1. パッションフルーツの種は食べるもの?

まず、パッションフルーツの一般的な食べ方で、種をどのように扱うのかを見ていこう。
一般的な食べ方
パッションフルーツは、割ったら中身をそのままスプーンなどですくって食べるのが一般的だ。種は果肉の中に入っており、基本的には種ごと食べる。パリパリした食感があるため、気になる人はいるかもしれない。しかし、違和感をそれほど感じず食べられるのではないだろうか。
種を食べたくない場合は
人によっては種を食べたくない場合もあるだろう。その場合は、果汁を絞るのがおすすめだ。ザルなどに果肉を押さえつけて、下にセットしたボウルで受ければ、果汁を絞り出せる。そのままジュースとして、あるいはカクテルなどの材料に使うのもよい。
また、口の中でパッションフルーツの果肉のみを外して食べ、種を吐き出す方法もアリだ。少し手間がかかる方法ではあるが、種が好きでない人は試してみるとよいだろう。
2. パッションフルーツの種は噛まないとダメ?どんな味がする?

パッションフルーツの種は噛んで食べたほうがよいのだろうか、また、どんな味なのだろうか。見ていこう。
噛まなくてもOK
パッションフルーツの種は、実は噛まなくてもよい。果肉を味わったら、そのまま飲み込んでもOKだ。そのため、種が何となく苦手という人でも安心して食べられるはずだ。ただ、種の歯ごたえがパッションフルーツの美味しさの1つでもある。せっかくなら噛んで食べるのがおすすめだ。
種の味は?
パッションフルーツの種は、噛むことで若干の酸味や苦みが出る。独特の風味ではあるが、パッションフルーツの果肉の味と大きく異なるわけではない。むしろ、種とあわせてパッションフルーツの味だ、という見方もできるだろう。種自体の味はそれほど目立たないので、よほど気にするのでもなければ問題なく食べられるはずだ。
3. パッションフルーツの種の取り方や育て方

パッションフルーツは種から育てることもできる。どのような手順をとればよいか、見ていこう。
種の取り方
まずは、市販のパッションフルーツから種を取り出す必要がある。先述のように、種は果肉に包まれている。栽培だけが目的なら、果肉を水で洗い流し、種を取り出すとよい。パッションフルーツを食べたいという人は、口の中で種から果肉をはがすとよいだろう。好きな方法を選ぼう。
種まき
パッションフルーツの種まきは、5月頃の暖かい時期が適するといわれる。それより遅い時期でも問題ないが、収穫までに時間がかかることを考慮しよう。種から育てる場合は時間がかかるため、あまり遅くないほうがよいだろう。
肥料は不要で、日当たりや風通しのよい場所の土にまいてから、土を被せる。あとは水やりをしながら発芽を待てばよい。ただし、パッションフルーツの発芽には時間がかかる。長ければ2ヶ月程度ともいわれるので、気長に待つのがおすすめだ。
なお、プランターや鉢を使って育てることもできる。根をしっかり張るため、大きめで、底に穴が空いているものが望ましい。
水やり
土が乾燥しきらないよう、しっかり水やりをする。一度にたっぷり水をやって構わない。肥料も与えながら育てていこう。
伸びるつるへの対応
パッションフルーツはつるを伸ばすので、何らかの方法でつるの伸びる方向をコントロールしたい。支柱を立てるのがおすすめだ。なお、つるが増えすぎると発育が遅れるので、多少剪定するとよい。とはいえ果実は新しいつるに成るので、やり過ぎは禁物だ。
収穫
うまく育てば、果実が成る。はさみや素手でもいで収穫しよう。パッションフルーツの種類によって、紫や黄などに色づく。
結論
パッションフルーツは、種ごと食べるのが一般的だ。独特の食感や若干の味はあるものの、パッションフルーツの果肉の味を邪魔するほどではないので食べやすい。苦手な人は種を避けて食べることもできる。また、パッションフルーツは種から栽培することもできる。時間はかかるものの、自力で収穫してみたい人にはおすすめだ。
この記事もCheck!