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黒豆茶の健康効果とは?女性だけではなく男性に嬉しい効能も!

黒豆茶の健康効果とは?女性だけではなく男性に嬉しい効能も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年10月21日

黒豆と聞くとおせち料理を思い出す人も少なくないだろう。そんな黒豆を使ったお茶が、いま密かに話題を集めているらしい。今回はそんな黒豆茶の効果にフィーチャー。女性への効能がうたわれることも多いようだが、実は男性にとってもありがたい効能があることを解説していこう。

  

1. 黒豆茶って何?

黒豆茶
黒豆茶は、黒豆を煮出した飲み物のことである。茶という名がついているものの紅茶や緑茶、烏龍茶のようなチャノキの茶葉を使用したものが入っているわけではない。
そもそも黒豆の本名は、黒大豆だ。日本人の食生活に欠かすことのできない大豆の仲間なのである。表皮が黒いことが特徴で、この黒さに効能が隠されているらしい。豆は男性、女性問わずに積極的に取り入れたい食材のひとつとされている(※1)。黒豆も然りである。
黒豆茶の味わいは、ほんのり豆の甘みと香ばしさが感じられるのが特徴だ。黒豆茶はノンカフェインなのでシーンを選ばずに飲むことができる。

2. 黒豆茶の栄養

黒大豆
黒豆茶が人気を集めるゆえんは、健康効果につながる栄養素が含まれていることにある。ここでは、その詳しい栄養素について学んでいこう。

アントシアニン

アントシアニンは、ポリフェノールの一種である。ポリフェノールは植物に存在する成分で、総じて抗酸化作用が強いとされている(※2)。黒豆茶の原料である黒豆の表皮、その黒い色素の成分がアントシアニンである。黒豆を煮出すと含まれているアントシアニンが、溶出する(※3)。黒豆茶は、その水分を飲むわけで、必然的にアントシアニンを摂取できることになる。

大豆イソフラボン

イソフラボンもポリフェノールの一種である。黒豆茶の原料である黒豆に含まれているのは、大豆イソフラボン。女性ホルモンに似た働きをすることから、注目を集めた栄養素で耳なじみがあるという人も多いことであろう(※2)。大豆イソフラボンもある一定程度は溶出するので、黒豆茶を飲めば、摂取できることになる(※4)。

サポニン

水に溶かして混ぜるとまるで石鹸のように泡立つサポニン。名前の由来もラテン語で石鹸を意味する言葉からきている。そもそもマメ科の植物に多く含まれている成分で、実はコーヒーの苦味もこのサポニンによるところが大きい(※5)。黒豆茶を作るためには、黒豆を煮出す必要がある。このとき出てくる大量の泡こそ、溶出したサポニンである。一般的にアクとされるが、サポニンを摂取したい場合は、この泡を取り除かないほうがいいようだ(※6)。

カリウム

必須ミネラルのひとつ、カリウム。黒豆にはこのカリウムが豊富に含まれている。その量は、100gあたり2100mgと成人男性の1日の摂取基準量に迫る量だ(※7、※8)。カリウムは水溶性なので、水に溶けやすいとされることから、黒豆茶にも含まれる可能性が高い。

食物繊維

黒豆には、食物繊維も含まれている。比率は低いが、水溶性の食物繊維も含まれているのでこれらが溶出される可能性が高い(※7)。

3. 黒豆茶の健康効果と効能

黒大豆
黒豆茶の原料である黒豆には、アントシアニン、大豆イソフラボン、サポニン、カリウム、食物繊維と人間の健康を維持するために欠かせない栄養素が含まれていることがわかった。ここからは、それらの栄養素が健康にどう作用するのかをまとめていこう。

生活習慣病予防

生活習慣が原因で起こる疾患を総称して生活習慣病と呼ぶ(※9)。この生活習慣病を引き起こすひとつの要因として挙げられるのが活性酸素である(※10)。この活性酸素を除去に働きかけるのが抗酸化作用のある食品だ。黒豆茶の原料となる黒豆には、抗酸化作用の強いアントシアニンとサポニンが含まれている。(※2、※5)黒豆茶を飲むことで、生活習慣病を予防することになるといえそうだ。

アンチエイジング

アンチエイジングとは何も美容のことだけをさすわけでない。老化防止、健康的な生活にも通じている。黒豆茶の原料となる黒豆には、視力の回復に効果があるとされるアントシアニンが多く含まれている(※2)。これも、老化防止のひとつだ。(※11)

高血糖の予防

黒豆茶の原料である黒豆に含まれているポリフェノールや大豆ピニトールは、高血糖を改善する効果があるという報告がある(※12)。同時に予防の効果もあるといえよう。

血液をサラサラにする

ポリフェノールの一種で、植物色素を総称するフラボノイド。フラボノイドには、非常に多くの有用性が確認されている。このフラボノイドに分類されるのがアントシアニンだ。アントシアニンには血小板凝集抑制作用があるとされているため、黒豆を原料とする黒豆茶には血液サラサラ効果があるといえる(※11)。また、同様に黒豆茶に含まれるサポニンには、血流改善効果があるので、こちらも血液サラサラに一役買ってくれそうだ(※5)。

肥満防止

黒豆茶の原料である黒豆に含まれるサポニンには、余分な脂肪の蓄積を防ぐ効果がある。さらに脂肪を燃焼するのに関わる、アディポネクチン分泌を促す効果まで有しているという。黒豆茶に減量の効果があるとされるゆえんはここにあるのだろう。(※5)

むくみ予防

カリウムは、細胞の浸透圧維持や水分保持に大きく関わる栄養素である。黒豆茶の原料である黒豆には、多くのカリウムが含まれていることから、むくみ防止にも効果を発揮してくれるといえそうだ。また肝臓でのナトリウムの再吸収を抑制。尿への排出を促すことから利尿作用もあるといわれることがある(※8)。

便秘解消

食物繊維は、便秘解消を促す栄養素のひとつである。とくに不溶性食物繊維は、便の量を増やすことで知られ、結果的に排便をサポートする。水溶性、不溶性ともに腸内環境の維持にも大きな役割を果たす。黒豆茶の原料である黒豆には、これらが含まれていることから便秘解消にも効果を発揮してくれるといえるだろう。(※7、※13)

4. 黒豆茶の飲み方

炒り黒豆と黒豆茶
黒豆茶を淹れる方法は、おもに以下の3つだ。
  • 黒豆煮にするような乾物の黒豆を煮出す
  • 煎り黒豆にお湯を注ぐ
  • ティーバッグ
栄養素を余すことなくいただきたいという場合は、煮出したあとの大豆も食べられる1や2がおすすめである。1の場合は、前日から水につけておいた豆をそのまま煮出す。前述の通り、泡はサポニンなので、取る必要はない。そのまま弱火で、豆が柔らかくなるまで煮るだけだ。
注意点は、黒豆茶を一度にたくさん飲んだからといって、上記のような健康効果がすべて得られるわけではないということ。黒豆茶の健康効果の感じ方には、個人差があるので、体調に合わせて1日に3?5杯をこまめに飲むようにするといい。

結論

黒豆茶は、黒豆を煮出した飲み物のこと。原料である黒豆の栄養価が高いことから、男性にも女性にも嬉しい効果が数多くある。ただし、前述のような健康効果は黒豆茶を飲むだけでは得られない。健康的な生活の一部として黒豆茶を取り入れるのがおすすめだ。
(参考文献)
※1出典:まごわやさしい|千葉市
※2出典:ポリフェノールの種類と効果と摂取量|公益法人長寿科学復興財団
※3出典:黒大豆「クロダマル」の煎り豆製造工程におけるアントシアニン、プロアントシアニジン、γ-アミノ酪酸及び抗酸化能の推移|J-stage
※4出典:大豆のイソフラボン組成の加熱加工による変化|J-stage
※5出典:サポニンの効果と摂取量|公益財団法人長寿科学復興財団
※6出典:豆の主な機能成分|公益財団法人日本豆類協会
※7出典:黒大豆|食品成分データ
※8出典:カリウムの効果と摂取量|公益財団法人長寿科学復興財団
※9出典:生活習慣病とは?|e-ヘルスネット
※10出典:抗酸化による老化防止の効果 | 健康長寿ネット
※11出典:フラボノイドの種類と効果と摂取量|公益財団法人長寿科学復興財団
※12出典:大豆の新規機能成分の開発|J-stage
※13出典:食物繊維の働きと1日の摂取量|公益財団法人長寿科学復興財団
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  • 公開日:

    2021年10月20日

  • 更新日:

    2021年10月21日

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