1. コンソメキューブとは?

コンソメキューブとは、固形タイプのコンソメスープの素のことである。市販のコンソメスープの素には大きく「顆粒タイプ」と「固形タイプ」があり、固形タイプの場合は1個あたり4~7g程度のサイズとなっている。商品によって大きさ・重さが異なるため、料理に使う際にはパッケージに書いてある分量を参考にしたり、味見をしたりしながら丁度いい味付けになるよう調整する必要がある。
2. コンソメキューブ1個と小さじの関係

コンソメ顆粒の小さじ1の重さは2.7g程度となっている。また、コンソメキューブ1個の重さは4~7g程度であるため、小さじに換算すると1.5杯~2.5杯程度と幅がある。そこで主な市販のコンソメキューブ1個あたりの重さと小さじの関係についてまとめておく。
市販のコンソメキューブを小さじで計量
・味の素「味の素KKコンソメ」:小さじ約2杯(5.3g/1個)
・味の素「クノール チキンコンソメ」:小さじ約2.6杯(7.1g/1個)
・味の素「クノール ビーフコンソメ」:小さじ約2.4杯(6.5g/1個)
・創健社「チキンコンソメ」:小さじ約1.7杯(4.5g/1個)
・味の素「クノール チキンコンソメ」:小さじ約2.6杯(7.1g/1個)
・味の素「クノール ビーフコンソメ」:小さじ約2.4杯(6.5g/1個)
・創健社「チキンコンソメ」:小さじ約1.7杯(4.5g/1個)
3. コンソメキューブの量を調整する方法

作りたい料理によっては、コンソメキューブ1個分だと多すぎる場合もあるだろう。そのようなときにはレンジで加熱したり、おろし金で削ったり、包丁で切ったりして調整するのがおすすめだ。以下でそれぞれのポイントについて確認しておこう。
その1.レンジで加熱する
コンソメキューブ1個を丸ごと粉末として使いたい場合は、電子レンジで加熱するのがおすすめ。銀紙から取り出したコンソメキューブを食品用ラップに包む。それを電子レンジで10~20秒程度温めてから、指で揉むと粉末として使えるようになる。なお、加熱しすぎないように注意しよう。
その2.おろし金で削る
コンソメキューブを少しだけ使いたい場合は、おろし金で削るのがおすすめだ。削るときのポイントは、金属製のおろし金を使うことと、削れなくなったら指で潰すようにすることのふたつ。また、無理に削ろうとすると指などをケガする恐れもあるので、安全面に配慮しながら行うようにしよう。
その3.包丁で切る
コンソメキューブを適当な大きさに分けて使いたい場合は、包丁で切るのがおすすめだ。包丁でコンソメキューブに軽く切れ目を入れたら、あとは手でパキッと折れば分けることができる。コンソメキューブを半分だけ使いたい、1/4だけ使いたいという場合に便利な方法となっている。
4. コンソメキューブに関するよくある質問

ここまで、コンソメキューブと小さじの関係について詳しく解説してきた。しかし「スープに使う場合はどれくらい必要か」「1個あたりの塩分量はどれくらいか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に、コンソメキューブに関するよくある質問・疑問に回答する。
Q1.スープに使う場合はどれくらい必要か?
市販のコンソメキューブによって異なるが、通常は水300mlに対してコンソメキューブ1個の割合で使うのが基本だ。実際、味の素の「味の素KKコンソメ」にも固形1個でスープ2人分(300ml)と書かれている。パッケージなどに書いてある分量を参考に使うようにしよう。
Q2.1個あたりの塩分量はどれくらいか?
コンソメキューブの塩分量も商品によって異なるが、通常は1個あたり2~2.5g程度となっていることが多い。実際、味の素の「味の素KKコンソメ」の塩分量は1個あたり2.5gとなっている。固形1個でスープ2杯分になるため、スープ1杯分に換算すると塩分量は1.25g程度となる。
結論
コンソメキューブの小さじの量は商品によって異なり、通常は1.5杯~2.5杯程度となっている。そのため、レシピの表記が小さじだった場合には、重さなどを考慮して上手に使うようにしよう。また、コンソメの量を調整したいときにはレンジで加熱する、おろし金で削る、包丁で切るなどを行うようにしよう。
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