1. チャーシューメロンパンとは?
チャーシューメロンパン(叉焼メロンパン)とは、メロンパンの生地の中にチャーシューがゴロゴロと入った総菜パンのこと。香港名物の点心として知られており、日本では横浜中華街などで人気となっている。その特徴はサクサクとしたメロンパンの生地と、甘じょっぱいチャーシューの味わいを一度に楽しめること。また、手のひらサイズであり食べ歩きしやすいことなどが挙げられる。
2. チャーシューメロンパンの特徴や魅力
チャーシューメロンパンが話題になっている理由には、メロンパンとチャーシューを一度に楽しめることや、手のひらサイズで食べやすいこと、香港ではミシュラン1つ星店で提供されていることなどいくつかある。ここでは、そんなチャーシューメロンパンの特徴や魅力を詳しく紹介する。
その1.絶妙な食感と味わい
チャーシューメロンパンは「サクッとした食感」と「甘じょっぱい味わい」の2つが持ち味。通常のメロンパンより甘さを抑えた生地を何重にも重ねてサクサクに焼き上げている。また、餡に使われているチャーシューは、専用の焼き窯で焼き上げるものを使用していることが多いようだ。
その2.小ぶりで食べやすい
チャーシューメロンパンは、普通のメロンパンよりも小さめのサイズとなっている。そのため、食べ歩きなどにも向いているのが特徴だ。また、軽い食感であるため、スナック感覚でパクパクと食べることも可能である。店舗では2個セットや3個セットなどで販売されていることも多い。
その3.ミシュラン1つ星店でも提供
本場香港では、チャーシューメロンパンはミシュラン1つ星レストランである「添好運」などでも販売されている。現地でも人気がある点心であり、サクサクとしたメロンパンと醤油ベースの甘いチャーシューを楽しめる。余談だが、ミシュラン1つ星だけあって「添好運」の点心も美味しいという。
3. チャーシューメロンパンが購入できるお店
チャーシューメロンパンは、横浜中華街にある中華料理店・香港飲茶専門店などで見かけることが多い。ここではチャーシューメロンパンを販売しているお店をいくつか紹介しておこう。
その1.西遊記「叉焼メロンパン」
「叉焼メロンパン」は、横浜中華街にある香港飲茶専門店・西遊記で販売されているチャーシューメロンパンのこと。西遊記は2020年10月にオープンしたお店で、焼き小籠包で有名な王府井(ワンフーチン)の姉妹店となっている。甘じょっぱいチャーシューをサクサク生地で包んでから焼き上げたパンとなっている。ネット通販にも対応しており、楽天市場などから購入することが可能だ。
その2.菜香新館「菜香チャーシューメロンパン」
「菜香チャーシューメロンパン」は、老舗広東料理店の菜香新館(サイコウシンカン)が販売しているチャーシューメロンパンのこと。有名なレストランであるが、チャーシューメロンパンだけの購入も可能となっている。香港飲茶のニューウェーブを菜香スタイルで楽しむことができる。また、こちらもネット通販に対応しており、専用オンラインショップから購入することが可能だ。
その3.添好運「ベイクドチャーシューバオ」
「ベイクドチャーシューバオ」は、ミシュラン1つ星レストランの添好運(ティム・ホー・ワン)で販売されているチャーシューメロンパンのこと。シェフは元ミシュラン3つ星レストランの点心師を務めており、リーズナブルな価格で本格的なチャーシューメロンパンを楽しめる。東京都内にいくつかお店を出店しており、UberEatsや出前館、menuなどのデリバリーアプリで注文も可能である。
結論
チャーシューメロンパンは、メロンパンのサクサク感とチャーシュー餡の甘じょっぱい味わいを組み合わせた惣菜パンのことである。一度食べるとやみつきになる味わいなので、横浜中華街を訪れた際には食べたりおみやげにしたりするとよいだろう。また、遠方に住んでいる場合は通販などを利用するのもおすすめだ。
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