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山盛りになったひつまぶしの写真

【ひつまぶしの出汁】白だし簡単レシピからプロ級に美味しい作り方まで

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2023年8月28日

ふと食べたくなるのがひつまぶしだ。だが出汁をどう作ればよいのかなど、ためらってしまう要素も多い。本稿ではご家庭で簡単に作れるひつまぶしの出汁のレシピを紹介するとともに、まるでプロのような仕上がりになるレシピも紹介しよう。あとは、スーパーで売られているうなぎの蒲焼きとご飯さえあればご家庭でも本格的なひつまぶしを楽しめるはずだ。

  

1. 白だしで簡単に!ひつまぶしの出汁の作り方

お店で食べるひつまぶしのセットの写真
ひつまぶしの出汁はご家庭でも手軽に作れるのをご存じだろうか?じっくり手間をかけて作る出汁も美味しいが、まずは簡単な出汁の作り方から紹介していこう。

材料

  • 白だし50ml程度
  • お湯350ml程度
  • 酒適量(お好みで)
  • 粉山椒、青ねぎ、わさび、白ごま、刻みのり各適量
  • うなぎ(付属のタレも)、ご飯
以上を用意しよう。鰹節で出汁を取る場合と違って、調味料自体に塩分が含まれているため、塩や醤油などは必要ない。

作り方・食べ方

  • うなぎの蒲焼きを1cmにカットしておく
  • 鍋に白だしとお湯、お好みで酒を加えて煮立てる
  • ご飯の上にうなぎをのせてタレをかける
  • 1杯目はそのまま、2杯目は青ねぎやわさびを、3杯目に出汁をかけて白ごまや刻みのりをかけていただく
以上だ。この方法を知っておくとご家庭でひつまぶしを作る・食べるハードルも下がるはずなので、ぜひ覚えておこう。

昆布茶を出汁に使うともっと簡単!直接かけるだけ

昆布茶をひつまぶしの出汁にする方法もある。この場合は昆布茶をそのままひつまぶしにかけるだけなのでとにかく手軽だ。しかしながら昆布の風味が、より一層ひつまぶしの味を豊かにしてくれる。手軽さの割には本格的でもあるので、ぜひ試してみていただきたい。

2. まるでプロの味!ひつまぶしの出汁の本格的な作り方

お茶碗によそられたひつまぶしの写真
鰹節や昆布から丁寧に出汁を取ることで、プロが作ったような美味しいお茶漬けが完成する。時間がかかるわけでもないので、ぜひ本格的な出汁の取り方も覚えておこう。出汁は好みのもので構わないが、ここでは旨みの強い鰹と昆布の合わせ出汁を作る方法を紹介する。

材料

合わせ出汁の材料は鰹節と昆布、水(軟水)。調味料として塩と醤油も準備しておこう。

作り方

鍋に水と昆布を入れて30分以上おく。時間が経ったら鍋を火にかけ、沸騰する手前の60〜80℃で火を止めて昆布を取り出す。高温で一気に加熱すると臭みが出るので、弱火から中火の間くらいの火加減でゆっくり加熱するのがポイントだ。
昆布を取り出したら、もう一度鍋を火にかけて沸騰させて火を止める。鰹節を加えて2分おき、ガーゼを敷いたざるで出汁をこす。これで合わせ出汁の完成だ。鍋に鰹節を加えたまま放置しすぎると雑味が出るので注意。
ひつまぶし茶漬けにする場合は、合わせ出汁を鍋に入れて少量の塩・醤油で味を調えれば完成だ。

3. ひつまぶしは出汁とお茶どちらが美味しい?

カツオや昆布などいろいろな出汁の写真
ひつまぶしをお茶漬けとして食べる場合、多くの店では出汁が出てくるが、中にはお茶が出てくる店もある。出汁とお茶、どちらが美味しいのか気になる方もいるはずだ。好みなので一概にはいえないが、それぞれによさがある。

出汁のよさ

出汁のよさはうなぎの臭みを消してくれるところにある。鰹や昆布の旨みが凝縮された出汁を使うことで、風味豊かな味わい深いお茶漬けになる。万人が好む味付けで食べたい方にはとくにおすすめだ。

お茶のよさ

お茶のよさはひつまぶしの味がさっぱりするところにある。コッテリ味が苦手な方には、ぜひお茶をおすすめしたい。このときのお茶は緑茶がおすすめだ。甘みが強い玉露を使うと、より香り豊かで奥深い味わいになる。

出汁茶をかける方法もある

茶葉と塩を入れた急須に、煮立てた出汁を加えて作る出汁茶。これをひつまぶしのお茶漬けにかけるという方法もある。出汁とお茶、どちらをひつまぶしにかけるか迷ったときには、この食べ方を試してみてもいいかもしれない。

4. 市販のひつまぶしの出汁おすすめ3選

粉末状のひつまぶしの出汁のイメージ写真
ひつまぶしの出汁は市販もされており、それぞれに美味しさがある。おすすめを3つ紹介しよう。

茅乃舎「名古屋限定 茅乃舎かさねだし」

名古屋で昔から親しまれている、むろあじ節をもとに作られた出汁。枯れさば節とうるめいわし節、宗田かつお節が加えられている。一部店舗でしか取り扱いがないので手に入れるのは大変だが、名古屋名物ひつまぶしを食べるからにはやはりこちらの出汁でいただきたいものだ。

しら河「ひつまぶし倶楽部」

名古屋でひつまぶしの名店として知られるしら河。出汁だけでなく上質な国産うなぎを使った蒲焼きと薬味が付属する。ご飯さえ用意しておけばすぐに、本格的なひつまぶしが食べられるというわけだ。名店の味をご家庭で味わいたい方にはとくにおすすめしたい。

ダイショー「鮮魚亭 うなぎひつまぶしの素」

ひつまぶし用のタレと薬味ふりかけ、ひつまぶし茶漬け用の出汁の素が入っている。鰹と昆布の風味豊かな出汁の素に、お湯を注ぐだけで出汁が完成する。出汁だけでなく付属のタレも人気である。リーズナブルで美味しいひつまぶしを楽しみたい方にぴったりの商品だ。

結論

ひつまぶしの出汁は、意外と簡単に作れる。鰹節や昆布で一から取った出汁で作るひつまぶし茶漬けは、じんわりと沁みるような美味しさだ。出汁を使う以外に、お茶を使ってもお茶漬けができるので、好みによって選んでほしい。
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  • 公開日:

    2021年8月18日

  • 更新日:

    2023年8月28日

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