スペシャリテとは？意味やレストラン＆スペシャリティコーヒーまで

スペシャリテと聞いてもいったい何のことかわからない。レストランに出かける際にも、スペシャリテがわかっていると食事がより楽しくなるだろう。スペシャリテの意味や注文をするメリットなどを紹介しよう。

よく聞くスペシャリテという言葉を、英語やイタリア語だと思っている人もいる。実はスペシャリテはフランス語だ。英語で表現するならスペシャリティだ。あまり英語で表現されることはないので、スペシャリテでOKだろう。

それでは意味について説明しよう。スペシャリテとはシェフが自慢するほど得意とする料理のこと。おすすめ料理という意味があるフランス語なのだ。老舗レストランなどでは受け継がれてきた伝統の味などがスペシャリテとされていることもある。

スペシャリテを注文することは、その店のシェフの思いを感じられることにある。こだわりを理解して食べる料理は格別だ。

それでは実際にスペシャリテはどんなレストランで食べられるのか。そのスペシャリテの内容も知っておきたい。ここでは有名な料理、デザートのスペシャリテを食べられるレストランやその特徴を紹介しよう。

五反田にある一軒家の名店で、オーナーシェフ田辺年男のスペシャリテが楽しめるレストラン。南仏をイメージした店内でいただけるのが「磯魚のスープ ニース風」が人気で、素材を活かすことにこだわるシェフの料理を堪能したい。

店主・中村直行氏の修業時代のよき思い出が詰まっているスペシャリテが食べられるのが、六本木にあるオシャレなレストラン。レモンの酸っぱさがきいていてクリーミーさがあふれるパスタで、鴨の挽肉がたくさん入っているのが魅力だ。

名前からも、スペシャリテであることがわかるケーキをいただけるのが、青梅にあるこの店。レンガ造りの外観がかわいらしい。店のよさが全部詰まっているケーキ「スペシャリテ」は、名前通り店の一押し商品。ふんだんに使った旬の果物が魅力で、飾り部分は日替わりだ。

洋風の店内にのれんなどを飾るなど、和モダンの雰囲気を堪能できる店。この店のスペシャリテはショートケーキだ。砂糖はきび砂糖を使い、人形町という場所柄らしく和テイストを盛り込んでいるのが特徴だ。

スペシャリテは料理やデザートだけではない。実はコーヒーにも使うのだ。スペシャリテのコーヒーとはいったい何なのか。ここではスペシャリテのコーヒーの説明や通販でおすすめのコーヒーを紹介したい。

料理やデザートではスペシャリテというが、コーヒーの場合はスペシャリティコーヒーという。日本スペシャリティコーヒー協会によると（※1）、スペシャリティコーヒーとは、手持ちカップのコーヒーが満足のいく美味しさであることや、酸味などの特徴がさわやかであることや印象的な風味、そして甘さでコーヒー感が消えていくことなどが挙げられる。また収穫や栽培の管理、選別や生産処理までを生産国で適切にされていることも条件だ。

コーヒー好きなら一度は試してみたいスペシャリティコーヒーは、通販で購入できる。もし興味があればぜひ購入してみたい。

味わいやブレンドなど、好みのスペシャリティコーヒーを選べる通販ショップ。原産はインドネシアやエチオピアなど、コーヒー通なら飲みたい品がズラリと並んでいる。

品種の違いを楽しみたい人や、スペシャリティコーヒーを初めて飲むという人にはぴったりの店。数多くのスペシャリティコーヒーを用意しているのでおすすめだ。

ここではスペシャリテとは何かを中心に、スペシャリテを食べられるレストランやスペシャリティコーヒーの定義などをまとめた。スペシャリテやスペシャリティコーヒーは通販でも取り寄せすることができるので、自宅にいながら本格的な味わいを楽しめるだろう。

（参考文献）
※1出典：一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会「スペシャルティコーヒーの定義 « SCAJについて | 一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会」
http://scaj.org/about/specialty-coffee