目次
1. 市販のたこ焼きソースの種類とおすすめを紹介

自宅でたこ焼きを食べる場合、贔屓(ひいき)にする市販のソースというのはほぼ不動ではないだろうか。自家製たこ焼きをこれから作ろうという人のために、いくつかの商品を紹介する。
イカリ「たこ焼ソースたこやき家300」
甘口代表のたこ焼きソースといえば、イカリのたこ焼き家である。フルーツに由来する甘さはしつこさが皆無で飽きずに楽しめる。
コーミ「たこ焼きソース」
辛口でたこ焼きソースを楽しみたい人には、コーミのたこ焼きソースがおすすめである。かつおや昆布の出汁で奥行きの深さがあるこのソース、ただの味の濃さに終わらない旨みを内包している。
オタフク「だしと醤油のたこ焼ソース」
たこ焼きソース独特のドロリとした食味が苦手な人には、さらっとしたオタフクのこちらのタイプがよい。醬油をベースにしているため、食べやすく万人向きである。
2. たこ焼きソースとお好み焼きソースの違いは?

濃厚な甘さが特徴という点では、たこ焼きソースはお好み焼きのそれと共通している。この2つのソースの相違とはなんであろうか。
いずれのソースももとはウスターソース
たこ焼き用とお好み焼き用のソースは、いずれも19世紀にイギリスで誕生したウスターソースがもととなっている。基本的に、原材料についても2つのソースに大差はないが、各メーカーでさまざまな特徴を出してたこ焼き用、お好み焼き用と分けているのが実情である。強いていうのならば、たこ焼きソースのほうがお好み焼きのそれよりも甘みが強いことが挙げられる。どろりとした感覚も、たこ焼きソースのほうが濃厚である。
3. ウスターソースで作る自家製たこ焼きソース

たこ焼きソースは自宅でも作ることは可能である。19世紀半ばから販売されている超ロングセラーであるウスターソースを活用する。その作り方を見てみよう。
自家製たこ焼きソースの作り方
そもそもウスターソースとは、イギリスのウースターシャーで作られたことが名前の由来となっている。ウスターソースそのものは、玉ねぎやニンジン、セロリなどの野菜に香草などを加えた液体で、さらっとしているのが特徴である。そのため、ウスターソースにケチャップやはちみつを加えてどろりとした食味を加えるのである。基本的には、ウスターソースとケチャップは同量、はちみつなどの甘味料で好みの甘さに調整すれば完成する。また、レモンのしぼり汁などを加えてアレンジをすれば、まさにオリジナリティーあふれるたこ焼きソースとなる。
4. ちょっと和風な醤油風味のたこ焼きソース

一般的なたこ焼きソースは、甘辛く凝縮した食味のものが多い。この食感が苦手な人は、和風のソースでたこ焼きを楽しむことも可能である。和風のたこ焼きソースの作り方を見てみよう。
醤油や市販のつゆをベースに
出汁をきかせて作ったたこ焼きに、シンプルに醤油をかけて食べるだけでもひと味違った美味しさを体験できる。また、自宅にある通常のソースにめんつゆなどの調味料を加えれば甘さや濃厚さもいくぶん弱まった繊細なソースとなる。ソースとめんつゆに醤油をたらせば、さらに和風テイストが強まって、甘辛いソースが苦手な人も食べやすくなるだろう。砂糖やはちみつ、みりんで甘さも調節して、好みの味わいでたこ焼きを美味しく食べることができるのである。
5. たこ焼きソースがないとき代用できるソースは?

たこ焼きを自宅で作る機会が少ない場合、専用のソースを買い忘れたなんてことも起こりうる。そんな場合には、代替となる調味料を活用しよう。
たこ焼きに合う調味料
たこ焼きのソースは、お好み焼きやとんかつのソースと同じ原料で作られることが多い。そのため、甘さは砂糖などで調節しつつこれらのソースを代用することができる。発想を転換して、たこ焼きにきゃべつなどを加えつつお好み焼きソースを浸かって食べるというのもひとつの手である。また、いつもとは趣を変えてわずかに醤油を垂らして食べるのも乙かもしれない。いずれにしても、たこ焼き本体の味は出汁と醤油である。これに合う調味料ならば、違和感なくなじむので選択肢は多い。
結論
たこ焼きのソースは、さまざまな企業から販売されていて甘さや辛さは好き嫌いが別れるかもしれない。好みのたこ焼きソースを使用するほか、さまざまな調味料を駆使してオリジナルのたこ焼きソースを作るのも楽しいだろう。また、お好み焼き用やとんかつ用を活用し、砂糖やみりんでアレンジするのも可である。出汁をきかせたたこ焼きを味変して楽しんで、レパートリーを増やしてほしい。
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