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ひつまぶしをご家庭で簡単に作る方法!語源や歴史・美味しい食べ方も

ひつまぶしをご家庭で簡単に作る方法!語源や歴史・美味しい食べ方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年10月24日

「ひつまぶし」はご家庭でも簡単に作れるのをご存知だろうか?本稿ではひつまぶしの語源といった基礎知識や、お店などでの基本の食べ方を解説するとともに、簡単な作り方とより美味しくいただくためのポイントも紹介する。

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1. ひつまぶしとは?

高級な日本料理というイメージが強いひつまぶしについて、まずは基礎知識から解説していこう。

「名古屋めし」の代表

ご存知の通りひつまぶしは、独特の個性を放つ名古屋グルメのひとつである。おひつに盛られたご飯の上に細く刻んだうなぎの蒲焼きがのっており、茶碗などによそって食べるというのが一般的である。「名古屋めし」の代表ともいえる料理だが、三重県の津市が発祥という説もあるなど、本当のところは分かっていないようだ。

名前の由来

語源には諸説あるが、本稿では明治6年に熱田で宮宿の料亭として創業した「あつた蓬莱軒」の説を紹介しよう。出前の効率化を考え、大きな「おひつ」でうな丼を作ったのが2代目店主である。ところが、うな丼のうなぎばかりが食べられてしまい、ご飯が残ってしまうことに悩んでいた。そんなとき、うなぎを細く刻んでご飯と混ぜることを考案したのが女中頭だったという。

それ以来、一躍人気の料理となったわけだが「おひつ」のご飯にうなぎを「まぶす」ことから「ひつまぶし」と呼ばれるようになったという。

2. ひつまぶしの基本の食べ方

ひつまぶしは、何通りもの方法でうなぎの蒲焼きを楽しめるのが大きな魅力である。店によってさまざまな食べ方が推奨されているが、基本的には個人の自由に委ねられている。ここでは、「あつた蓬莱軒」のホームページでも紹介されている3通りの食べ方を紹介しよう。

まずは4分割にする

多くの店では、ひつまぶしはおひつに入れられて提供される。まずは、うなぎが乗ったおひつのご飯をしゃもじで十字に切り、4分割することから始めよう。

1膳目はシンプルに「丼」で味わう

1膳目は、そのまま茶碗によそってシンプルにうな丼として味わう。多くの店で、タレは門外不出のレシピとして守られている。名古屋を訪れた際は、タレの違いを食べ比べてみるのもおすすめだ。

2膳目は「薬味」を加えて楽しむ

1膳目で試してみたくなるかもしれないが、薬味は2膳目までとっておこう(もちろん自由なので1膳目でもOKだ)。ひつまぶしの薬味としては、ネギやわさび、海苔などが定番である。

3膳目は「お茶漬け」で味わう

薬味をのせ、お茶漬けとして楽しむ。ひつまぶしのお茶漬けで使用するのは、お茶ではなく出汁だ。タレと出汁が醸し出すハーモニーは、ひつまぶしだからこそ楽しめる独特の味わいで非常に美味である。

最後は好きな食べ方で

おひつに残った1/4のご飯は、好きな方法で楽しもう。1つの料理を少しずつ変化させ、うなぎを多角的に楽しめるのがひつまぶしだ。古来より日本人が培ってきた、食のエンターテイメントといっても大げさではないだろう。

3. ご家庭でできるひつまぶしの簡単な作り方

ひつまぶしの本場・名古屋では、高級料理店で提供されることが多い。タレも秘伝のものが多く、ご家庭で作るにはハードルが高いイメージがあるかもしれないが、市販のうなぎの蒲焼きを使えば手軽に作れる。ぜひ試してみよう。

材料(2人分)

  • うなぎの蒲焼き:1尾
  • 温かいご飯:2膳(300g)
  • 昆布茶(出汁用):8g
  • 熱湯(出汁用):400cc
  • 薬味:適量(ネギ・わさび・焼き海苔・青じそ・粉山椒など)
以上を用意しよう。タレは、うなぎの蒲焼きに付いてくるものでOKだ。

ひつまぶしの作り方

  • うなぎの蒲焼きを1〜2cm幅に刻む
  • 「1」を電子レンジなどで温める
  • ネギを小口切りに、青じそは千切りに、焼き海苔は細く刻む
  • ご飯を盛り、うなぎの蒲焼をのせたらタレを回しかける
  • 昆布茶に熱湯を注ぎ、出汁を作る
  • 「4」に薬味を添えれば完成
秘伝のタレにはかなわないかもしれないが、市販のうなぎの蒲焼きさえ手に入れば、いとも簡単にひつまぶしが楽しめる。蒲焼きやタレをイチから作るとなると大変だが、これなら食べたいと思ったときにすぐ味わえる。

4. ひつまぶしを美味しくいただくためのポイント

市販のうなぎの蒲焼があれば手軽に楽しめるひつまぶしだが、ひと工夫加えることでより美味しくいただける。最後にそのポイントを紹介するので、ぜひ覚えておこう。

うなぎの蒲焼の温め方

先ほど電子レンジで温めると紹介したが、水分が出てベチャッとなる場合がある。それを防ぐには、フライパンかオーブントースターで温めるとよい。カリッと香ばしい食感に仕上がるはずだ。温める際はアルミホイルに蒲焼きをのせ、酒をふる。これにより豊かな風味が生まれる。

出汁を用意するタイミング

お店と違い、家庭料理では適温の料理を時間差で提供するのが難しい。1膳目、2膳目を食べている間に3膳目用の出汁が冷めてしまうこともある。少し手間かもしれないが、3膳目に入る直前に出汁を温め直そう。これだけで、お茶漬けの味わいが格段に違ってくるはずだ。

結論

高級料理として定着した「ひつまぶし」は、出前の効率化や客にご飯を残させないようにという老舗の工夫が込められていた。名古屋を訪れた際はぜひひつまぶしを注文して、一度に何通りもの味わいを楽しもう。また紹介したように、市販のうなぎの蒲焼があればご家庭でも手軽に作れる。少しだけリッチな夕食にしたいときなどに、試してみてはいかがだろうか?

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