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必須アミノ酸が多く含まれている食品やおすすめの組み合わせとは?

必須アミノ酸が多く含まれている食品やおすすめの組み合わせとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2021年5月23日

必須アミノ酸は筋肉作りにも欠かせない栄養素で、プロテインなどに配合されていることはよく知られているだろう。この必須アミノ酸は身体に必要といわれるが、なぜ食品からとらなくてはいけないのだろうか?ここでは必須アミノ酸が多く含まれている食品やおすすめの組み合わせも紹介しよう。

  
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1. 必須アミノ酸は食品からとらなきゃだめ?

人の身体を構成しているタンパク質は20種類のアミノ酸から作られている。アミノ酸は、体内で合成できないアミノ酸と、体内で合成できるアミノ酸の2つのパターンに分けられる。体内で合成できないアミノ酸は必須アミノ酸といわれ、合成できるアミノ酸は非必須アミノ酸と呼ばれる。
必須アミノ酸は、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン、リジン、ヒスチジン、バリン、ロイシン、イソロイシンの9種類だ。体内で合成されないため、食品から補わなくてはならない。必須アミノ酸はいろいろな動植物などに含まれており、身体で作ることができない分、肉や魚、果物、野菜などの食品から、しっかり取り入れなければならないのだ。

2. 必須アミノ酸を多く含む食品とは?

スレオニン

成長を促してくれる働きがある。多く含まれている食品は、クロマグロや豚ロースの赤身肉、鶏胸肉、凍り豆腐、プロセスチーズなど。

フェニルアラニン

チロシンからドーパミン、ノルアドレナリン、メラニンの材料になる。多く含まれている食品は、牛レバー、クロマグロ、鶏胸肉など。

メチオニン

カルニチンの生合成に関わる。多く含まれている食品は、クロマグロ、鶏胸肉、豚ロースの赤身肉、無調整豆乳など。

トリプトファン

体内でナイアシンに変換されたり、セロトニンの材料になる。多く含まれている食品は、牛・豚レバー、カツオ、鶏卵、プロセスチーズなど。

リジン

米や小麦などに少ない必須アミノ酸。多く含まれている食品は、カツオ、マアジ、凍り豆腐など。

ヒスチジン

体内での合成が比較的遅い必須アミノ酸。多く含まれている食品は、カツオ、クロマグロ、マイワシなど。

バリン

筋肉を作るのに大切な必須アミノ酸。多く含まれている食品は、クロマグロ、牛・豚レバー、プロセスチーズ、豆腐など。

ロイシン

子どもの成長に関わったり、大人の筋肉量の維持に重要な必須アミノ酸。多く含まれている食品は、カツオ、鶏胸肉、鶏卵など。

イソロイシン

タンパク質や筋肉の生合成に必要な必須アミノ酸。多く含まれている食品は、クロマグロ、豚ロースの赤身肉、鶏卵など。

3. 必須アミノ酸の含有量が多い食品をとればいい?

バランス

食品に含まれるタンパク質はそれぞれ違ったアミノ酸組成から作られており、種類もさまざまだ。卵、乳製品、魚、肉、大豆製品など、食材のバリエーションが豊富なメニューを普段の献立に入れるとよい。
たとえば、米に含まれているタンパク質は、必須アミノ酸のリジンが少なく、メチオニンが多い。それとは反対に、大豆タンパク質にはリジンが多く、メチオニンが少ない特徴がある。したがって、日本食特有のごはん・納豆などの米と大豆を一緒にとる食事は、栄養素を相互に補完し合っているといえる。

食べ合わせ

食事は炭水化物、タンパク質、脂質といった三大栄養素をバランスよくとることのほかにも、ビタミンやミネラルなども上手に組み合わせることが大切だ。たとえば、タンパク質の原料であるアミノ酸は、果物や野菜などに含まれているビタミンCと一緒にとることでコラーゲンの生合成を高める。また、鶏肉や青魚に多いビタミンB6はタンパク質の代謝にも関わり、エネルギー代謝が促される。
このように食事のバランスや食べ合わせも意識しよう。

4. 必須アミノ酸を効率よくとれる食品の組み合わせ

朝食は、トースト1枚にコーヒーなどの炭水化物がメインの食事になりがち。そのような場合は、アミノ酸スコアの数値が44と低い値になる。しかし、茹で卵をプラスしたり、ハムやチーズなどをトッピングすればアミノ酸スコアも100になる。
つまみではイカの刺身を食べる場合、イカをそのまま食べるとアミノ酸スコアは71である。しかし、納豆を添えればアミノ酸スコアは100にアップする。
タンパク質を上手に補うためには、アミノ酸スコアの高い食品を選ぶことも大切だが、アミノ酸スコアが低い食品でも、不足する必須アミノ酸をほかの食品で補うように食べ方を工夫できれば、アミノ酸スコアが改善される。

結論

忙しい時や時間がない時は食事が乱れがち。必須アミノ酸から合成されるタンパク質が不足すると、筋肉量が落ちやすくなってしまったり、肌や髪のトラブルが生じてしまうこともあるようだ。したがって、普段の食事では、できるだけ必須アミノ酸が多い食品を選びつつ、ほかの食品とバランスよく組み合わせて、献立を考えよう。
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  • 更新日:

    2021年5月23日

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