1. 広島・宮島名物のあなごめしとは

あなごめしは世界遺産の嚴島神社がある広島県の宮島を訪れるときに、味わいたい名物グルメのひとつだ。最初にあなごめしのルーツと特徴を紹介しよう。
あなごめしのルーツ
全国から観光客が多く訪れる宮島には、古くからあなごどんぶりというご当地で親しまれている料理があった。江戸時代の芸藩通志(げいはんつうし)には、宮島近海のあなごの美味しさが記載されている。もともとは1897年に、いまの山陽本線の宮島口駅ができ、間もなくあなごめしの名店といわれる「あなごめし うえの」の創業者・上野他人吉(たにきち)氏が駅弁販売を開始したのが始まりだ。あなごどんぶりにオリジナルの工夫を加えた駅弁のあなごめしが好評で全国に広まり、参道に看板が並ぶようになった。
あなごめしの特徴
ごはんの上にのるあなごは、それぞれの店の秘伝ダレで焼き上げた蒲焼きが多いが、煮あなごでふっくらと仕上げる店舗もある。先述したようにごはんもあなごの出汁で炊く味付きのものもあれば、白米の場合もあり、店ごとにいろいろな味を楽しめるのが特徴だ。
2. 美味しいあなごめしの作り方

あなごめしは広島駅の駅弁売り場でも購入できる。ここでは市販のあなごの蒲焼きを使う、あなごめしの作り方や美味しくするコツを紹介しよう。
あなごめしの作り方
まずあなごの蒲焼きの作り方を解説する。あなごをバットに入れて酒をまわしかけ、ラップをかけて冷蔵庫で10分ほどおき、キッチンペーパーで水気を拭く。ボウルに酒、しょうゆ、砂糖、みりんを鍋に入れて混ぜ、タレを作る。フライパンを中火に熱してサラダ油をひき、あなごの皮目を下にしておき、両面に焼き色がつくまで8分ほど焼く。タレを加えて中火で5分ほど煮込み、全体に味がなじんで中まで火が通れば蒲焼きの完成だ。
次に米を水洗いしてザルにあげ、炊飯器に入れて蒲焼きのタレと酒を加え、水量まで出汁を足してスイッチを入れる。ごはんが炊き上がったら、頭を切り落として食べやすい大きさにカットしたあなごの蒲焼きをのせ、炊飯器のふたの水滴を拭き、ふたを閉じて10~15分ほど蒸らす。最後に茶碗によそい、刻み海苔をのせればあなごめしの完成だ。好みで粉山椒をかけて食べても美味しい。あなごの蒲焼きを細切りにしてごはんに混ぜれば、おにぎりとして食べることもできる。あなごをグリルで少し焦げ目が付くまで焼くと、香りが出てより美味しく味わえる。
次に米を水洗いしてザルにあげ、炊飯器に入れて蒲焼きのタレと酒を加え、水量まで出汁を足してスイッチを入れる。ごはんが炊き上がったら、頭を切り落として食べやすい大きさにカットしたあなごの蒲焼きをのせ、炊飯器のふたの水滴を拭き、ふたを閉じて10~15分ほど蒸らす。最後に茶碗によそい、刻み海苔をのせればあなごめしの完成だ。好みで粉山椒をかけて食べても美味しい。あなごの蒲焼きを細切りにしてごはんに混ぜれば、おにぎりとして食べることもできる。あなごをグリルで少し焦げ目が付くまで焼くと、香りが出てより美味しく味わえる。
3. お土産にもおすすめ!あなごめしの駅弁

最後におすすめのあなごめしの駅弁を紹介しよう。
うえの「あなごめし」
うえののあなごめしは炊きたての味飯と焼きたての穴子が、経木の折箱に詰められている。特徴は冷めていくにつれ、味がはっきりとして美味しくなるという。あなごめしに限らず料理はできたてが美味しそうなイメージをもちがちだが、このあなごめしは冷めてから旨さが際立つようだ。折箱を包む駅弁の包み紙が12種類用意されており、選べる楽しさも魅力のひとつといえるだろう。
広島駅弁当「夫婦あなごめし」
夫婦あなごめしは、ごはんの上に2本並ぶ、あなごが仲のよい夫婦を表現するような駅弁だ。ふたを開けると箱からはみ出さんばかりの大きなあなごが目に飛び込むほど、インパクトがある。特徴は秘伝ダレでじっくりと煮詰められた、あなごがふっくらとやわらかなところだ。タレの甘みがしみ込むごはんとの相性がよく、風味豊かな駅弁に仕上がっている。
いな忠「あなごめし」
いな忠のあなごめしの特徴は、あなご出汁で炊かれた甘辛なごはんの上に、天然あなごの身がたっぷりとのっているところだ。しば漬けやたくあんがトッピングされているのも特徴のひとつで、タレは甘さがあり、しょうゆの味が強めである。あなごの表面がパリッと香ばしく焼かれており、引き締まった感じで美味しい。
結論
広島県・宮島の名物料理であるあなごめしのルーツや特徴、作り方、購入可能な駅弁を紹介した。店舗によっては秘伝ダレで焼き上げた蒲焼きあなごもあれば、煮あなごをのせたものもある。あなごめしと一言でいっても、いろいろな味わいを楽しめるのが魅力だ。
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