1. グラタンディップとは?

グラタンディップとは、その名が示す通り、ディップして美味しく食べることができるグラタンのこと。ディップソースとして使えるグラタンともいえる。グラタンの進化系あるいは、ディップできる新感覚のグラタンとして、最近、注目度がアップしているようだ。
もちろん通常のグラタンを、ディップソースとして使用できないというわけではない。ただ、これは実際に試してみると、すぐにおわかりいただけるだろう。通常のグラタンは、そのままだとディップしづらいし、ディップして食べても、口当たりがもったりとして、あまり好ましくはない。また、通常のグラタンによく使われる具材のマカロニは、ディップソースには不向きな具材でもある。
グラタンディップとして使用するためには、ディップしやすいように、通常のグラタンにちょっとした工夫を加える必要がある。
2. グラタンディップの作り方

グラタンディップの作り方そのものは、通常のグラタンとほぼ同じだ。すなわち、肉や野菜などの好みの具材をバターで炒めて、そこに小麦粉と牛乳を加えてホワイトソースを作る。塩こしょう、顆粒コンソメなどで調味しよう。耐熱容器に移してチーズを加え、オーブンで焦げ目がつくまで焼けばできあがる。ホワイトソースの代わりに、トマト缶でトマトソースを作ってもOK。なお、ホワイトソースもトマトソースも、市販のものを使うとより簡単に作ることができる。
グラタンディップとして、美味しく仕上げるためには、ディップしやすい具材をチョイスすることがポイントになる。
前述のように、通常のグラタンの具材としてよく使用されるマカロニは、ディップソースには不向きなので、使わないほうが賢明だ。ディップしやすい具材としては、ポテトやアボカド、かぼちゃ、コーンなどがおすすめ。これらの具材を、さらにディップしやすいように、小さめに刻むということを、ちょっとした工夫として、おさえておこう。
3. グラタンディップの食べ方

グラタンディップは、ディップソースを使うのと同じ要領で、好みの具材をディップして食べるというのが、基本的な食べ方になる。通常は、バゲットやクラッカーなど主食となる食材をディップして食べることが多いが、別にこれといって食べ方に決まりがあるわけではない。たとえば、ベーコンやソーセージ、ハム、サラダチキン、野菜スティックなどは、ディップすると美味しくいただける食材になる。
チーズフォンデュのように、さまざまな具材を串にさして、ディップして食べるというのも一案だ。一見、合わなさそうな具材も、ディップしてみると、意外とマッチして美味しい。あまり難しく考えずに、いろいろな食材をディップしてみて、食べ比べてみるのも楽しいかもしれない。
結論
このところ、注目度がアップしているグラタンディップについてお伝えした。いったいどのようなものなのかについてや、作り方や食べ方について、ご理解いただけたのであれば幸いだ。いつものグラタンに、ちょっとした工夫を加えるだけなので、これを機に、ぜひ一度、グラタンディップ作りにチャレンジしてみてはいかがだろう。
この記事もCheck!