目次
1. 「常温で1カ月」冷暗所でリンゴと一緒に

ジャガイモは、一般的に常温でも長持ちする根菜だ。けれども直接日光に当てるのはNG。光に当てると発芽する原因となり、芽や緑色の皮には、有毒物質のソラニンが含まれるので注意したい。
購入後は新聞紙でくるむか、紙袋などに入れ、すぐに風通しの良い冷暗所へ。発芽を防ぐエチレンガスを出す、リンゴと一緒に置いておくとベターだ。
購入後は新聞紙でくるむか、紙袋などに入れ、すぐに風通しの良い冷暗所へ。発芽を防ぐエチレンガスを出す、リンゴと一緒に置いておくとベターだ。
2. 「冷蔵なら半年ほど」新聞紙で包み野菜室へ

暑さや湿度に弱いジャガイモは、夏場や湿気の多い梅雨どきなどの常温保存は不向き。冷蔵庫の野菜室で保存しよう。その際、ホクホク感が失われる場合もあるので、冷やし過ぎにはくれぐれも注意したい。新聞紙などで1個ずつくるみ、ポリ袋などに入れてから冷蔵しよう。
3. 「加熱後なら冷凍で1カ月」皮ごと茹でてマッシュポテトに

生のまま冷凍すると、解凍時に水分が出て食感が悪くなるジャガイモ。だが、加熱すれば、冷凍後もホクホクの味わいを楽しめる。
加熱する際は、皮つきのまま蒸したり茹でたりすれば、ビタミン類の流出を防げるのでオススメだ。これをマッシュポテトにしてから小分けにして、平たくしてからラップに包んで冷凍しても良い。冷蔵庫へ移しての自然解凍や電子レンジでの解凍後に、ポテトサラダやコロッケ、ポタージュスープに利用できる。
加熱する際は、皮つきのまま蒸したり茹でたりすれば、ビタミン類の流出を防げるのでオススメだ。これをマッシュポテトにしてから小分けにして、平たくしてからラップに包んで冷凍しても良い。冷蔵庫へ移しての自然解凍や電子レンジでの解凍後に、ポテトサラダやコロッケ、ポタージュスープに利用できる。
4. 「干せば常温で約1カ月」そのまま素揚げや煮物に

このほか、皮をむきスライスしてから干すという方法もある。干すことにより水分が蒸発し、ビタミンDが増えるなど栄養が凝縮。旨味も増すので、ぜひ一度チャレンジしてみてほしい。電子レンジ、オーブン、天日など干し方は様々あるが、電子レンジなら3分程度。オーブンなら低温で20分~30分かけてじっくりと。天日ならば、晴天の日にザルなどに並べて、1日~2日乾燥させよう。
ドライされたジャガイモは、そのまま揚げたり、スープや味噌汁の具材として使ったりしても美味。水で戻して水気を切って、肉じゃがなどの煮物に調理しても美味しい。
ドライされたジャガイモは、そのまま揚げたり、スープや味噌汁の具材として使ったりしても美味。水で戻して水気を切って、肉じゃがなどの煮物に調理しても美味しい。
結論
北海道などでは、雪の中に保存して越冬させ、甘さをいっそう引き出す熟成方法もあるジャガイモ。自宅での熟成は難しいかもしれないが、上手に保存すれば、いつでも貴重なビタミン源になってくれるはず。最近は種類も豊富になってきているので、それぞれの味の特徴を活かし上手に保存して、料理の幅をぐっと広げよう。