簡単に大満足のハムエッグ丼！アレンジやレンジで作る方法も紹介

ハムエッグ丼は、その名の通り、ごはんにハムエッグをのせたものだ。焼いたハムと目玉焼きを丼に入れたごはんにのせ、食べる前に醤油をかけるだけと、ハムエッグ丼の作り方はいたってシンプル。フライパンにハムをのせ、卵を落として一緒に焼くのもいいが、ハムが先に焦げてしまうなど、意外と調節が難しい。

ハムと卵を別々に焼き、どちらもちょうどいい焼き加減にするのもおすすめだ。先にハムを焼き、その後に卵を焼くことで、油にハムの塩気が移り、香りと味わいが増す。卵は好みの半熟具合になるように焼き上げよう。見た目にこだわるなら、卵は白身と黄身に分け、まずは白身を焼き、火が通ってきたら真ん中に黄身をのせよう。黄身が中央になった、キレイな目玉焼きが完成するはずだ。キレイな目玉焼きができるかどうかが、ハムエッグ丼の見た目を左右するポイントになるだろう。

自分の好きなようにアレンジしやすいのも、ハムエッグ丼の魅力だろう。野菜も合わせて摂りたいなら、キャベツを千切りにし、一緒に焼くのがおすすめだ。たっぷりのキャベツも蒸し焼きにすることでかさが減り、たくさん食べることができる。敷いたキャベツにくぼみをつけてからハムをのせることで、卵が滑るのを防ぐこともできるだろう。目玉焼きにマヨネーズとチーズをのせて焼き、食べごたえをアップするのもおすすめだ。グラタンのようなリッチな味わいになる。味付けを工夫するのも、ハムエッグ丼定番のアレンジだ。濃厚なウスターソースやごまドレッシングなど、仕上げの調味料を変えることで、味わいも変化する。余裕があれば、目玉焼きのフライパンに醤油と酒、みりん、砂糖を入れ、煮詰めて、卵そのものを照り焼き味にするのもおすすめだ。好みの味付けでハムエッグ丼を完成させてもらいたい。

基本の作り方でも手軽なハムエッグ丼だが、電子レンジでさらに簡単に作ることができる。器にごはんを盛り、ハムをのせ、卵を割り入れよう。そのまま電子レンジにかけると、黄身が爆発するおそれがあるため、つまようじなどで黄身に穴を開けておくのがポイントだ。600Wで2分ほど加熱すると、半熟のハムエッグができる。卵の様子を見てさらに加熱し、好みの固さに調節しよう。仕上げに醤油などをかければ、簡単なハムエッグ丼弁当の完成だ。レンジ加熱のできる容器で作り、ハムエッグ丼弁当にするのもいいだろう。材料も少なく火も使わないので、朝寝坊した日のごはんや弁当に最適だ。時短メニューとして知っておくと、重宝するのではないだろうか。

ハムエッグ丼がメインのとき、悩むのは献立ではないだろうか。ハムエッグ丼だけでは野菜が不足してしまうため、サラダや汁物を加え、栄養を補うのがおすすめだ。和食メニューにも洋食メニューにも合わせられるのが、ハムエッグ丼の魅力だろう。生のレタスやキャベツを使ったサラダのほかにも、きんぴらごぼうや切り干し大根、ほうれん草のソテーといった小鉢メニューを加えるのもいいだろう。

ハムエッグ丼の器の中に添えておき、ごはんと一緒にかきこむのもおすすめだ。具だくさんの味噌汁やオニオングラタンスープなど、野菜がたっぷり入った汁物を加えると、満足度がアップする。比較的どんなメニューとも合わせやすいハムエッグ丼を、美味しい献立で味わってもらいたい。

ハムエッグ丼は、手軽に作れて美味しい時短メニューだ。電子レンジで作るとより簡単で、洗い物も少ないので普段料理をしない人にもいいだろう。簡単なのにごちそう感のあるハムエッグ丼を、ぜひ自分好みにアレンジして味わってほしい。