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ゴールデンキウイとは?ジューシーな甘さの中にある魅力に迫る!

ゴールデンキウイとは?ジューシーな甘さの中にある魅力に迫る!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年5月14日

キウイといえば、緑色の果肉を想像する人が多いだろう。近年では、緑色の果肉のキウイだけではなく、黄色のゴールデンキウイもよく見かけるようになった。果肉の色以外にはどのような違いがあるのか疑問に思っている人もいるだろう。ここではゴールデンキウイとはどのような果物なのか、特徴や旬などについても紹介していく。まだ食べたことないという人はぜひチェックしてほしい。

  

1. ゴールデンキウイとは?グリーンキウイの栄養価との違いは?

ゴールデンキウイについて紹介していこう。

ゴールデンキウイはビタミンCが豊富

果肉の黄色いゴールデンキウイはビタミンCが豊富なのが特徴だ。果肉が緑のグリーンキウイに比べ、ゴールデンキウイのビタミンCの量は約2倍となっている。可食部100gに対してビタミンCが140mg入っている(※1)。これは、成人男性の1日の平均必要摂取推奨量90mgを超えているので(※2)、ゴールデンキウイを1日1個食べれば、必要なビタミンCを摂取できるのだ。

食物繊維も摂取できる

どちらのキウイも、腸内環境をよくする(※3)、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維も含まれている。ゴールデンキウイよりもグリーンキウイのほうが、食物繊維がより豊富だ。グリーンキウイは可食部100gに対して食物繊維が2.6mg含まれており、フルーツの中でもトップクラスの含有量となっている(※1)。

ゴールデンキウイの栄養

カロリーはどちらのキウイもほぼ同じだ。可食部100gに対して、ゴールデンキウイが63Kcal、グリーンキウイが51Kcalとなっている(※1)。キウイにはほかにも、葉酸やビタミンE、カリウムなど、日常生活で摂取したい栄養素が豊富に含まれているといわれる。また、キウイは生のまま食べることができるので、加熱に弱い栄養素もまるごと摂取できるのだ。

2. ゴールデンキウイの旬の時期っていつ?

ここではゴールデンキウイの産地や旬の時期にについて紹介していこう。

ゴールデンキウイはニュージーランド生まれ

キウイは元々中国が原産で、1904年にニュージーランドに持ち込まれたのち、1910年にニュージーランド発のキウイフルーツが実ったそうだ。その後も栽培、改良が続けられ、ニュージーランドのキウイを取り扱う会社ゼスプリが日本人向けに開発したのがゴールデンキウイだ。現在ではさらなる改良が為されたゼスプリ・サンゴールドキウイが流通している。

ゴールデンキウイは日本でも栽培されている

ゼスプリは、1年中ゴールデンキウイを味わえるよう、収穫時期の異なる日本でも栽培をしている。そのため日本では、ほぼ1年中ゴールデンキウイを購入することができるのだ。日本でゼスプリのキウイを栽培できるのは、愛媛県、佐賀県、宮崎県のニュージーランドと同等の基準をクリアした契約農家だけとなっている。ちなみに国産のキウイのほうが、値段が高いことが多いようだ。ゼスプリ以外のキウイは、香川県や静岡県などでも栽培されていて、静岡県で改良されたレインボーレッドキウイという果肉の種の部分が赤いキウイもある。また、ゴールデンキウイの苗は購入できるので、自宅で育てることも可能だ。

ゴールデンキウイの旬の時期

ニュージーランドで生産されたゴールデンキウイは、3~5月頃に収穫され、国内では通常4月末~10月中旬頃に店頭で販売されている。また、日本で生産されたものは、10~11月頃収穫され、11~12月頃に店頭で販売されるようだ。2ヶ国で生産されているので、ゴールデンキウイは旬を長く楽しめ、1~3月くらいの時期を除き、店頭で購入することが可能だ。キウイが好きな人は旬の時期を知っておくといいだろう。

3. 甘くてジューシー?ゴールデンキウイの味や特徴

ゴールデンキウイの味や見ためについて紹介していく。

トロピカルな甘さが魅力

ゴールデンキウイは、グリーンキウイよりも酸味が少なく、ジューシーでトロピカルな甘みを感じられるのが特徴だ。糖質はグリーンキウイより少し多く、可食部100gに対して13.5gとなっている。

ゴールデンキウイの見ための特徴

ゴールデンキウイは、キウイ特有の産毛が少なく、俵型になっているのが特徴だ。キウイは手で包み込むように持ち、弾力が感じられるくらいが完熟していて食べごろといわれる。完熟しているキウイは半分に切ってスプーンですくいながら食べるのがおすすめだ。

結論

ゴールデンキウイは、酸味が少なくジューシーで甘い。魅力は甘さだけでなく、ビタミンCや食物繊維などが豊富に含まれており、生のまま食べられるのでまるごと摂取できるところにもある。ニュージーランドでの生産が多いが、国内生産もしているので、収穫時期が長く、ほぼ1年中購入することが可能だ。ゴールデンキウイを見かけたら、一度食べてみてほしい。
(参考文献)
※1
運営元:文部科学省
該当ページ名:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
URL:https://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=14171

※2
運営元:厚生労働省
該当ページ名:厚生労働省eJIM | ビタミンC | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト
URL:https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/09.html

※3
運営元:厚生労働省
該当ページ名:食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
URL:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html

運営元:ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社
URL:https://www.zespri.com/ja-JP/
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  • 公開日:

    2021年5月11日

  • 更新日:

    2021年5月14日

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