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キンパの作り方を紹介!アレンジアイデアやテクニックも詳しく解説!

キンパの作り方を紹介!アレンジアイデアやテクニックも詳しく解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年9月17日

近年、日本でも認知度が高くなっている韓国式のり巻きの「キンパ(キンパブ)」。日本ののり巻きとは異なりゴマ油で味付けしたご飯を使うのが特徴で、チーズキンパ・プルコギキンパ・サムギョプサルキンパなどのいろいろな具材を楽しめるのが魅力となっている。今回はそんなキンパの基本的な作り方、アレンジアイデア、キンパ作りに役立つテクニックなどを詳しく解説する。

  

1. キンパの基本的な作り方

キンパにはさまざまな種類があるが、まずは基本のキンパの作り方を確認しよう。基本のキンパに必要な食材は、牛肉・野菜類(キュウリ・ほうれん草・ニンジン)・卵・ご飯・焼きのり・砂糖・醤油・コチュジャン・ごま油などである。これらを用意したら以下の手順でキンパを作ってみよう。

キンパの下ごしらえ

  • 牛肉:細切りにして、砂糖・醤油・コチュジャンなどと一緒に炒める
  • ニンジン:細切りにして、鶏ガラスープの素や塩などと一緒に炒める
  • ほうれん草:下茹でして、鶏ガラスープの素や塩などで味付けする
  • 卵:卵焼きにして、細長く切り分ける(1/6程度の棒状に切り分ける)
  • ご飯:ごま油と塩を混ぜ合わせてから、粗熱を取っておく

キンパの作り方・手順

  • 巻き簾の上に焼きのり1枚を横長に乗せる
  • のりの上にご飯を乗せる(手前側を5mm、向こう側を2cmあける)
  • ご飯の真ん中に牛肉・ニンジン・ほうれん草・卵焼きなどを並べる
  • 巻き簾の手前側を持ち上げてから、手前から一回巻いて締める
  • 巻き簾で最後までキンパを巻いて、両手で締めながら形を調整する
  • 巻き簾を取り外してから、キンパを8等分に切り分ければ完成

2. キンパのアレンジアイデア5選

キンパには前述の「基本のキンパ」だけでなく、チーズキンパ・プルコギキンパ・サムギョプサルキンパ・ツナキンパなどさまざまな種類があり、キンパ専門店の中には20種類以上のキンパを用意しているお店もある。ここではキンパのアレンジアイデアを5種類紹介しておこう。

アレンジ1.チーズキンパ

チーズキンパは、ピザ用チーズを巻いたキンパである。基本のキンパと異なり、チーズキンパではご飯をコチュジャンやキムチなどで辛く味付けしているのがポイント。また、チーズをとろけさせるために、カットしてから電子レンジで30秒~2分程度加熱するのが特徴となっている。チーズキンパの作り方は以下で詳しく解説しているので、興味があるなら確認してみよう。

アレンジ2.ツナキンパ

ツナキンパは、ツナ(シーチキン)を巻いたキンパである。具材のツナには、「ツナとマヨネーズを和えたシンプルなもの」や「玉ねぎのみじん切りを加えたもの」などいくつか種類がある。また、ツナキンパを作る際は、大葉を一緒に使うことが多い。キンパの巻き方やご飯の作り方は基本のキンパと同じなので、使う具材を変えるだけで簡単にアレンジが可能となっている。

アレンジ3.魚肉ソーセージのキンパ

キンパの具材に魚肉ソーセージを使うことも多い。魚肉ソーセージと相性がいい具材はスライスチーズやレタスなどであり、これらを使えば「サラダ巻き」のようなマイルドな味わいのキンパを楽しめる。また、パンチのあるキンパを楽しみたいなら、魚肉ソーセージを焼肉のタレなどで炒めるのもおすすめだ。なお、魚肉ソーセージが太い場合は1/4サイズにカットしておくと巻きやすくなる。

アレンジ4.キムチキンパ

辛いキンパを楽しみたいならキムチを加えるのがおすすめ。キムチのキンパを作るときは、キムチの水気をしっかりと絞っておくのがポイントになる。また、キムチが酸っぱすぎる場合は、少しだけ砂糖を加えてみるとよい。キムチキンパと相性がいい食材にはカニかまや豚肉などがあり、豚肉を使う場合は豚キムチにしてから使うと「豚キムチキンパ」にアレンジすることができる。

アレンジ5.サムギョプサルキンパ

サムギョプサル(豚バラ焼肉)を使った豪快なキンパも美味しい。サムギョプサルは、1.5cm幅に切った豚バラ肉に下味を付けて、フライパンで両面をこんがりと焼けば作れる。その後、粗熱を取ってからサンチュやえごまの葉と一緒に巻くようにしよう。下味は塩・コショウ・ごま油が基本となっているが、醤油・みりんで和風な味付けにしても美味しく食べられる。

3. キンパ作りに役立つテクニック

キンパの作り方は前述のとおりだが、「家に巻き簾がなくて作れない」「作ったはいいが、キンパが上手に切れない」などの悩みもあるだろう。そこでこれらの悩みを解消するのに役立つテクニックを紹介しておこう。

テクニック1.食品用ラップで巻く

キンパを巻くときには巻き簾を使うのが一般的だが、家にない場合は「食品用ラップ」で代用することも可能だ。ラップで代用する場合も、基本的な巻き方は巻き簾を使うときと同じ。台の上に焼きのりよりも大きいサイズのラップを置き、その上に焼きのり・ご飯・具材の順番に乗せる。それからラップを巻き込まないように注意しながら、円筒状になるように巻けばキンパを作ることができる。

テクニック2.のりを二重にして巻く

キンパを巻くときに焼きのりが破れてしまう場合は、焼きのりを一部分だけ二重にするのがおすすめだ。やり方は、まず焼きのりを縦長に1/4サイズにカットする。それから、巻き簾に置いた焼きのりの上に、カットした焼きのりを斜め向きに置くだけだ。これで焼きのりが丈夫になるため、巻いたときにのりが破れにくくなる。

テクニック3.包丁にごま油を付ける

巻いたキンパを切るときは、少しだけ包丁にごま油を付けるのがおすすめだ。これにより包丁にご飯や焼きのりなどが付きにくくなり、キレイにカットできるようになる。なお、ごま油を使いたくない場合は、水で濡らした布巾で拭いてから切るという方法を試してみよう。

結論

キンパにはさまざまな種類があるが、基本のキンパは焼きのりの上にご飯・具材を乗せてから巻けば作ることができる。また、使う具材をチーズ、ツナ、魚肉ソーセージ、キムチ、サムギョプサルなどに変えれば、簡単にアレンジすることが可能だ。巻き簾があれば便利だが、なければ食品用ラップで代用することも可能なので、興味があればぜひお好みの具材を使ってキンパを作ってみよう。
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  • 公開日:

    2021年5月 9日

  • 更新日:

    2021年9月17日

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