アスパラの茹で方＆茹で時間！ほどよい食感が楽しめる下準備テクニック

アスパラ（アスパラガス）は、炒め物、揚げ物、汁物・スープなどにするときは下茹でが不要だが、サラダやピクルス、お浸しなどにするときは下茹でが必要となっている。アスパラを下茹ですることで柔らかい食感が楽しめるようになり、アク（えぐみ）も取り除けるようになる。そのため、サラダやピクルス、お浸しなど、加熱調理しない料理の場合は事前に下茹でするしておくとよい。

アスパラの茹で方はいくつかあるが、一般的には「フライパンを使って下茹でする方法」が多く紹介されている。鍋ではなくフライパンを使う理由は、細長いアスパラを丸ごと茹でられるからだ。フライパンを使ってアスパラを茹でる場合は、以下のような手順で行うようにしよう。

※アスパラは事前に下処理しておく
1.フライパンにお湯を沸かして塩を入れる
2.アスパラガスを入れて火が通るまで茹でる
※途中で菜箸を使って上下をひっくり返すとよい
3.火が通ったら冷水に取ってしっかりと冷やす
4.キッチンペーパーで水気を拭き取ったら完了

アスパラの茹で時間は、アスパラの太さや好みの食感によって違ってくる。そこで以下に「標準的に仕上げたい場合」「硬めに仕上げたい場合」「柔らかめに仕上げたい場合」の茹で時間をまとめておく。アスパラの茹で時間に迷ったときには参考にしてみよう。

・細いアスパラ：1分30秒～1分40秒
・太いアスパラ：2分～2分30秒

・細いアスパラ：2分～2分20秒
・太いアスパラ：2分30秒～3分10秒

・細いアスパラ：50秒～1分10秒
・太いアスパラ：1分20秒～1分50秒

アスパラは電子レンジで火を通すことも可能だ。1本から調理できるため、少量のアスパラを加熱したいときにも便利である。電子レンジでアスパラを加熱する場合は以下の手順を参考にしよう。

1.耐熱皿の上にアスパラを並べる
2.塩を振りラップをふんわりとかける
3.電子レンジで加熱したら完了
※600Wの場合：1本 30秒、3本60秒が目安

アスパラをサラダ、ピクルス、お浸しなどに使うときには下茹でが必要になる。下茹で方法にはいくつかやり方があるが、おすすめは丸ごと茹でられる「フライパンを使った方法」となっている。アスパラの太さや好みの食感などに合わせて、茹で時間を調整してみるとよいだろう。