンを作るときには、材料の量や時間、温度はきっちり守ることが成功への近道なのである。

結論

ゼラチンを使ったプリンは、材料を混ぜて冷蔵庫で冷やすだけでできる。ゼラチンは高温になると固まりにくいなどの性質も有しているので、簡単な作業といえども注意する点はいくつかある。クラシカルなプリンから濃厚タイプ、はてはヘルシーでより簡単な豆乳のプリンまで楽しみ方はさまざまである。子どもたちとおやつ作りから楽しんで、自家製プリンを堪能してほしい。
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  • 更新日:

    2021年4月 1日

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