ホットプレートの賢い使い方とは？焼いてるだけではもったいない！

自宅にホットプレートがある人も多いのではないだろうか。棚の奥にしまっておくのはもったいない！ぜひホットプレートを家族などで囲んで楽しもう。
まずはホットプレートの定番の焼き料理を紹介しよう。焼き料理の定番メニューには、焼き肉、お好み焼き、焼きそば、ホットケーキなどがある。今回はそのほかのアレンジメニューを紹介。

発酵なしで作れるレシピも多く、子どもと一緒に作れるのでおすすめ。
作り方は、ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、サラダ油、ぬるま湯を加えてこね、ピザ生地を作る。次にウインナー、茹で卵、ピーマンなどを食べやすい大きさにカットする。油をひいたホットプレートにのばしたピザ生地をのせ、両面を加熱したら、ピザソースを塗ってから具材をのせて、チーズをかけたらできあがりだ。

ごはんや肉、野菜もバランスよく摂ることができる優秀メニューだ。
ひき肉を炒めて、トマトケチャップやウスターソース、中濃ソース、カレー粉など自宅にある調味料を使って味付けしてから、その上に卵を落とし半熟卵を作る。両端にごはんやレタス、チーズなどをのせて焼く。最後に一緒に盛り付けたらできあがりだ。

ホットプレートはふたをすれば蒸し料理も簡単にできる優れものだ。餃子や焼売のほか、蒸ししゃぶやパエリア、ピラフなどの中華や洋食メニューも、豊富なバリエーションで作ることができる。そのほかのアレンジメニューも紹介しよう。

韓国料理で人気のチーズタッカルビを家庭でも手軽に作ることができる。ホットプレートで蒸し焼きにすればトロトロのチーズが楽しめる。
作り方は、ホットプレートにごま油を熱し、玉ねぎや鶏肉、キャベツなどを炒めてふたをして蒸し焼きにする。そして火が通ったらキムチ、コチュジャン、ケチャップ、鶏ガラスープの素、醤油、みりんを加えて甘辛く煮詰め、最後にニラやシュレッドチーズをたっぷりのせたら完成だ。

ホットプレートで蒸し鍋と聞くと耳を疑う人もいるかもしれないが、野菜から出る水分とめんつゆで簡単鍋が完成だ。
作り方は、ホットプレートに白菜、えのきを敷き詰めて、その上に豚バラやニラ、キムチをのせてからふたをして蒸し焼きにする。好みでパルミジャーノ・レッジャーノをふりかけるとマイルドな味わいになる。

ホットプレートは一定の温度を保つ煮込み調理が可能。ホテルのビュッフェなどでも熱々の食事を提供するためにも使われている万能家電だ。煮込み機能を活用したメニューは、大皿料理のビーフシチューや肉じゃが、温野菜などバリエーションも豊富だ。そのほかのアレンジメニューも紹介しよう。

韓国料理で有名なサムゲタンだが、じっくりコトコト煮込むことで中まで火が通り、出汁がきいた柔らかい鶏肉ができあがる。
作り方は、ホットプレートにセラミック鍋を組み合わせ、雑穀米やもち米、水を入れ浸水する。次に、骨付きの鶏もも肉、鶏ガラスープの素、生姜、にんにく、塩を加えて1時間ほど煮込む。最後に白髪ねぎ、香草などをトッピングし、コチュジャンダレを添えたら完成だ。

ロールキャベツは巻いてしまうと長時間煮込まなければならず、なかなか火が通りにくいメニューだが、巻かないことで時短になり大皿料理に早変わりだ。
作り方は、電子レンジで火を通したキャベツを使って、ホットプレートの下に敷く。その次にたまねぎや塩こしょうを加えて練ったひき肉をのせ、その上にスライスチーズをのせてキャベツでふたをする。ハンバーガーのような見た目になるのが特徴。洋風出汁を注いでふたをして煮込んだら完成だ。

ホットプレートは焼き、蒸し、煮込み料理などさまざまな使い方ができる。ホットプレートはいつもの料理がマンネリになりがちな時や子どもと一緒に料理を作るときなども大活躍だ。棚の奥にしまっている人はぜひ活用してみよう。