このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
幕ノ内弁当について詳しくなろう!由来から弁当の特徴までを紹介!

幕ノ内弁当について詳しくなろう!由来から弁当の特徴までを紹介!

投稿者:ライター 管理栄養士 戸田綾子(とだあやこ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2021年6月 6日

幕ノ内弁当という名前を知っている人は、多くいることだろう。では、幕ノ内弁当になじみがあり食べたことがある人は、幕ノ内弁当の名前の由来を知っているだろうか。ポピュラーな弁当のわりには、由来を知らないという人がわりと多いことだろう。ここでは幕ノ内弁当の名前の由来から始まり、実際に多く使われている具材についても紹介していくので、これを機にぜひ知ってもらいたい。

  
この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 幕ノ内弁当の名前の由来とは?

幕ノ内弁当として一般的に売られ始めたのは、江戸時代の後期からとされていて、その名前の由来にはさまざまな説がある。芝居興行のときに、役者達や裏方スタッフが「幕の内」と呼ばれるいわゆる舞台裏で食べていた弁当がはじまりである。それを観客も食べるようになり、芝居の幕と幕の間の休憩時間に食べることから幕の内弁当と呼ばれるようになったそうだ。
この説が有力とされているが、芳町の万久(まく)という店が売り出した、小さな握り飯に付け合わせを添えた弁当が由来という説もある。また、戦国時代に戦陣の幕の内で食べられていた弁当であるという説も挙げられる。さまざまな説があるが、幕ノ内弁当が庶民の娯楽に繋がっていたことは確かなようである。

2. 幕ノ内弁当とは?どんな具材が入っている?

幕ノ内弁当とは、俵型の握り飯と複数のおかずを詰め合わせた弁当のことであり、最も一般的な弁当であるといえる。全体的に彩りよく詰め合わせた幕ノ内弁当は、弁当といえば幕ノ内といってもいいほど日本全国で老若男女に根強い人気を誇っている。見た目の彩りに加えて少しずつさまざまな食材を味わえる幕ノ内弁当は、美味しいうえにヘルシーであり時代の変化に合わせて愛され続けている。おかずは店によってさまざまな違いがあり、それぞれ独自の工夫を凝らした料理を詰めているようだ。これらの具材について以下に解説していく。
俵型の握り飯は、白飯にゴマをかけるのが基本である。俵型になるように型押しされている場合がほとんどであり、昨今では型押しなしの場合も多くある。型押しのものでは白米に梅干しをのせてゴマを散らしたオーソドックスなものから、炊き込みごはんや錦糸卵をのせたもの、肉料理をのせたものまで多種多様である。季節によって変えている店もあるようなので、ぜひ自分好みの幕ノ内弁当に出会いたいものだ。
おかずとしては、卵焼き、かまぼこ、焼き魚、揚げ物、煮物、漬物、佃煮などが挙げられる。ほかにもさまざまな具材が入っていることが多く、ハンバーグ、からあげ、エビフライなどの洋風のものやシュウマイなどが入っていることもある。かつては魚料理がメインであったが、肉料理も取り入れることで子ども達にとっても食べやすい弁当になりつつあるだろう。大きな特徴として、汁気が少ない料理が使われている場合が多い。

3. 幕ノ内弁当と松花堂弁当の違いとは?

冠婚葬祭や格式のある席などで出されることの多い松花堂弁当。幕ノ内弁当と松花堂弁当の違いを知る前に、松花堂弁当について説明していこう。

松花堂弁当とは

松花堂弁当とは四角形の箱を十字に区切った「松花堂」という弁当箱を使用して料理を盛り込んだ弁当になり、略式の会席料理に用いられていることも多い。松花堂は縁高い箱とされていて、かぶせぶたがあるという特徴をもっている。起源としては江戸時代初期頃の松花堂昭乗僧侶が使用していた箱が始まりとされている。その箱に料理人が料理を盛り込んだことがきっかけとなり、茶会から広まり評判を呼び、松花堂弁当として人気を高めていったとされている。松花堂の仕切りの中には、刺身、煮物、焼物、ごはんなどが彩りよく上品に盛り付けられている。

幕ノ内弁当と松花堂弁当の違い

仕切りのある入れ物にごはんとさまざまなおかずを組み合わせて盛り付けるところは似ているが、幕ノ内弁当と松花堂弁当は異なるものである。幕ノ内弁当は庶民が手軽に食べることができるという印象があることに対して、松花堂弁当はワンランク上の懐石料理の流れを汲んでいる弁当といえるだろう。幕ノ内弁当は上記でも紹介したとおり、芝居と芝居の間の休憩時間にあたる幕間に食べられるように作られていて、武家の儀礼的な食事とされる本膳料理の流れを汲んでいる。素早く食べられるようにと、俵型の握り飯にしたり汁気が少ないおかずがメインとなっている。一方、懐石料理の流れを汲んでいる松花堂弁当は、ごはんやお吸い物といった温かいまま食べられるものが多く使われている。

結論

本記事では、幕ノ内弁当について詳しく紹介してきた。普段からなにげなく食べていた幕ノ内弁当のことを、知ってもらうためのよいきっかけとなったことだろう。少し似ている松花堂弁当との違いも理解してもらえたら幸いである。
この記事をCheck!
  • 更新日:

    2021年6月 6日

ランキングランキング

    ページトップへ ページトップへ