1. たこ焼きに合う献立の方向性

まずは、たこ焼きの特徴をもとにした献立の方向性について解説する。たこ焼きは実際に作りながら食べることが多いため、そのような特徴を踏まえて献立を考えるようにしよう。
その1.複数の食材を使う料理にする
たこ焼きの主な材料は、小麦粉・卵・たことなっている。これらの材料はさまざまな栄養素を含んでいるため、たこ焼きの栄養バランスは比較的優れている。しかし、全体的に栄養価は低めなので、豆類・野菜・キノコ類・海藻類などを使った副菜やスープを合わせるのがおすすめだ。また、できれば複数の具材を使う料理にしたほうが、栄養バランスのよい食事にできる。
その2.冷めても美味しいものにする
自宅でたこ焼きを食べるときには、実際に作りながら食べることも多いだろう。そのため、作っている間に副菜が冷めてしまうこともある。このことからなるべく冷めても美味しい副菜・おかずを合わせるのがおすすめだ。また、温め直しが不要な「作り置きメニュー(常備菜)」にするのもアリだ。
2. たこ焼きに合う献立メニュー~副菜3選~

たこ焼きには、サラダ・漬物・和え物・炒め物・煮物などさまざまな料理を合わせられる。数多くの選択肢があるが、ここではシーフードサラダ、キャベツの昆布和え、豚こま肉の南蛮漬けの3種類を紹介する。また、その他のおすすめ副菜・おかずもピックアップして紹介しておこう。
副菜1.シーフードサラダ
野菜類と魚介類を使って「シーフードサラダ」を作るのもおすすめだ。一見、作るのが大変そうだが、市販のシーフードミックスを使えば簡単に作れる。解凍したシーフードミックス・スライスオニオン・キュウリをドレッシングと和えて、あとは千切ったレタスなどの上に乗せれば出来上がりだ。
副菜2.キャベツの昆布和え
キャベツ・塩昆布・ゴマ油などを使って「キャベツの昆布和え(やみつきキャベツ)」を作るのもよい。すべての食材を和えるだけで作れるスピード料理であり、しかもこれだけでも美味しく食べられる。茹でキャベツを使ったり、すりおろしニンニクや煎りゴマをプラスしたりするのもおすすめだ。
副菜3.豚こま肉の南蛮漬け
がっつりとした料理を合わせたいなら、「豚こま肉の南蛮漬け」などを作るのもおすすめだ。千切りにした人参とスライスオニオンに醤油・酢・砂糖などを合わせて南蛮酢を作る。そこに、炒めた豚こま肉を加えれば完成だ。冷えても豚こま肉が柔らかいため、最後まで美味しく食べることができる。
その他のおすすめ副菜・おかず
・ナムル
・豚しそ巻
・ポテトサラダ
・ナスの煮浸し
・ほうれん草のおひたし
・鶏肉とキュウリの和え物
・鶏ひき肉と大根のそぼろ煮
・豚ひき肉と白菜のトロトロ煮 など
・豚しそ巻
・ポテトサラダ
・ナスの煮浸し
・ほうれん草のおひたし
・鶏肉とキュウリの和え物
・鶏ひき肉と大根のそぼろ煮
・豚ひき肉と白菜のトロトロ煮 など
3. たこ焼きに合う献立メニュー~汁物2選~

たこ焼きを食べるときに、味噌汁や和風スープなどを合わせるほうがよい。汁物を合わせることで栄養バランスがよくなったり、水分補給ができたりする。ここでは汁物を2種類紹介する。
汁物1.豆腐とわかめの味噌汁
たこ焼きに味噌汁を合わせるなら、王道の「豆腐とわかめの味噌汁」にしてみよう。大豆製品と海藻類を使っているため、たこ焼きで不足しがちな栄養素を補うことが可能だ。油揚げや長ネギなどをプラスして、ボリューム満点の味噌汁にするのもよいだろう。
汁物2.野菜たっぷり和風スープ
キャベツ・人参・キノコ類などを使って「和風スープ」を作るのもおすすめだ。野菜類・キノコ類を細かくカットしてから、水と一緒に鍋で煮る。そして、野菜類が柔らかくなったら、和風だしの素や塩コショウで味付けすれば出来上がりだ。栄養バランスがアップする点も魅力である。
その他のおすすめ汁物・スープ
・豚汁
・しじみ汁
・お吸い物
・けんちん汁 など
・しじみ汁
・お吸い物
・けんちん汁 など
4. たこ焼きパーティーのときの献立メニュー

家族や友達と自宅でたこ焼きパーティーを楽しむなら、揚げ物や焼き物などを用意するのもおすすめだ。以下にそれぞれの主なメニューをまとめておくので、いくつか用意してみるのもよいだろう。
おすすめの揚げ物メニュー
・春巻き
・唐揚げ
・軟骨揚げ
・イカリング
・フライドポテト など
・唐揚げ
・軟骨揚げ
・イカリング
・フライドポテト など
おすすめの焼き物メニュー
・焼き鳥
・グリルチキン
・焼きソーセージ
・ローストビーフ など
・グリルチキン
・焼きソーセージ
・ローストビーフ など
結論
たこ焼きを「食事・ごはん」として食べるときには、副菜や汁物を合わせるほうがよい。合わせる献立メニューは、できれば栄養バランスが整っていて、冷めても美味しく食べられる料理がおすすめ。献立に悩んだ際には、ここで紹介した副菜・汁物を参考にしてみよう。
(参考文献)
- ※:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/
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