1. スープのサブスクが熱い!

サブスクは、サブスクリプションの略語。一定期間、一定額でサービスを利用できる仕組みのことで、NetflixやApple Music、アマゾンプライムがその一例だ。サブスクのなかでも昨今注目を集めているのが、食品のサブスク。今回取り上げるスープも然り、おやつ、パン、カレーなど、そのジャンルは日に日に増えているといっても過言ではない。
スープのサブスク
スープのサブスクを牽引するのは、「GREEN SPOON」。身体や日々の暮らしに合わせたその人だけのパーソナルスープを届けてくれるのが特徴で、そもそもはスムージーで人気に火がついたブランドだ。スープが登場したのは、2020年11月。200種類以上の素材の中から、必要な栄養素をピックアップ。素材はすべてカット済み。ミルクや豆乳、水などを入れ、電子レンジで加熱すればすぐに食べられるよう瞬間冷凍された状態で届くところも大きな魅力である。また、甘味料、保存料、化学調味料、着色料、香料なども使われておらず、安心して食べることができる。オシャレなパッケージなので、食べるのがさらに楽しくなる。
コロナ禍とサブスク
スープのサブスク人気を後押ししたひとつの要因は、コロナともいえるかもしれない。家にいる時間が長くなり、簡単に外食ができなくなったこと、そして健康への関心がより高まったことが、人気を後押しした。
2. スープのサブスクの上手な利用方法

じつはお得?
毎日の買い物、料理はなかなか難しいという1人暮らしの人や忙しい人にとって、スープのサブスクは非常に便利。これほど素材をたっぷり使うとなると割高になるし、当然時間を割かなくてはならないからだ。「GREEN SPOON」では、とくに男性客からのオーダーが増えたという。リモートワーク中のランチや時間のない朝食、炭水化物を合わせて夕食にとフレキシブルに使うことができるところも嬉しい。
GREEN SPOON
GREEN SPOONでは、スムージーとスープを組み合わせてオーダーすることも可能。毎月8個プランは、1個あたり900円、トータルで7,200円、毎月12個プランは、1個あたり875円、トータルで10,500円、毎月20個プランは、1個あたり840円、トータルで16,800円と数が増える分、安くなる(2021年4月8日現在)。これに消費税と送料が加算される。この手が届きやすい価格帯も人気を後押ししたゆえんかもしれない。
SOUP STOCK TOKYO
人気のスープショップ「SOUP STOCK TOKYO」では、定期便という名でサブスクが登場している。毎月、テーマが設けられ、スープが冷凍で届く。6個で4,350円、12個で7,500円、さらにパンとのセットアイテムも存在する(2021年4月8日現在)。自分にはもちろん、遠く離れた家族に贈るという提案もなされている。
3. スープだけじゃない!次に話題になるサブスク

スナックミー
「スナックミー」も「GREEN SPOON」同様、パーソナルオーダー型のおやつのサブスク。ナチュラルなお菓子を届けてくれるもので、届いたおやつを評価していくとより好みに近づくようになっている。おやつ診断をするところからスタートする遊びゴコロも楽しい。
パンスク
「美味しいパンを旅しよう」のキャッチフレーズで知られる「パンスク」は、毎月全国各地のパン屋さんからパンが届くサブスク。冷凍便なので、すぐに食べきれなくてもOK。新たな出合いを模索できるところも人気のゆえんだ。
AIR SPICE
毎月、カレーのレシピとスパイスが届く「AIR SPICE」。スパイスが届くだけでなく、わかりやすいレシピ付きなので、カレー作りも習得できるところが特徴。基本のチキンカレーから、変わり種のカレーまで幅広いメニューも嬉しい。
結論
フード系のサブスクは、これからも広がりを見せていく予感。よりパーソナルなものやコアなフードに注目が集まりそうだ。スープのサブスクは、健康的な暮らしを送りたい人にはもちろん、忙しい人にもぴったり。ぜひ一度、体験してみてはいかがだろうか?
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