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インカのめざめとは?希少ジャガイモの特徴や絶品レシピを丸ごと解説!

インカのめざめとは?希少ジャガイモの特徴や絶品レシピを丸ごと解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年7月26日

幻のジャガイモとして、近年注目を集めている「インカのめざめ」。幻と呼ばれている理由は、近年は少しずつ生産量が増えているものの、まだまだ入手が難しいことが関係している。しかし、その味は非常に優れており、強い甘みと滑らかな舌触りを楽しめるという。今回はそんなインカのめざめの特徴やレシピなどを詳しく解説する。また、インカのめざめの主な入手方法も紹介する。

  

1. インカのめざめとは?

インカのめざめ(インカの目覚め)とは、1988年に北海道農業試験場にて誕生し、2002年に品種登録されたジャガイモの一種である。日本のような長日条件でも栽培できるよう、南米アンデス地域で栽培されている小粒で食味が優れている「S. phureja」とアメリカ品種の「Katahdin」を交配して作られた。 見た目はやや小粒だが、味や食感は非常に優れているため高値で取引されている。

インカのめざめの名前の由来

インカのめざめは、ジャガイモの起源地である「インカ帝国」と新しさを意味する「めざめ」から命名されたという。また、インカ系統のジャガイモにはこの「インカのめざめ」のほかに、インカのめざめより収穫量が優れている「インカのひとみ」、インカのめざめから偶然発生した「インカルージュ」などの種類がある。ネット通販ではこれら3種類がセットになって売られていることも多い。

インカのめざめの主な産地と旬

農林水産省の資料によれば(※1)、2017年(平成29年)時点のインカのめざめの作付面積は日本全国で238.0haとなっている。また、特に盛んに栽培しているのは北海道(217.6ha)であり、幕別町豊岡地区などはインカのめざめの産地として知られている。インカのめざめは一般的に春に種を撒き、9~11月頃に収穫を迎える。また、ネット通販では翌年5月頃まで販売していることがある。

2. インカのめざめの特徴や魅力を紹介!

「幻のジャガイモ」「幻の品種」といわれることもあるインカのめざめ。その特徴や魅力には、味や食感が優れていること、大量生産には向かないこと、さまざまなジャガイモ料理と相性がいいことなどがある。ここではそんなインカのめざめの特徴や魅力について詳しく紹介しておこう。

特徴1.甘みが強くて舌触りが滑らか

インカのめざめは、男爵イモをはじめとする一般的なジャガイモと比較すると、甘みとコクが強いといわれている。糖度で比べてみると一般的なジャガイモは4~5度程度であるのに対し、インカのめざめは6~8度程度になるという。また、肉質は細かく、舌触りは滑らかで食べやすさがある。個人差はあるが、インカのめざめを「栗のよう」「サツマイモのよう」と評価する人もいるという。

特徴2.小ぶりで大量生産には向かない

インカのめざめは、一般的なジャガイモに比べると非常に小さいのが特徴だ。個体にもよるが男爵イモは120g程度、メークインは150g程度あるが、インカのめざめは50g程度である。そのため、かなり小ぶりといえる。また、小ぶりであるため通常の農業機械では取りこぼしが出るため、手作業で収穫を行う必要があるそうだ。このこともインカのめざめの流通量が少ない要因の一つとなっている。

特徴3.さまざまな料理と相性がいい

ジャガイモはデンプンが多い「粉質(こなしつ)」とデンプンが少ない「粘質(ねんしつ)」に分けられるが、インカのめざめはデンプンのバランスがよいため「やや粉質で、やや粘質」という特性を持っている。そのため、ホクホク感と煮崩れのしにくさの両方を兼ね備えている。食味が優れているだけでなく使い勝手もいいため、煮込み料理や揚げ物などさまざまなジャガイモ料理に使える。

3. インカのめざめを使ったおすすめレシピ~週末レシピより~

インカのめざめは、煮込み料理・煮物・揚げ物・炒め物・サラダなどさまざまな料理に使うことができる。ここでは特にインカのめざめと相性バツグンのものをオリひと内の「週末レシピ」からピックアップして紹介する。気になるレシピがあれば、ぜひ作り方ページで詳しく確認してみよう。

レシピ1.「待つだけ」の簡単肉じゃが

具材:インカのめざめ、人参、玉ねぎ、牛肉、しらたき、醤油、みりん、だし、絹さや

インカのめざめは、煮込み料理である「肉じゃが」にしても美味しい。作り方は、まず皮を剥いたインカのめざめを鍋でしっかりと炒める。それから人参・玉ねぎ・牛肉などの具材を炒めて、醤油・みりんなどの調味料を投入。あとはだし汁としらたきを加えて15~20分程度煮込めば完成だ。
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レシピ2.電子レンジで作るポテトサラダ

具材:インカのめざめ、人参、きゅうり、ロースハム、マヨネーズ、牛乳、塩・こしょう

インカのめざめのホクホク感を活かして「ポテトサラダ」を作るのもおすすめだ。作り方は、皮を剥いて小さくカットしたインカのめざめと人参を電子レンジで加熱。それから粗熱を取ったインカのめざめを潰して、ほかの食材・調味料とあわせるだけだ。シンプルだがインカのめざめの味を楽しめる。
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レシピ3.インカのめざめ100%フライドポテト

具材:インカのめざめ、塩、揚げ油

インカのめざめだけを使って、「自家製フライドポテト」に挑戦するのもよい。作り方は、まず水洗いしたインカのめざめを下茹でしておく。それからフォークなどで潰したポテトを丸く形成し、170℃程度の油でカラっと揚げれば完成だ。インカのめざめ本来の味・香りが楽しめる一品である。
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4. インカのめざめの正しい保存方法

インカのめざめは、ほかのジャガイモよりも芽が出やすいといわれている。そのため、購入後はできる限り早く食べるほうがよい。また、インカのめざめを保存する場合は、冷蔵庫の野菜室などで保存するのがおすすめ。5℃程度の低温で保存すると甘みが増して美味しくなるといわれている。

インカのめざめの冷蔵保存のやり方

インカのめざめを冷蔵保存する場合は、まず変色や乾燥から守るために新聞紙などで包むようにしよう。それから冷蔵庫の野菜室に入れて保管するとよい。また、ジャガイモを保存するときには、リンゴも一緒に保管するのがよいとされている。リンゴから出る「エチレン」にはジャガイモの発芽を遅らせる作用があるため(※2)、インカのめざめを通常より長期間保存できるようになる。

5. インカのめざめのおすすめ入手方法

インカのめざめは生産量が少ないジャガイモではあるが、9月以降の旬の時期であれば一般的なスーパーや八百屋などでも販売されることがある。また近くで見つからない場合はネット通販やふるさと納税などを使うのもおすすめだ。ここではそんなインカのめざめの入手方法を詳しく解説する。

入手方法1.ネット通販

インカのめざめは、Amazonや楽天市場のようなECモールでも販売されている。また、農家などが運営しているオンラインショップでも購入が可能だ。オンラインショップによっては先行予約などに対応しており、インカのめざめの収穫が始まったら発送してくれるお店もある。取扱店舗によって産地や値段、数量などが異なるので、気になる商品を探してみるとよいだろう。

入手方法2.ふるさと納税

インカのめざめは、ふるさと納税の返礼品としても入手できる。例えば、ふるさと納税代行サービスには「ふるなび」「ふるさとチョイス」「さとふる」などがあるが、これらのサービスを見てみると寄付金額1万円前後で5~20kg程度のインカのめざめを入手できることが多い。寄付金額はやや高めだが、産地などは選べるので、興味があるなら確認してみるのもよさそうだ。

結論

生産量が少ないことから、「幻のジャガイモ」「幻の品種」などといわれることが多い「インカのめざめ」。旬の時期であれば一般的なスーパーや八百屋などでも見かけることがあるが、確実に手に入れたいならネット通販やふるさと納税などを利用するのがおすすめだ。美味しいインカのめざめを手に入れて、肉じゃが・ポテトサラダ・フライドポテトなどのレシピに挑戦してみよう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2019年7月14日

  • 更新日:

    2021年7月26日

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