2021年7月14日1. 数の子のカロリーはどのくらい？
魚卵といえばカロリーが高いイメージがあるが、ニシンの魚卵である数の子のカロリーはどのくらいなのだろうか？数の子のカロリーを知れば、罪悪感なく数の子が食べられることだろう。
数の子のカロリーはどのくらい？
数の子のカロリーは100gあたり89kcalほどだ。数の子は1本あたり10g前後なので、1本あたりのカロリーは9kcalほどである。思っていたよりもカロリーが低くビックリした人もいるだろう。
2. 数の子の糖質やコレステロールは？カロリー以外の栄養素について
魚卵である数の子は、糖質やコレステロールも気になるだろう。カロリー以外にどのような栄養素が含まれるのかも紹介しよう。
糖質やコレステロールはどのくらい？
文部科学省の日本食品標準成分表（※1）によると数の子の気になる糖質は100gあたり0.5gだ。また、魚卵類はどうしてもコレステロールが高いと思われているが、実は数の子には悪玉を減らして善玉の働きを助けるEPAが豊富に含まれている。つまりコレステロールの中でも善玉なEPAを含む数の子を食べることで、動脈硬化の予防や血圧低下、血中コレステロールの低下などを抑える効果が期待でき、血液をサラサラにしてくれるのだ。数の子は、ほかの魚卵とは違いさまざまな健康効果が期待できる食材になっている。
数の子の気になる糖質は100gあたり0.5gだ。魚卵である数の子を食べる際に、気になるのがコレステロールだ。数の子に含まれているコレステロールは100gあたり230mgだ。しかし数の子に含まれている栄養素であるEPAには、血中コレステロールを低下させる効果もあるといわれているので、コレステロールが気になっている人でも、食べやすい食材といえるだろう。
数の子に含まれている栄養素
数の子に含まれている三大栄養素の中でも注目なのが、脂質だ。数の子に含まれている脂質はEPAやDHAを豊富に含んでいる。数の子に含まれるEPAやDHAは、サンマやマグロと比べても多いのだ。
3. 数の子とほかの魚卵のカロリー比較
数の子のカロリーをほかの魚卵と比べることで、数の子のおそるべしカロリーの秘密がわかることだろう。気になるカロリーを比較してみよう。
数の子のカロリーを比較しよう
数の子のカロリーは100gあたり89kcalほどだ。同じ魚卵の中でもカロリーが高いイメージがあるいくらは、100gあたり272kcalほどとなっている。さらにたらこは100gあたり140kcalほどだ。比較してみると、数の子のカロリーがほかと比べてかなり低カロリーなことがわかるだろう。つまり魚卵の中でも数の子は低カロリーなので、カロリーが気になる人でも食べやすいといえる。
数の子を食べる際の注意点
数の子はカロリーが低いので、たくさん食べても安心だと思う人もいると思うが、食べ過ぎには注意してもらいたい。その理由は、数の子に含まれる塩分だ。数の子は塩漬けにされているものも多く、多くの塩分が含まれている。この塩分は過剰に摂取してしまうと高血圧の原因になってしまう。数の子は塩抜きしてから食べることが多いが、それでも醤油などで味付けをしてしまうと塩分が含まれてしまうので、食べ過ぎて塩分の摂りすぎにならないように注意したい。
数の子はカロリー制限中でも味わえる
数の子はカロリーが低く、栄養が豊富な食材である。体重制限中にも適した栄養素であるEPAも含んでいるので、選びやすい食材だといえるだろう。
結論
数の子はカロリーが低いので、罪悪感が少なく食べられる食材だといえるだろう。数の子は、EPAやDHAを豊富に含んでいるので、さまざまな健康効果も期待できる。いままで数の子をおせちでしか味わってこなかった人は、これを機会に普段の食生活にも数の子を取り入れてみてもらいたい。
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