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【半月切り】のポイントは野菜のカタチにあり!その極意を学ぶ

【半月切り】のポイントは野菜のカタチにあり!その極意を学ぶ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年5月27日

数多く存在する野菜のカット方法。今回はそのなかでも日常生活において頻度の高い半月切りにフィーチャー。その名の通り、月を半分にしたような切り方で、厚みによってさまざまな料理に使われている。そんな半月切りを成功に導く秘訣は、野菜のフォルムにあり!しっかり習得して、さらに料理を楽しもう。

  

1. 半月切りとは?どんな料理に使う?

半月切りとは、輪切りを半分にしたカタチに切りそろえることをいう。おもに棒状の野菜に用いられるカット方法で、切り口を下にしてまな板に置いて、切っていく。月を半分にしたような見た目からこの名前がついた。

どんな料理に使う?

半月切りは、その厚みによって使われる料理に違いがある。薄めにカットしたものであれば、生食やサラダがメイン。分厚く切ったものは、煮込み料理に使われることが多い。

2. 半月切りといちょう切りの違い

半月切りと似た切り方に、いちょう切りというものがある。これは、半月切りをさらに半分に切ったもののこと。銀杏の葉のようなカタチであることから、この名前がついた。半月切りが円形を半分にする切り方なら、いちょう切りは1/4にする切り方といえよう。半月切りは厚みをもたせる場合があるのに対し、いちょう切りは基本的には、5〜8mm程度と薄めに切りそろえるのが一般的だ。

使われる料理は?

いちょう切りも半月切り同様、生食やサラダに使われることが多い。また、そもそもの素材の太さによって、料理に合わせて、半月切りといちょう切りを組み合わせることもある。そのいい例が、豚汁。具材の定番であるにんじんや大根は、半月切りかいちょう切りにすることが多い。多くの場合、大根のほうが太いのでこちらをいちょう切り、にんじんを半月切りにすると大きさが揃うのだ。もちろんどちらも半月切りやいちょう切りにしてもいいが、こういった使い方があることも覚えておくといいだろう。また、れんこんも半月切りにして使うことが多い。

3. 人参・大根・きゅうりの半月切りのやり方

ここからは、実際の半月切りのやり方を紹介していこう。まずは人参や大根、きゅうりなど、棒状の野菜を半月切りにする方法だ。まずは長いとやりにくいので、素材を横に置いて、8〜10cmほどの長さに切る。一般的な大根なら、3〜4等分、人参やきゅうりなら半分が目安。次に縦半分に切って切り口を下にしてまな板に置く。あとは端から一定の厚さに切りそろえるだけだ。

ポイントは?

素材が安定するよう、切り口を下にして置くことが重要。一定の厚みに切りやすくなる。包丁さばきは、丁寧に行えばそれでよい。急ぐ必要はないだろう。

4. 玉ねぎ・トマト・じゃがいもの半月切りのやり方

玉ねぎやトマト、じゃがいもの半月切りなど、丸い形状の野菜の半月切りのやり方は、素材をまず半分に切ることからスタート。トマトの場合は、V字にカットを入れて、ヘタを落とす。それから、切り口を下にして、まな板に置き、端から一定の厚さに切りそろえる。

ポイントは?

玉ねぎやトマトは、繊維を断ち切る方向に切って使うのが一般的。鉄板焼きに使う玉ねぎや冷やしトマトがいい例だ。

結論

半月切りとは、月を半分にしたようなカタチに切ること。厚さによって使い方に違いがあり、薄めのものは生で食べるサラダや酢の物、分厚いものは煮物やソテーに使われることが多い。素材のフォルムによって切り方の手順が異なることを覚えておけば、簡単にマスターすることができる。
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  • 更新日:

    2021年5月27日

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