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数の子入り松前漬けの魅力を解説!松前漬けは自宅で作れる

数の子入り松前漬けの魅力を解説!松前漬けは自宅で作れる

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年3月25日

松前漬けとは、数の子やスルメイカや昆布を細切りしたものを醤油などで味付けした北海道の郷土料理だ。ごはんのおともや酒の肴としてもぴったりで、保存もできることから重宝されている。今回は、そんな数の子入りの松前漬けの魅力や作り方を紹介しよう。

  

1. 数の子入り松前漬けはおせち料理にぴったり!

松前漬けは、乾燥させたスルメイカや昆布、人参などを醤油やみりんなどで漬け込んだ北海道の郷土料理だ。そんな松前漬けには数の子が入っていることもあり、おせち料理として使われることもある。

松前漬けの歴史

松前漬けは、その名の通り松前藩が発祥といわれている。松前藩は、戦国時代に徳川家康から安堵状が与えられて、蝦夷地(現在の北海道)の領地権を得たのだ。そんな北海道の地では江戸時代後期から明治時代にかけて多くのニシンが漁獲され、ニシンの卵である数の子の使い方として数の子を使った松前漬けが誕生した。現在では、ニシンの漁獲量が減ってしまい松前漬けに使われる数の子の量も減ってしまっているが、もともとは数の子入りの松前漬けは、大量の数の子の食べ方の1つとして広まったのだ。

数の子入り松前漬けがおせち料理に使われる理由

松前漬けは、北海道の冬の保存食でもあった。さらに数の子はお正月のおせち料理には欠かせない食材でもある。そのため、数の子入りの松前漬けはおせち料理としても使われるようになったのだ。さらに近年では、数の子は貴重な食材として高値がつけられることも多く、おせちに入れる食材として、数の子入りの松前漬けを入れるほうがリーズナブルにできるというのも人気の理由だ。さらに日持ちもするためおせちにはぴったりの料理ということで、おせちの定番になりつつある。

2. 数の子入り松前漬けの作り方

数の子入りの松前漬けはスーパーなどで購入している人も多いと思うが、実は自宅でも簡単に作ることができるのだ。今回は数の子入りの松前漬けの作り方を紹介しよう。

材料

数の子入りの松前漬け作りに必要な材料は、数の子、スルメイカ、刻み昆布、人参、酒、みりん、薄口醤油、赤唐辛子だ。数の子は塩抜きし、スルメは細めに切り、人参は皮をむき細切りにしておく。

作り方

スルメ、人参、昆布をザルに入れて熱湯をかけ、水気を拭き取っておく。小鍋に酒、みりん、薄口醤油、赤唐辛子を入れて沸騰させて粗熱を取る。ボウルに調味料と昆布を入れて10分ほど置く。そこに、下処理した数の子を食べやすくカットしたものとスルメや人参を入れて保存袋に入れて密閉しておく。あとは冷蔵庫で一晩寝かせれば完成だ。

どのくらい日持ちする?

松前漬けは、冷蔵庫で1週間から10日ほど日持ちする。それ以上日持ちさせたい場合は、冷凍保存するのがおすすめだ。冷凍するとだいたい2ヶ月程保存することができるだろう。

3. 通販で人気!数の子松前漬け

数の子入りの美味しい松前漬けを手軽に楽しみたい人は、通販で購入するのもいいだろう。通販で人気の数の子松前漬けを紹介しよう。

釜庄「数の子松前漬け」

水産庁長官賞を受賞した数の子入りの松前漬けで、数の子がたっぷり入っているのが魅力だ。数の子入りの松前漬けといっても数の子の量が少ない場合が多いが、この松前漬けは数の子をしっかりと感じられる。

網走水産「数の子松前漬」

松前漬けの発祥の地でもある本場北海道の数の子松前漬けを楽しみたい場合は、網走水産の松前漬けがおすすめだ。数の子のコリコリ感、スルメと昆布の旨みを存分に楽しめるとあって北海道のお土産としても人気になっている。

結論

数の子入りの松前漬けは、数の子の食感と松前漬けのトロトロ感を同時に楽しめる。数の子が入っていることで、おせち料理としても人気がある。自宅で数の子入りの松前漬けを作るのは大変そうに思うが、材料さえ揃えれば漬けておくだけで完成するので、手軽に作ることができる。ぜひ自家製の松前漬けを作ってみてもらいたい。
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  • 更新日:

    2021年3月25日

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