1. 本場台湾風のビーフン炒めの作り方

台湾のビーフン
台湾では、ビーフンは非常にポピュラーな存在。屋台にも多く店があり、とくに新竹や埔里はビーフンの名産地としても知られる存在。台湾ではビーフンは、その名も「米粉」と書く。水につけた米をろ過。取り出したデンプンだけで作られているのが本物だ。コーンスターチが入っていない100%米粉のビーフンはやや価格も高いが、美味しさは格別だ。
本場台湾のポピュラーなビーフン
台湾で広く食べられているのが「炒米粉」という名前のビーフン炒めだ。具材は干し椎茸や干しエビ、人参やネギなどの野菜といたってシンプル。ニンニクやオニオンチップが効いている店も少なくない。どれもとっても素朴で、食べやすく、リーズナブルなので、台湾を訪れる機会があれば、ぜひ食べてみてもらいたいメニューのひとつだ。
こってり味の台湾ビーフン
台湾でポピュラーなビーフンは、優しい味わい。ちょっと物足りないという人には、オイスターソースや五香粉で台湾名物ルーロー飯風に味付けをしたビーフン炒めがおすすめ。まずは戻した干し椎茸と干しエビをみじん切りにしたものとネギ、豚ひき肉を炒めて肉そぼろを作る。酒とオイスターソース、五香粉で味付けして、椎茸とエビの戻し汁と水を加え、ビーフンを投入。汁を吸わせながら炒め合わせれば完成だ。肉そぼろは取り出しておいて、最後にトッピングしてもいい。刻んだネギやパクチーを加えてもいいだろう。
2. 卵やもやしでアレンジ!いろいろなビーフン炒め

一度は食べたい名店「ビーフン東」
本格的な台湾ビーフンが楽しめる店として知られているのが、新橋にある「ビーフン東」である。シンプルで優しい味わいはファンが多く、数十年通い詰めているといった人も。ビーフンは、五目やカニたま、鶏肉など、バリエーションがあり、焼きと汁を選ぶことができる。本格的な店で食べて、アレンジを広げるのもおすすめだ。
卵ともやしで旨安ビーフン
ビーフンは、米粉が原料なので、非常にシンプルで日本人にとっては食べやすい味わい。合わせる素材の許容も広く、いつもの食材や残り食材で作ることができる。なかでもオリひとの一押しは、安くて旨い!卵ともやしのビーフン炒め。作り方は2パターン。ひとつはニラ玉風に卵ともやしを炒めたものにビーフンを合わせるもの。もうひとつはもやしとビーフンを炒めて、ふんわり、丸く焼き上げた卵焼きをあとのせするもの。どちらも干しエビを入れてしっかり炒めると本場の味わいになる。味の決め手は鶏ガラスープを活用すると楽。または、市販の味がついている即席焼きビーフンを使うのもありだ。
ひき肉とニラでスタミナビーフン
ニンニクやしょうがのみじん切りを使用した、スタミナ満点のビーフンは育ち盛りの子どもにもぴったり。作り方はこってり味の台湾ビーフンとほぼ同じ。干し椎茸や干しエビを加えずに、より簡単に作ってもいいだろう。食べながら酢をかけたり、豆板醤をプラスしたり、味変するのもおすすめだ。
3. スチコンで作るビーフン炒め

スチコンとは
スチコンとは、スチームコンベクションオーブンのこと。スチームやファンを搭載しているので、オーブン機能だけでなく、幅広い加熱調理が可能。蒸し物、炒め物や揚げ物などもでき、非常に高機能。もともとは、業務用として広く活用されてきた。その家庭版が、いま注目を集めているのだ。
スチコンで作るメリット
スチコンでビーフン炒めを作る最大のメリットは、油が少なくて済むという点。よりカロリー抑えめのビーフン炒めを作ることができる。さらに、洗い物が少なくて済む点も嬉しい。
スチコンで作るビーフン炒め
スチコンによって、作り方に違いがあるので、さまざまなレシピを検証するのがおすすめ。最も簡単な作り方は、調味液を作り、ビーフン、肉、野菜の順番に重ねて、加熱するもの。ほおっておけばできるので、忙しい日にも最適だ。
結論
ビーフン炒めは、台湾の屋台飯のひとつ。日本でいうところの焼きビーフンと同様だが、干し椎茸や干しエビで旨味を加えている点が特徴だ。その分、味付けはシンプルにしているところも多い。米が原料なので、アレンジ力も高く、毎日の食卓に活躍してくれるビーフン炒め。スチコンでよりあっさり仕上げるのもおすすめだ。
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