バジリコパスタとは？基本の作り方とアレンジアイデアをまとめて紹介

バジリコパスタとは、シソ科のハーブであるバジル（バジリコ）を使ったパスタ料理のこと。バジリコパスタには「生バジルを使うパスタ」と「乾燥バジルを使うパスタ」があり、後者であれば10分程度で手軽に作ることができる。また、生バジルを使う場合は「千切って絡めるタイプ」と「バジルソースを作るタイプ」に分けられる。いずれもバジルの風味が豊かなパスタを楽しめる。

バジリコパスタは、一般的にバジルを使ったパスタ全般を指す。一方、ジェノベーゼはバジル・松の実・チーズなどで作ったバジルソースを指すことが多く、このソースを絡めたパスタを「ジェノベーゼパスタ」と呼ぶ。そのため、ジェノベーゼパスタはバジリコパスタの一種という関係になる。余談だが、本場イタリアで「ジェノベーゼ」というと炒めた玉ねぎと牛肉を煮込んだ茶色いソースを指す。

前述のとおり、バジリコパスタにはいくつか種類がある。ここではバジリコパスタの基本である「生バジルのバジリコパスタ」と「乾燥バジルのバジリコパスタ」の作り方を紹介する。

1.鍋にお湯を沸かして、パスタを茹でる
2.オリーブオイルを引いたフライパンでニンニクを炒める
※パスタのゆで汁を少量加えて乳化させておく
3.茹であがったパスタを（2）に加えてしっかりと絡める
4.千切った生バジルをパラパラと振りかけた混ぜたら出来上がり

1.鍋にお湯を沸かして、パスタを茹でる
2.オリーブオイルを引いたフライパンでニンニクを炒める
※パスタのゆで汁を少量加えて乳化させておく
3.茹であがったパスタを（2）に加えてしっかりと絡める
4.乾燥バジルをパラパラと振りかけた混ぜたら出来上がり

バジリコパスタには、バジルの代わりに大葉を使う、冷製に仕上げるなどいくつかアレンジアイデアが存在する。ここでは、そんなバジリコパスタの美味しいアレンジアイデアを紹介しよう。

バジルの代わりに大葉を加えるのもおすすめだ。大葉はバジルと同じシソ科の植物であるが、一般的にはバジルよりも「クセが強い」といわれることが多い。作り方は前述の「生バジルのバジリコパスタ」と同じで、最後にみじん切りにした大葉を加えると良い。清涼感たっぷりのパスタが楽しめる。

暑い夏の時期には冷製バジリコパスタにするのも良い。作り方はパスタを少し柔らかめに茹でて、それを氷水にとってしっかりと冷やす。あとは事前に作っておいたバジルソースを絡めれば出来上がりだ。シーフードミックスやダイスカットにしたトマトなどを加えるとさらに美味しさがアップする。

バジルソース（ジェノベーゼソース）を使ってバジリコパスタを楽しみたい人もいるだろう。バジルソースは市販されているため、それを使うのも良い。また、家庭で作ることもできるので、フレッシュなバジルソースを楽しみたいならこちらがおすすめだ。以下のレシピを参考に作ってみよう。

・バジル：40g
・カシューナッツ：20g
・ニンニク：1片
・粉チーズ：大さじ2
・塩：小さじ1/2
・オリーブオイル：100ml

1.バジルを水洗いして、よく水気を拭き取る
2.バジル以外をミキサーに加えて撹拌する
※固形物が無くなるまでしっかり撹拌する
3.バジルを加えて撹拌したら出来上がり

バジリコパスタとはバジル（バジリコ）を使ったパスタのことで、生バジルを使うもの、乾燥バジルを使うもの、バジルソースを使うものなどいくつか種類がある。生バジルや乾燥バジルを使う場合は和えるだけ簡単に作れる。手早く食事を作りたいときにもおすすめのパスタといえるだろう。