1. たこの酢味噌和えの作り方

たこやいか、カニなどの魚介類と酢味噌の相性はバツグンだ。ぶつ切りにしたたこに酢味噌をつけて食べるだけでもよいが、わかめと一緒に酢味噌で和えるだけで手が込んだ風の一品ができる。
基本の材料
茹でだこ、わかめ(塩蔵もしくは乾燥)、味噌、酢、砂糖
酢味噌の作り方
味噌2:酢1:砂糖1の割合を目安にボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。味噌の塩分量は商品により異なるため、味見しながら割合を調整するとよい。
たことわかめを切る
わかめはあらかじめ水で戻しておく。茹でだこと水気を切ったわかめを、それぞれ食べやすい大きさに切る。たこのみで作っても美味しいが、わかめを入れることでより風味がよくなる。
酢味噌で和える
酢味噌を作ったボウルに切ったたことわかめを入れ、よく和える。器に盛り付けたら完成だ。
2. たこときゅうりの辛子酢味噌和え

酢味噌に辛子を加えると、ピリッとした辛みがたまらない大人の味になる。基本の酢味噌に練り辛子を加えて、たこときゅうりの辛子酢味噌和えを作ろう。
辛子酢味噌和えの作り方
味噌大さじ2、酢大さじ1、砂糖大さじ1で作る場合、練り辛子は小さじ1が目安となる。味見をしながらちょうどよい辛さに調整しよう。基本の作り方と同様に、ボウルでよく混ぜ合わせる。
きゅうりは塩もみで水気を切る
水分の多いきゅうりを和え物に使う場合は、塩もみをして水気を切るとよい。まず輪切りにしてから塩をふり、2分ほど経ったら軽く手でもんで水気を切ってから使おう。
たこは削ぎ切りがおすすめ
薄切りのきゅうりと和えるため、たこは5mm~1cmほどの削ぎ切りにするとなじみがよくなる。
食べる直前に和える
きゅうりは塩もみをしても、時間が経つと水分が出てくる。そのため、辛子酢味噌で和えたらすぐに食べないと味が薄まってしまう。水分の多い野菜を使う場合は作り置きせず、食べる直前に和えるのがポイントだ。
3. たことブロッコリーのごま酢味噌和え

酢味噌にすりごまを加えると、ごまの風味が豊かでマイルドな酢味噌になる。たこと一緒に和えたいおすすめの食材は、ブロッコリーだ。ごまとの相性がよいブロッコリーを使って彩りもキレイな酢味噌和えを作ろう。
ごま酢味噌の作り方
白ごまをすってから酢味噌に加えると香りが立つ。大きめのすり鉢なら、ごまをすったところに酢味噌の材料を加えてすり混ぜるとよい。
ブロッコリーはレンジで加熱
お湯を沸かして茹でる方法もあるが、洗って小房に分けたブロッコリーを電子レンジで加熱すれば、簡単に火を通すことができる。加熱時間は量によって異なるが、150g当たり600Wで3分が目安となる。たこは一口大に切っておこう。
さらにアレンジもできる
たことブロッコリーをごま酢味噌で和え、器に盛り付ければ完成だ。ごま酢味噌にはマヨネーズ、橙やレモンなどの柑橘類の果汁を加えても美味しい。
4. たことトマトの酢味噌マリネ

酢味噌との相性が意外にもよいのが、トマトである。とくに甘みが少ないトマトは、酢味噌で和えてマリネ風にすると美味しいのだ。たこともよく合うトマトを、ぜひ酢味噌和えに使ってみてほしい。
たことトマトは乱切りに
マリネ風にするなら、食べごたえのある大きさがおすすめだ。また、トマトは細かく切り過ぎないほうが水分も出にくい。たこもトマトも大きめの乱切りにしておこう。
酢味噌ははちみつで作ると美味しい
基本の作り方と同様に、味噌、酢、砂糖で作ってもよいが、砂糖の代わりにはちみつを使用するとまろやかになりトマトにもよく合う。酢味噌ができたら、たことトマトを加えてよく和えよう。
トマトの水分でほどよくなじむ
酢味噌和えにトマトを使うときゅうりのように水気が多くなりがちだが、トマトの水分には酸味や甘みがあるため、淡泊な野菜と異なり酢味噌の味が薄まりにくい。トマトの水分により酢味噌がほどよく柔らかくなるため、マリネ仕立てにするにはちょうどよい。
盛り付けは彩りよく
好みでオリーブの実などを加えてもよい。酢味噌和えを器に盛り付け、小ねぎやパセリを散らして彩りよく仕上げよう。
結論
たこで作る酢味噌和えは、合わせる食材や酢味噌に加える調味料を変えるだけで、バリエーションをいくらでも広げることができる。また、多くの場合火を使わずに作れるため、もう一品ほしいというときにもおすすめだ。茹でだこの食べ方の一つとしても、ぜひ覚えておきたい。
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