1. にんじんの肉巻きの作り方と切り方のコツ

にんじんの肉巻きはボリュームがあって美味しいが、焼くときや切る際に形が崩れてしまうことがある。ここでは、キレイに美味しく仕上げるためのコツをいくつか紹介しよう。
形を崩さないコツ
にんじんの肉巻きの形を崩さずに作るには、焼いている最中に肉が剥がれないようにする必要がある。とくに形の崩れやすい豚こま肉などを使う場合は、巻いたあとにギュッと握るようにしてから片栗粉をまぶして焼くとよい。焼くときは巻き終わりから焼き、全体に火を通そう。片栗粉をまぶすとタレを加えた際、ほどよいとろみがついてしっかり絡む。
切り方のコツ
にんじんの肉巻きは切るときに崩れやすいのも難点だ。にんじんの仕上がりが硬いと切ったときに形が崩れやすいため、火の通りやすい千切りにするとよい。太めにカットしたいときは、あらかじめ電子レンジなどで加熱して柔らかくしておくとよいだろう。
美味しく仕上げるコツ
肉を焼くときにサラダ油ではなくごま油を使うと、コクがアップする。また、表面を焼いたあとにフタをして蒸し焼きにすると中心までしっかり火が通る。味付けを濃いめにすれば、野菜が苦手な子どもでも美味しく食べられるだろう。
2. レンジで簡単ににんじんの肉巻きを作る方法

にんじんの肉巻きはボリュームがあって美味しいが、フライパンで焼いて作るのは少し面倒だ。そんなときは、電子レンジを使って作るとよい。電子レンジで作る場合は基本の作り方と同じように、にんじんを肉で巻いて仕上げる。にんじんは火が通りやすいように細めの千切りにし、塩コショウをした豚肉でギュッと巻いていく。巻き終わったら全体に片栗粉を軽くまぶし、耐熱皿に並べて酒をふりかけてからふんわりとラップをかけよう。
電子レンジで火が通るまで加熱し、ポン酢など好みのタレをかければ完成。みりんや酒を使ったタレをかけたい場合は、別の深めのさらにタレの材料を入れて電子レンジで加熱しておくとよい。にんじんを太めにカットして巻きたいときは、先ににんじんだけを電子レンジで加熱していくと柔らかく仕上がる。あらかじめ柔らかくしたにんじんを肉で巻き、再度電子レンジで加熱して仕上げよう。
3. にんじんの肉巻きのおすすめアレンジ

にんじんの肉巻きはにんじんだけでシンプルに作っても美味しいが、ほかの具材を加えたり味付けをアレンジするのもおすすめだ。
じゃがいもとチーズ入り肉巻き
にんじんと同じ太さの千切りにしたじゃがいもと、とけにくいプロセスチーズやモッツアレラチーズを巻いた肉巻きはボリュームのある一品に仕上がる。じゃがいもやチーズを入れるなら、味付けは醤油を使った甘辛いタレがおすすめだ。
いんげんとにんじんの肉巻き
にんじんと一緒に下茹でしたいんげんを巻けば、彩りのよい肉巻きが作れる。鮮やかなオレンジと緑色が食欲をそそり、弁当のおかずにもピッタリな一品だ。いんげんのほか、オクラやアスパラなどでも美味しく作れる。
きのこ入り肉巻き
舞茸やえのき、しめじなどのきのこを加えると旨みのある肉巻きに仕上がる。きのこのプリプリとした食感がよいアクセントになり、にんじんだけの肉巻きとはまた違った美味しさが楽しめるだろう。味付けはさっぱりとしたポン酢や、塩コショウなどシンプルなものがおすすめだ。
結論
にんじんの肉巻きはとても美味しいおかずだが、作るのは少し大変だ。そんなときは、電子レンジを使えば手軽に美味しい肉巻きが作れる。また、具材や味付けを変えればいろいろな味の肉巻きが楽しめるだろう。ぜひ、試してみてはいかがだろうか。
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