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紅生姜の保存方法や保存期間とは?おすすめの容器も紹介!

紅生姜の保存方法や保存期間とは?おすすめの容器も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年6月17日

紅生姜はある程度まとまった量で販売されていることも多く、余ったものの保存に困ることがあるかもしれない。そこで本記事では、紅生姜の保存方法や保存期間、注意点などについて説明していく。紅生姜には長持ちしやすいイメージがあるが、それが本当か確かめていただければ幸いだ。

  

1. 紅生姜の保存方法と保存期間:冷蔵庫

まずは、紅生姜を冷蔵保存する場合の方法や注意点を見ていこう。

汁ごと保存する

紅生姜はスライス状、千切り、まるごとなどさまざまな状態がある。共通しているのは、空気に触れさせないようにし、汁も一緒に容器に入れ、冷蔵庫に入れることだ。空気に触れると酸化しやすくなり、劣化が早まってしまう。そのため、密閉容器などに入れて空気を抜くのがおすすめだ。
また、紅生姜の汁には保存を長くする作用のある梅酢などの成分が含まれる。さらに紅生姜は乾燥に弱いため、なるべく避けたい。これらの理由で、なるべく汁ごと保存するのが望ましい。

保存期間

冷蔵した場合の紅生姜の保存期間は、状態や環境により異なる。梅酢を使って自作したものなら、1年程度もつとされる。しかし、たとえば市販の紅生姜の中には、未開封の状態で半年程度、開封後は約1週間というものもある。したがって、ばらつきが大きいと認識しておくと確実だ。紅生姜は長持ちしやすい食品ではあるものの、なるべく早く食べきるのがおすすめだ。

細かく切ると長持ちしにくい?

なお、紅生姜はまるごとの形に近いもののほうが長持ちしやすいともいわれる。これは、細かく切ると表面積が増え、空気に触れやすくなるからだと考えられる。したがって、とくに千切りの紅生姜は空気になるべく触れさせないよう、しっかり密封して保存したい。

2. 紅生姜の保存方法と保存期間:冷凍庫

紅生姜は冷凍保存することも可能だ。方法や注意点を見ていこう。

冷凍保存の方法

冷凍保存の場合は、汁を一緒に保存する必要はない。一度に使う分ごとに小分けにし、空気に触れさせないようにフリーザーバッグなどに入れ、冷凍庫に入れればよい。空気に触れると霜が付き、劣化を早める原因となるため注意しよう。保存期間は状態により変わるため、はっきりとはいえないが、冷蔵保存よりは長く保存できる。

食感が変わりやすい

紅生姜を冷凍保存すれば長持ちするものの、食感が変わりやすいことに注意しよう。冷凍すると水分が抜けやすく、シャキシャキの食感が失われるのだ。また、風味も抜けてしまうことが多い。そのため、よほど長期保存をするのではない限りは、冷蔵保存するほうが美味しく食べられる。

解凍方法に注意

解凍の際も気を付けないと、紅生姜の風味や食感を損ねやすい。レンジなどで急速に加熱すると、水分が抜けてしまうのだ。紅生姜を解凍する際は、冷蔵庫で時間をかけて解凍する、急ぐ場合でも容器の上から流水解凍をするなど、ゆるやかに解凍するように心がけよう。

3. 紅生姜におすすめの保存容器

紅生姜を保存する際には、適切な容器に入れる必要がある。おすすめをいくつか見ていこう。

ジッパー付きバッグ

手軽でおすすめなのは、ジッパー付きのビニールバッグだ。紅生姜を入れてから、押さえれば簡単に空気を抜ける。そのままジッパーを閉じ、冷蔵庫に保存すればよい。また、耐冷のものなら冷凍保存も可能だ。かさばらず、安く手に入りやすいこともあり、使いやすく保管もしやすい。とくに紅生姜が少量の場合は、ジッパー付きバッグを使えば間違いない。

空気を抜ける密閉容器

紅生姜を大量に保存したい場合は、コンテナ型の密閉容器もおすすめだ。しかし、密閉するといってもある程度の空気が入ってしまう。そこで、弁を使って空気を抜ける機能があるものなら申し分ない。真空に近い状態を作れるため、紅生姜に触れる空気を最小限に抑えられる。
ジッパー付きバッグでは対応できないほどの量であれば、これらのコンテナ型密閉容器も試してみてはどうだろうか。

4. 紅生姜は保存料がたっぷりで身体に悪い?

紅生姜は美味しいが、身体に悪いという説もある。本当なのか、見ていこう。

紅生姜は身体に悪いのか?

市販の紅生姜には、保存料や着色料が含まれている場合がある。天然由来の成分であることも多いが、一部のものには人工的に作られた成分が使われている。それらの中には、摂り過ぎると身体に有害なものがある。しかし、食品に使われる保存料や着色料には量や使い方の規制が定められており、基準の範囲内であればリスクは低いといえる(※)。そのため、食べ過ぎない限りは問題はないという見方もできる。また、市販の紅生姜には保存料や人工着色料を不使用のものも多いため、添加物が気になる場合は不使用のものを選べばよいだろう。
ただし、紅生姜には塩分が多い。保存料や着色料の話を抜きにしても、食べ過ぎには気を付けよう。

紅生姜は保存料なしでも長持ちしやすい

紅生姜は、保存のききやすい食品だ。市販の製品で保存料が使われていないものでも、それなりに長く保存できる。この理由として、生姜自体に含まれる成分に殺菌作用があることが考えられる。また、漬け汁にも塩や酢などの保存性を高める成分が含まれる。そのため、賞味期限の表記や保存方法を守っている限りは、安心して美味しく食べられるといえる。

結論

紅生姜を簡単に保存するなら、汁ごとジッパー付きバッグや密閉容器に入れ、冷蔵保存するのがおすすめだ。長く保存したいなら冷凍保存もアリだが、食感が変わりやすい分注意が必要となる。保存料が入っていないものでも長持ちしやすいため、保存方法や賞味期限などの表記を守りつつ、長く美味しく食べていただきたい。
(参考文献)
※ 厚生労働省「食品 添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号) 第2 添加物(平成29年11月30日現在)より F.使用量」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000186616.pdf
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  • 更新日:

    2021年6月17日

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