1. カフェオレとカフェラテの違いとは

まずはカフェオレとカフェラテはどんな部分が違うのか、詳しく見ていこう。
ベースに使うコーヒーの種類が違う
カフェオレとカフェラテが大きく異なる点は、ベースとなるコーヒー。カフェオレに使われているのはドリップしたコーヒーで、カフェラテには強い圧力をかけて抽出したエスプレッソを使うのがメジャーだ。ラテとオレとの違いがコーヒーだということは、抹茶オレと抹茶ラテなど、「オレ」や「ラテ」が付くドリンクの違いにも同様のことがいえる。
牛乳の量も違う
カフェオレの「レ」の部分と、カフェラテの「ラテ」の部分は、ともに牛乳という意味をもつ言葉だ。どちらのドリンクもコーヒーに牛乳をプラスして作るが、加える牛乳の量が異なっている。絶対的な決まりはないが、カフェオレの場合はコーヒーと牛乳を同じ割合で入れることが多い。逆にカフェラテには、コーヒー2割に牛乳が8割と、牛乳の量が多いのだ。
気になる味の違いは?
カフェオレに使うドリップしたコーヒーは、浅煎りされた豆を使用することが多く、酸味が強く苦みが少ない特徴がある。一方でカフェラテには、深煎りしたコーヒー豆を使用することがほとんどで、酸味が少なく苦みが強い味わいだ。また、カフェオレとカフェラテどちらが甘いかという点では、深みのあるカフェラテのほうが甘みを感じやすい。カフェオレは、薄くマイルドな味わいが楽しめるドリンクなのだ。
2. カフェオレとカフェラテ・そのほかのドリンクの違い

コーヒーをベースに使ったドリンクには、カフェオレやカフェラテ以外にもたくさん種類がある。そこでカフェオレとカフェラテ以外の、コーヒーと牛乳を使ったドリンクの種類と、その違いを紹介しよう。
カフェモカとカフェオレ、カフェラテの違い
カフェモカとは、エスプレッソベースに牛乳をプラスしたカフェラテに、チョコレートソースを加えたもの。ほろ苦さの中に甘みを感じるため、比較的飲みやすいドリンクだ。
カフェラテとカプチーノの違い
エスプレッソに牛乳を入れたカフェラテに、泡立てた牛乳をのせたドリンクがカプチーノである。カフェオレやカフェラテに比べ、なめらかな口当たりが楽しめるドリンクだ。
カフェオレとコーヒー牛乳の違い
牛乳が使われているのが特徴のカフェオレとコーヒー牛乳。何が違うかというと、カフェオレはコーヒーと牛乳を同じ比率で入れるという基準があるが、コーヒー牛乳にはとくに決まりはない。さらにコーヒー牛乳は、牛乳にコーヒーを加えたドリンクで、あくまで牛乳が主役なのだ。
3. 美味しいカフェオレとカフェラテの作り方

カフェオレとカフェラテ、それぞれの美味しい作り方やコツを紹介していこう。自宅でも簡単に絶品のカフェオレやカフェラテが作れるので、試してみてほしい。
カフェオレの美味しい作り方
自宅でカフェオレを作る場合には、手軽な粉末のインスタントコーヒーを使うとよい。お湯で溶かしたインスタントコーヒーに温めた牛乳を加えるだけで、カフェオレの完成だ。夏には、氷を入れた牛乳に冷やしたコーヒーをゆっくりと注いだ2層のカフェオレを楽しむのもいいだろう。ホットの場合でもアイスの場合でも、コーヒーを濃いめに作っておくのがコツだ。
カフェラテの美味しい作り方
カフェラテの要ともいえるコーヒーをエスプレッソマシンを使って淹れ、温めた牛乳を加えればカフェラテが完成する。カフェオレとは違い、牛乳を多めに入れるのがポイントだ。エスプレッソマシンが自宅にない場合は、エスプレッソの風味が効いたインスタントコーヒーを使ったり、フレンチプレスを使ったりするといいだろう。この場合、コーヒーは濃いめに作るのがコツだ。
結論
カフェオレやカフェラテといった、普段何気なく飲んでいるコーヒードリンクには、ベースとなるコーヒーの種類や加える牛乳の量などによっていろいろな呼び名がある。自宅でも簡単に作れるものばかりなので、好みのコーヒードリンクを作って楽しんでみてほしい。
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