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希少なじゃがいも【インカのめざめ】の特徴と美味しい食べ方

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月14日

日本で生産されているじゃがいもの約8割が、北海道でつくられている。どこの県よりもじゃがいもが身近な北海道民ですら食べる機会の少ない、希少品種が「インカのめざめ」だ。一体どんな種類のじゃがいもなのだろうか。

1. インカのめざめの特徴

インカのめざめは、南米アンデスのじゃがいもを日本向けに改良した品種だ。大規模栽培に適さないため、希少価値が高い。見た目は卵形で、黄褐色の皮、黄色の果肉をしている。また、糖度が高く、栗やさつまいものような濃厚な味わいが、ほかにはない魅力である。芽が出やすい品種であるため、長期保存に向いていないというのも特徴だ。

2. インカのめざめにおすすめの調理法

粉質と粘質

インカのめざめは、「粉質」と「粘質」のどちらも持ち合わせたじゃがいもなので、どんな料理でも美味しく調理できる。
というのも、じゃがいもは、でん粉が多い「粉質(こなしつ)」と、でん粉が少ない「粘質(ねんしつ)」に分けられるのだ。

特徴を活かした調理法

粉質のじゃがいもは、ほくほくした食感が魅力なので、コロッケ、ポテトサラダなどに向いている反面、煮物などじゃがいもを煮込む料理には向いていない。
一方、粘質のじゃがいもは、煮崩れしにくい性質をもっているので、カレーやおでんなど煮込み料理に向いている。反対に、ポテトサラダや粉ふきいもなどの食感を楽しむ料理には向いていない。

インカのめざめは、両性質の良いとこどりなのだ。
甘みが強いので、濃い味付けよりは、素材そのものを活かしたシンプルな味付けがよいだろう。

3. インカのめざめの保存方法

インカのめざめは先述のように、芽が出やすい品種のため、長期保存に向いていない。冷蔵庫の野菜室で保存をすると糖度が増すため、甘みを強くしたい場合は冷蔵庫での保存をおすすめする。
また、インカのめざめの保存場所に、りんごを置いておくのもよいだろう。りんごに含まれるエチレンには、じゃがいもの発芽を抑えてくれる働きがあるとされる。何より、貴重なインカのめざめの美味しさを損なう前に、購入後は早めに消費していただきたい。

4. インカのめざめの美味しい食べ方

インカのめざめは、男爵いもをはじめとする一般的なじゃがいもと比較すると、甘みとコクが段違いに強いといわれている。
じゃがいも本来の味を楽しむのであれば、バターやマヨネーズなどをかけたシンプルな食べ方がよいだろう。煮崩れしにくい品種なので、肉じゃがやカレーなどの煮込み料理もおすすめだ。
ここで、インカのめざめ特有の甘さを引き立てるレシピを2つ紹介しよう。

【クリームシチュー】

  • インカのめざめ、玉ねぎ、にんじん、鶏もも肉を食べやすい大きさにカットする。
  • 水と固形コンソメを入れた鍋に1を加え、中火で10~15分煮込む。
  • 牛乳、塩、胡椒を入れて味を調える。
  • レンジでバターを溶かし、小麦粉を加え、よく混ぜる。
  • 火を止めて4を入れたら、全体をしっかり混ぜる。
  • 再び火をつけて、弱火で5分ほど煮込んだら完成。

【いももち】

  • 多めの水を入れた鍋に皮をむいたインカのめざめを入れ、火にかける。
  • 火が通ったら水を捨て、熱々のうちにインカのめざめをつぶす。
  • 粗熱がとれたら片栗粉を加えてよく混ぜて、丸型に成形する。
  • たれを作る。鍋に醤油、みりん、砂糖、水を入れ煮立たせる。火を止めたら水溶き片栗粉を加え、再び火にかける。
  • 多めの油で、成形したいももちを焼く。両面に焦げ目がついたら、たれをかけて完成。

結論

インカのめざめは、ほかのじゃがいもよりも生産量が少ないため、希少価値が高い。スイーツにも使えるほどの濃厚な甘さとコクは、一度食べたら忘れることはできないだろう。じゃがいも好きには、ぜひともその味を堪能していただきたいものだ。
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