1. 大阪名物の紅生姜の串カツはまずい?

紅生姜の串カツは、大阪の名物といえる食べ物だ。しかし、まずいという声もあるようだ。実際のところどうなのか、確認してみよう。
味の特徴
紅生姜の串カツは、その名の通り、紅生姜に衣をつけて揚げた料理だ。紅生姜のピリッとした辛みと、サクサクした食感の組み合わせが特徴だ。辛みや酸味があるため、意外とあっさりした味わいになっている。酒によく合うほか、油の多い肉などが苦手な人でも食べやすい味だ。
また、串カツ専門店の「串カツ田中」の調査によると、紅生姜の串カツは人気のメニューとなっている。これらのことから、紅生姜の串カツは決してまずくはなく、むしろ美味しく人気のある料理だといえる。
食べにくさは慣れていないから?
紅生姜の串カツは美味しいが、特徴が強く、初めて食べる際は面食らうかもしれない。したがって、慣れないうちは美味しさを感じにくいかもしれない。まずいという声は、単に食べ慣れていないから、という理由もあるだろう。ほかにも好みの問題などがあるかもしれないが、好きな人も少なからずいるため、まずいと決めつけるのはもったいない。
2. 串カツ用の紅生姜の選び方

紅生姜の串カツは自宅でも作れるが、串カツに向いた紅生姜がある。具体的にどんなものか、見ていこう。
薄く大きくスライスされたもの
紅生姜の串カツは、1枚ずつ串に刺して揚げることになる。そのため、まず千切りのものは向かない。スライスされたものを使おう。また、サクサクの食感を楽しむためには、衣がたくさん付くものがよい。したがって、1枚が大きいものがおすすめだ。また、紅生姜の味を主張させ過ぎたくないなら、薄めのものがよい。以上をまとめると、薄く大きくスライスされた紅生姜がおすすめだといえる。自作した紅生姜を使う場合は、漬ける前の段階で大きくスライスしておくのがよい。
赤みが強いもの
紅生姜の串カツは、見た目の鮮やかさも重要だ。赤が濃いと彩りがよく、目でも楽しめる。したがって、市販の紅生姜を買うなら、色が濃いものを選ぶのがおすすめだ。ただし、色鮮やかな紅生姜には人工の着色料などが使われている場合もある。それを選ぶかどうかは各自で判断しよう。自作の紅生姜を使う場合、色についてはある程度妥協するしかないだろう。
3. 美味しい紅生姜の串カツの作り方

紅生姜を選んだら、次は串カツの作り方を見ていこう。簡単なので、ぜひ試しに作っていただきたい。
衣を付けて揚げるだけ
基本的な作り方は、ほかの串カツを揚げる場合と同じだ。紅生姜のスライスを串に刺す。1枚を波状に曲げて2ヶ所以上を刺すと、回転しにくく安定する。そこに小麦粉、卵、パン粉を付けて、油で揚げるだけだ。紅生姜自体の味が十分あるが、さらにソースを付けても美味しい。ソースは自作してもよいし、市販のとんかつソースやウスターソースなどを使ってもよい。
ほかの具材と組み合わせても美味しい
紅生姜のさっぱりした味は、ほかの具材とも相性バツグンだ。串ごとに具材を分けてもよいが、同じ串にまとめてもよい。たとえば豚バラ肉と組み合わせて油っこさを和らげる、ミニトマトと組み合わせてあっさり串カツにする、などの方法がある。好みに合わせて調整しよう。
なお、紅生姜はそのままでも食べられるため、組み合わせる具材や衣への火の通り具合を優先して考えよう。
4. 紅生姜の串カツのカロリー

紅生姜の串カツは美味しいが、気になるのがカロリーだ。具体的にどのくらいなのか、見ていこう。
カロリーは高くない
紅生姜の串カツのカロリーは、紅生姜の大きさや衣の付け方によって大きく変わりうる。おおまかな目安として、1本あたり約60kcalだといえる。豚バラ肉の場合は1本あたり約180kcalであることから、紅生姜は比較的低カロリーだといえる。しかし、ほかの野菜の串カツには30kcal台のものもあると考えると、一概に低カロリーだとはいえない。そのため、念のため注意したい。
食べ過ぎには注意
紅生姜の串カツが高カロリーではないとはいえ、食べ過ぎには要注意だ。たとえば、美味しいからと5本食べると、それだけで約300kcalとなってしまう。野菜を使っているかとついたくさん食べがちだが、あくまで揚げ物だということを忘れないよう気をつけたい。
結論
紅生姜の串カツは味に特徴があり、好みが分かれるものの、美味しく人気のある料理だといえる。美味しく作るには紅生姜の選び方にこだわりが必要だが、調理自体は簡単で、美味しく食べられる。食べ過ぎには注意しつつ、気軽に味わってみてはどうだろうか。
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