目次
1. シュークリームを積み上げたケーキの名前は?

シュークリームを高く積み上げたケーキを日本では「シュークリームタワー」や「シュークリームツリー」と呼ぶが、正しくは「クロカンブッシュ」という名前だ。クロカンブッシュはフランスではウェディングケーキの定番で縁起物とされている。シュークリームを高く積み上げ、上から飴やカラメルを使って固定させるクロカンブッシュ。気になる名前の由来を紹介しよう。
クロカンブッシュの名前の由来
クロカンブッシュはフランス語で「ごつごつした木」という意味をもっているケーキだ。その名の通り、シュークリームを高く積み上げ固めたクロカンブッシュは、ツリーのように見える。また、シュークリームが使われているのにも理由がある。シュークリームのシューとは、フランス語で「キャベツ」という意味をもっている。欧米では、赤ちゃんがキャベツ畑から生まれるといわれており、子孫繁栄の意味をもつ縁起物とされているのだ。また、たくさんのシュークリームはお祝いする人を表しているともいれており、高く積み上げるほど縁起がよいとされている。
2. シュークリームケーキ(クロカンブッシュ)のカロリーは?

シュークリームを高く積み上げてケーキにしたクロカンブッシュは、使われているシュークリームの大きさや数によってカロリーは異なる。プチシュークリームを20個ほど積み上げたケーキのカロリーは、1,449kcalほどだ。クロカンブッシュをコーティングする飴やカラメル、デコレーションによってもケーキのカロリーには変化がある。
3. 誕生日ケーキにおすすめ!シュークリームから作るクロカンブッシュ

シュークリームをいくつも作り、積み上げてケーキにするクロカンブッシュ。手作りし、誕生日ケーキにするのもいいだろう。自宅で作るクロカンブッシュの作り方を紹介しよう。
プチシュークリームを作ろう
クロカンブッシュを作るには、まずたくさんのプチシュークリームを用意する必要がある。高さ約30cmのクロカンブッシュを作るには、約70個のプチシュークリームが必要になる。作り方は鍋にバターと水を入れ沸騰させたら、火を止めて薄力粉を入れてよく混ぜる。さらに火にかけながら練ったら溶き卵を加えてよく混ぜる。あとは絞り器に入れてクッキングシートの上に絞り、オーブンで焼くだけだ。焼きあがったら中にカスタードクリームなどを詰めよう。
タワー作り
クロカンブッシュを作るには、プチシュークリームをタワーのように積み上げる必要がある。そのために厚紙を使って円錐芯を作っておこう。芯があるとシュークリームをうまく積み上げることができるだろう。あとは、水と砂糖を火にかけてカラメルを作っておく。
積み上げ方
作った円柱芯に沿うような形でシュークリームを積み上げてケーキにしていく。その際もカラメルを付けると隣同士のシュークリームがくっつくので、しっかりと固定することができる。
4. クリスマスケーキにも!市販のシュークリームで作るクロカンブッシュ

クロカンブッシュを作るには、多くのプチシュークリームが必要になる。ケーキを手作りするのもいいが、市販のプチシュークリームを活用して作れば、手軽にクロカンブッシュが楽しめる。
デコレーションをアレンジ
クロカンブッシュをクリスマスケーキにするのなら、通常のカラメルを使ったデコレーションではなく、いちごやホイップクリームを使用しよう。クリスマスケーキをイメージしてシュークリームを積み上げていくのもおすすめだ。
結論
シュークリームを積み上げたクロカンブッシュは、縁起物とされている。また、見た目が華やかなので、祝いの席にピッタリのケーキになるだろう。プチシュークリームを用意すれば、自宅でも簡単に作ることができる。自分好みのクロカンブッシュを作ってみてもらいたい。
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