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【うぐいす餅】は春の和菓子!由来や作り方とおすすめ店を紹介

【うぐいす餅】は春の和菓子!由来や作り方とおすすめ店を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

2021年4月 1日

うぐいす餅という和菓子を食べたことがあるだろうか。うぐいすのような形がかわいらしい、春によく見かける餅菓子である。本記事では、特徴や由来をはじめ、家庭でできる作り方、美味しいうぐいす餅を購入できる店など、うぐいす餅について徹底紹介していく。

  
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1. うぐいす餅ってどんな和菓子?由来とは

うぐいす餅というユニークな名前からイメージされるように、うぐいすに似た色や形状が特徴的な和菓子である。小豆あんを餅か求肥で包み楕円形に整え、左右両端を引っ張りうぐいすのような姿形にしたものだ。さらに、うぐいす粉と呼ばれる若草色の粉をまぶすのが一般的である。

うぐいす粉とは

うぐいす粉の原料は青大豆といい、淡い緑色で独特の甘みや香りがある。一般的なきな粉の原料である大豆よりも収穫量が少なく、貴重な大豆だ。流通量が少ないこともあり、うぐいす粉ではなく一般的なきな粉をまぶして仕上げる、生地によもぎを混ぜ込むという作り方もある。また、鮮やかな緑色をしたものには、うぐいす粉ではなく着色したきな粉や抹茶入りのきな粉で仕上げられていることが多い。

うぐいす餅は豊臣秀吉により命名

うぐいす餅の由来には諸説あるが、1580年代に豊臣秀吉が名付けたという説が有力だ。大和郡山城の城主であった豊臣秀長が、茶会で兄の秀吉をもてなす際に、御用菓子司の菊屋治兵衛に餅菓子を献上させた。あんを餅で包みきな粉をまぶした餅菓子を気に入った秀吉が、うぐいす餅と命名したという。当時はうぐいす粉ではなくきな粉で作られていたことから、現在もその歴史を受け継ぎ、あえて一般的なきな粉で仕上げる老舗店舗も少なくない。

2. 春を感じる!うぐいす餅の作り方

家庭でうぐいす餅を作る場合は、市販の小豆あんを購入し、求肥を手作りするのがおすすめだ。求肥は、白玉粉を使用して作る。本来は蒸し器で蒸して薄い餅に仕上げるが、電子レンジを使えばより簡単に作れる。

材料

小豆あん(こしあん、つぶあんのどちらでもよい)、白玉粉、砂糖、水、うぐいす粉(またはきな粉)

あんの用意と材料の計量

小豆あんを求肥で包む大きさ(1個20g程度)に分けて丸めておく。白玉粉と水の割合は、うぐいす餅12個の場合、100g:140~150㏄が目安となる。砂糖は好みの甘さになるよう加えるとよい。あらかじめ、材料を計量しておこう。

電子レンジを使った求肥の作り方

白玉粉を耐熱容器に入れ、水を少量ずつ加えながら溶くようにしっかりと混ぜる。砂糖をふるいながら加え、さらに混ぜる。ラップをゆるくかけ、電子レンジで加熱する。12個分の場合は500Wで2分を目安に、量に応じて加熱時間を調整しよう。一度取り出し、全体を混ぜ合わせたらさらに2分再加熱する。

あんを包み成形

求肥の加熱が終わったら、なめらかな餅状になるようよく練り混ぜる。トレーやバットにうぐいす粉(きな粉)をふるっておいたところに、できあがった求肥を入れる。
求肥をうぐいす餅1個分ずつに分け、手にうぐいす粉(きな粉)をつけながら丸くのばす。小豆あんを中央にのせて包んだら、餅の端をひっぱりながら閉じる。俵型に整え、閉じた口を下にして置く。両端をつまみうぐいすの形にしたら、うぐいす粉(きな粉)をふるいながらかけて仕上げる。

3. うぐいす餅が買える!美味しい店

うぐいす餅は、各和菓子店でも取り扱われている。ただし、1~3月上旬を目安とした春季限定品として販売する店舗がほとんどのため、購入希望の場合は事前の確認が必要だ。おすすめの老舗店舗を紹介しよう。

とらや

東京や京都を中心とした店舗やオンラインショップで、2~3月の春季限定品としてうぐいす餅を取り扱う。うぐいす餅らしい見た目や伝統的な味は、明治42(1909)年の初出より続く。

青野総本舗

一般的なうぐいす餅とはやや異なり、丸い形でうぐいす粉ではなくきな粉をまぶして作られている。手を汚さず食べられるよう、竹皮に包まれているのが特徴だ。東京麻布の店舗やオンラインショップで通年購入できる。

仙太郎

生餅粉で練り上げた求肥で粒あんを包み、うぐいす粉をまぶして仕上げている。1~3月上旬の期間限定、かつ店舗限定販売のため、入手したい場合は必ず事前確認をしよう。京都に本店を持ち、大阪、東京、名古屋、神戸、横浜に支店を構える。

栄屋菓子舗

埼玉県にある餅菓子専門店では、期間限定ではあるものの1~4月下旬と比較的長期でうぐいす餅が販売される。原材料にこだわって作られたクラシカルなうぐいす餅は、店頭でもネット注文でも購入可能だ。通販の場合は作りたてを急速冷凍し、クール便で配送される。

結論

うぐいすのような色や形だからうぐいす餅と名付けられたように感じるが、名付け親といわれる豊臣秀吉が食べたものは、現在のうぐいす餅とはやや違っていたようだ。店舗によってうぐいす餅の見た目が異なるのも、そのような歴史的背景があると考えると趣深い。自宅でうぐいす餅をうまく作るには、求肥作りを成功させるのがポイントだ。子どもと楽しく作れるお菓子でもあるため、気軽に挑戦してみよう。
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  • 更新日:

    2021年4月 1日

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