自家製【酢味噌】の作り方とは？簡単にできるアレンジも紹介

1. 簡単！基本の酢味噌の作り方

酢味噌の作り方は、調味料をただ混ぜ合わせるだけという非常にシンプルなものだ。基本の材料と配合の黄金比を覚えておこう。

酢味噌は、名前の通り酢と味噌を使用し、甘みを付けると美味しくなるため砂糖を加えて作る。味噌：酢：砂糖＝2：1：1の割合でよく混ぜ合わせれば、酢味噌の完成だ。簡単な作り方ですぐにできるため、使い切れる量をその都度作るとよい。

酢味噌に使用する味噌は、赤味噌や白味噌、合わせ味噌など好みのものでよい。味噌により味が異なるため、食べ比べて好みのものを見つけよう。また、味噌は塩分量が商品により異なる。黄金比を基準にしつつ、味見しながら比率は好みで調整しよう。

野菜などの食材にかけて食べたり、酢味噌和えにしたりすると美味しい。酢味噌和えの作り方は、好みの食材と酢味噌を和えるだけだ。酢味噌が薄まると美味しくないため、食材の水気を切ってから和える、作り置きせずに早めに食べきるのがポイントである。

酢味噌は甘みがありマイルドで美味しいが、大人の味が好みの場合はからしを加えて作る「からし酢味噌」もおすすめだ。基本の作り方でできた酢味噌に、練りからしを加えて作る。からしと相性のよい白味噌を使うと美味しい。からしが多いとほかの調味料の風味が消えてしまうため、入れ過ぎには気を付けよう。

基本の作り方の黄金比で作った酢味噌にからしを加えるだけでもよいが、からし酢味噌の作り方ではほかの調味料の量を調整するのがおすすめだ。からしの風味が引き立つよう砂糖をやや控えめにすると美味しい。味噌大さじ4、酢大さじ2～3、砂糖大さじ1～2、練りからし小さじ2を目安に、好みで調整しよう。

菜の花、ナス、オクラ、山菜、れんこん、イカ、タコ、エビ、鶏肉、こんにゃくなど淡泊な味の食材と合わせるのがおすすめだ。からし酢味噌の複雑な味がアクセントとなり、食がすすむ。

酢味噌はごまとの相性もバツグンだ。基本の作り方でできた酢味噌に、すりごまを加えて混ぜ合わせれば酢味噌ごまダレが簡単にできる。

基本の酢味噌の作り方に白すりごまを加えて混ぜ合わせる。配合の比率は、味噌：酢：砂糖：白ごま＝2：1：1：1を目安に好みで調整しよう。また、ごまの代わりに砕いたピーナッツなどを使用しても美味しい。

出汁や油を少量加えて白ごま入り酢味噌をのばせば、ドレッシングとして使うこともできる。好みの野菜にたっぷりかけて食べよう。

酢味噌にからしを加える作り方のほかにも、辛みのある酢味噌にアレンジする方法はある。唐辛子や豆板醤を使えば、ひと味違ったピリ辛酢味噌に簡単にアレンジできる。つまみやおかずにも使いやすい、食がすすむピリ辛酢味噌ダレの作り方を紹介しよう。

一味唐辛子や七味唐辛子をはじめ、豆板醤やコチュジャンなど好みのものを使う。基本の酢味噌の作り方に、辛味調味料を加えるだけでよい。辛みや塩気が強い場合は、砂糖を多めにするなど味見しながら調整しよう。

ピリ辛酢味噌ダレも、淡泊な味の食材と組み合わせると美味しい。とくに、冷奴にかける、キュウリと和えるという食べ方がおすすめだ。タコやはんぺんなど、旨みのある食材ともよく合う。

酢味噌は、家庭にある3つの調味料で簡単に作ることができる。また、からしやごま、唐辛子などを加えたアレンジも楽しめる。作り方は調味料をただ混ぜ合わせるだけでよいため、思い立ったときにぜひ作ってみてほしい。比率は黄金比を基準に好みで調整しながら、自分好みの酢味噌を気軽に手作りしよう。

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