1. たこ焼き粉の代用案1:小麦粉

たこ焼き粉の代用案としてまず紹介したいのは、ストックしている家も多いであろう小麦粉だ。ここでは、小麦粉とたこ焼き粉の違いや、具体的な作り方を紹介していく。
小麦粉とたこ焼き粉の違いは?
もともとたこ焼き粉には小麦粉が入っていることが多いため、代用した場合でもさほど味に違いがないのがその特徴といえるだろう。では、たこ焼き粉と小麦粉では、いったい何が違うのかというと、出汁などの調味料が含まれいるかどうかという点である。
たこ焼き粉には、あらかじめ出汁や醤油などの味付けが施してあるため、卵や水を加えればあっという間にたこ焼きのたねが完成するのだ。このことからもわかるように、小麦粉にも出汁などの調味料を加えれば、比較的市販のたこ焼き粉に近いものができるだろう。
作り方
たこ焼き粉の代用品として小麦粉を使う場合には、和風の顆粒出汁や醤油、天かすなどを加え、さらに卵と水を加えよう。あとは、ネギやキャベツなどの好みの具をプラスして、たこと一緒に焼き上げれば完成だ。
2. たこ焼き粉の代用案2:お好み焼き粉や天ぷら粉

市販のミックス粉には多くの種類があり、その中にはたこ焼き粉の代用品として使えるものが多くある。そこで、たこ焼き粉とそれ以外のミックス粉の違いや、どんな粉でたこ焼きが作れるのかなどを見ていこう。
たこ焼き粉以外の市販のミックス粉とたこ焼き粉の違い
市販のミックス粉には、それぞれの料理に合わせた調味料などが小麦粉にプラスされているのが大きな違いといえるだろう。たとえば、天ぷら粉には色付けするためのクチナシや、サクッとした食感を再現するためのでんぷんや卵などが入っている。また、チヂミ粉やお好み焼き粉などには、出汁以外に増粘剤が含まれているケースもあるようだ。増粘剤は、たこ焼き粉に含まれている場合もあり、チヂミ粉やお好み焼き粉は比較的代用しやすい。
作り方
たこ焼き粉以外のミックス粉を使ってたこ焼きのたねを作る場合には、小麦粉を使用した際と同様、足りないものを補うといいだろう。すでに卵が入っている天ぷら粉であれば、出汁や醤油、水などを加えるとたこ焼き粉として代用できるはずだ。しっかり味付けがしてあるお好み焼き粉やチヂミ粉であれば、出汁などは加えず、卵や水をプラスするだけでたこ焼きのたねが完成する。
3. たこ焼き粉の代用案3:米粉

続いては、たこ焼き粉の代用品として、米粉を使った場合の作り方などを紹介しよう。
米粉とは?
米粉とは、米を細かくしたもので、和菓子に用いられることが多い。上新粉やもち粉、白玉粉などと、パンや麺類に使われる製菓用米粉の2種類が存在している。たこ焼き粉の代用品として使うなら、より粒子が小さい製菓用米粉を使うようにしよう。米粉を使ったたこ焼きは、グルテンフリーを心がけている場合やアレルギーの人にもおすすめだ。
作り方
たこ焼き粉の代用品として米粉を使う場合には、小麦粉のとき同様に出汁や醤油、天かすや水、卵などを米粉に加えてたねを作ろう。あとは通常のたこ焼きを作る要領で焼き上げれば完成する。米粉で作ったたこ焼きは、もちっとした食感が楽しめるので、いつもとは違う味わいを楽しみたい場合にもおすすめだ。
4. たこ焼き粉の代用のNG案

小麦粉やお好み焼き粉など、たこ焼き粉の代用品として使える商品は、以外にも数多くある。だが、反対に代用しないほうがいい粉も存在するので、覚えておこう。たとえば、片栗粉のみを使うと、餅のような強い弾力をもったたこ焼きができあがるので避けたほうがよい。とはいえ、小麦粉に少量混ぜてたこ焼き粉の代用にすると、トロっとした食感のたこ焼きが楽しめるので、試してみてほしい。
ほかにも、お菓子作りに便利なホットケーキミックスには、甘みがあるためたこ焼き粉の代用には不向きとされることが多い。焼き上がりがベビーカステラのようになるため、たこ焼きとは少し違った料理を楽しみたいときに活用しよう。
ほかにも、お菓子作りに便利なホットケーキミックスには、甘みがあるためたこ焼き粉の代用には不向きとされることが多い。焼き上がりがベビーカステラのようになるため、たこ焼きとは少し違った料理を楽しみたいときに活用しよう。
結論
たこ焼き粉は、家にある小麦粉やお好み焼き粉など、実にさまざまなもので代用することができる。いざというときにたこ焼き粉がない場合には、ぜひ試してみてほしい。また、あえていつもとは違った味わいのたこ焼きを楽しみたいときにも、今回紹介した代用できる粉で作ってみるのもいいだろう。
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