1. 失敗しない!肩ロースステーキの焼き方

豚肩ロースは焼くと硬くなってしまうイメージがあるが、焼き方を工夫すれば柔らかく仕上げられる。まずは脂身と赤身の間に切り込みを入れる筋切りを行い、全体に塩コショウをふる。油をひいて熱したフライパンに豚肩ロースを入れ、片面をこんがりと焼く。焼き色が付いてきたら裏返し、反対側もこんがりと焼こう。さらにふたをして数分蒸せば完成。両面をこんがりと焼いたあとにふたをして蒸すことで、ふっくらジューシーな仕上がりになる。表面は焼き色が付いているためカリッとした食感になり、内側のジューシーな肉質と一緒に食べるととても美味しい。最後に蒸して仕上げるため、焼いている段階では中心まで火が通らなくてもOK。強火~強めの中火で、両面をよい焼き色に仕上げよう。焼き色が薄いと表面がカリッとせず、美味しさが半減してしまう。しっかり焼き目が付いているほうが見た目も美味しそうに見えるため、均一に焼き色が付くように意識してみよう。焼きあがったあとは、同じフライパンでソースを作るのがおすすめ。肉の旨みや油がフライパンの中に溶け出しているため、余すことなく活用しよう。
2. 肩ロースステーキを柔らかく仕上げるコツとは?

豚肩ロースのステーキを柔らかく仕上げるためには、いくつかのポイントがある。
肉は常温に戻す
豚肉は常温に戻してから焼くのがポイント。冷たいまま焼いてしまうと、中心まで火が通りにくいため、調理する30分~1時間前に常温に出しておこう。
筋切りする
赤身と脂身の間には筋があるため、包丁の先端を使って切り込みを入れておく。そのまま焼いてしまうと肉が反り返り、均一に焼けないので注意しよう。
塩コショウは焼く直前
塩コショウなどの下味は、焼く直前にするのがおすすめ。先に塩をふってしまうと肉から水分が出てしまい、ジューシーさがなくなってしまう。できるだけ焼く直前に下味を付け、すぐに焼き始めよう。
強めの火で焼く
火加減は強火~強めの中火がおすすめ。中まで火を通すために弱火でじっくり焼きたくなるが、時間をかけると肉からどんどん旨みや水分が出てしまう。常温に戻してから焼けば火はしっかり通るため、焼き色を付けるときは強めの火で焼こう。
蒸して仕上げる
両面を焼いたあとは、ふたをして蒸すことで中心まで火を通す。焼くだけで火を通そうとすると、どうしても水分が抜けすぎて硬くなってしまうので蒸して仕上げよう。
3. 肩ロースステーキにぴったりな自家製ソース

肩ロースのステーキには、ソースがつきもの。市販のソースを使ってももちろんよいが、自家製のソースなら好みの味わいに仕上げられる。
たっぷり玉ねぎソース
みじん切りの玉ねぎとニンニク、醤油や酒で作る玉ねぎソースはほどよい甘みが肩ロースにぴったり。みりんや砂糖を加えて作れば、よりコクのある味わいに仕上がる。肉を焼いたあとのフライパンに材料を入れ、軽く煮詰めるだけで作れるのも嬉しいポイント。
ガツンと美味しいガーリックソース
酒とみりん、醤油で作った和風ソースにたっぷりのニンニクを加えたガーリックソースもおすすめ。ガツンとした味わいは、ごはんのおかずだけでなくつまみにもぴったり。ニンニクチップをプラスすれば、より強い香りを楽しめるだろう。
材料2つで簡単なバター醤油
バターをフライパンに溶かし、醤油を加えれば簡単なバター醤油ソースが作れる。肉を焼いたあとのフライパンを使えば洗い物も少なく済む。バターと醤油のみで美味しいソースが作れるので、手軽なソースを作りたいときにおすすめ。
結論
肩ロースは肉の旨みが強く、ステーキにもぴったりの部位。焼き方や下処理を工夫すれば柔らかく仕上げられるので、ぜひ作ってみてほしい。ソースの味を変えるだけでさまざまなバリエーションのステーキが作れるので、いろいろと試しながら自分好みの味を探してみよう。
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