1. アイナメのおすすめ料理方法
海に囲まれている日本では魚料理のバリエーションが多い。当然ながらアイナメも、さまざまな調理方法で楽しむことができる。ここでは、アイナメにおすすめの料理方法を紹介する。
新鮮なら生で!
鮮度のよいアイナメを手に入れられたら、ぜひ生で食べてほしい。旬のアイナメは脂がのっており、そのままでも旨みと甘みをしっかりと堪能できる。また、生魚特有のプリプリ食感を楽しむことができる。
シンプルに焼くだけでも美味しい!
生魚が苦手なら、アイナメを加熱して食べよう。焼く、揚げる、煮るなど魚料理にはいろいろな種類があって迷ってしまうが、余計な味付けせずにアイナメを味わいたいなら焼き魚がおすすめだ。表面はカリッと、中はふっくらと焼けたアイナメはそのままでも十分に美味しい。味付けを工夫すれば、焼き魚でもオシャレな洋食にアレンジすることもできる。
煮ても揚げても美味しい!
少し手間をかけて煮たり揚げたりするのもおすすめだ。煮ると身に調味料がしっかりとしみ込むため、魚特有の生臭さを気にせずに食べることができる。また、揚げ調理はほかの調理と比べて大変なイメージがあるが、サクッとした食感の衣と柔らかい身の食感の違いを楽しむことができる。揚げ物だと特別感が出るため、アイナメを贅沢に食べたいときにはおすすめの調理方法だ。
2. 和風:アイナメのおすすめ料理
魚料理と聞くと、やはり食べ慣れた和風の魚料理を思い浮かべるだろう。ここでは、ごはんのおかずにぴったりのアイナメ料理を紹介する。
贅沢に刺身で食べる
獲れたてのアイナメを贅沢に食べたいなら刺身がおすすめだ。アイナメの刺身はスーパーに並ぶことがあまりないため、アイナメの刺身を食べたいなら自分で捌かなくてはならない。アイナメは比較的小さい魚であるため捌きやすいが、小骨が多いため骨抜きを使って取り除かなくてはならないのが難点だ。細かい作業だが、丁寧にやることで刺身の美味しさが段違いになる。
香ばしい香りが堪らない!アイナメの蒲焼き
アイナメは塩焼きでも十分美味しいが、醤油とみりん、酒、砂糖を混ぜ合わせて作った甘辛ダレと組み合わせれば、ごはんがすすむ一品になる。口に入れた瞬間は甘辛い味付けが印象的だが、素朴なアイナメの味わいもしっかりと堪能できる。甘辛ダレをしっかりと煮詰めてからアイナメに塗るのが美味しく作るポイントだ。
野菜もたっぷり摂れる!アイナメの野菜あんかけ
揚げたアイナメに野菜あんかけをかけた一品だ。野菜もたっぷり食べることができるため、野菜が不足しがちなときにもおすすめだ。アイナメは3枚おろしにし、小骨を抜いてから揚げる。もし、小骨よりも小さい骨が気になるのであれば骨切り(皮のみを残して身と骨を切ること)をしよう。アイナメに片栗粉をつけて170~180℃の油できつね色になるまで揚げる。玉ねぎや人参、椎茸などで作ったあんをかければ完成だ。仕上げに三つ葉を散らせば彩りもキレイだ。
3. 洋風:アイナメのおすすめ料理
アイナメをオシャレな魚料理にしたい場合は、洋風アレンジに挑戦してみよう。洋風というと手間がかかるイメージだが、シンプルな魚料理も多い。ここでは、アイナメにおすすめの洋風アレンジを紹介する。
生ならカルパッチョで!
アイナメを生で食べるとなると刺身のイメージが強いが、ほかの魚介や生野菜と一緒に皿に盛り付けてドレッシングをかければ簡単にオシャレなカルパッチョに変身する。専用のドレッシングがなくても、レモン汁とオリーブオイル、塩、こしょうを混ぜ合わせれば簡単に作れる。サラダ感覚でアイナメを食べたいときにおすすめの料理だ。
バターがポイント!アイナメのムニエル
ムニエルとは魚に小麦粉をまぶし、バターで焼く料理だ。下味としてアイナメに塩とこしょうを使う以外には調味料を使わないため、アイナメの味わいをしっかりと楽しめる一品だ。味付けはシンプルだが、バターの塩気と香りがアイナメとよく合い、上品な味わいを楽しめる。
インパクトばっちり!アクアパッツァ
アイナメの洋風料理というと切り身を使うことが多い。しかし、アクアパッツァはアイナメを丸々1匹使うため、見た目もインパクトもすごい。当然ながらアイナメの鱗や内臓、えらはあらかじめ取り除いておかなくてはならないが、切り身にする必要がないため下処理は簡単だ。アイナメを軽く焼いたらしめじやトマトなどの具材を入れ、水と白ワインで蒸し焼きにする。スープにアイナメの旨みがしみ込んでいるため、ぜひスープも残さず堪能してほしい。
結論
アイナメは鮮度がよければ生でも食べることができる。定番の刺身やオシャレなカルパッチョにして食べればプリプリ食感が楽しめる。また、焼いたり煮たりして食べるのもおすすめだ。シンプルに塩焼きにしても美味しいが、蒲焼きにしたりムニエルにしたりするとまた違った魅力を発見できる。アイナメはいろいろな料理と相性がよいため、いままで作ったことのない料理の主役に抜擢するのもおすすめだ。
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