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升にはいった黒豆

黒豆の種類と特徴|おせちの煮豆におすすめ品種はどれ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年12月26日

黒豆と聞くとどれも同じに感じてしまいがちだが、実は、産地や品種によって見た目や味が異なる。とくに調理法によって、おすすめの黒豆の種類は変わってくるのだ。おせちの煮豆としても人気な黒豆の種類と特徴について詳しく紹介していこう。

  

1. 黒豆は一種じゃない!豆の種類と特徴

丹波黒豆
黒豆は大豆の一種で、黒色や濃い紫色をしている。そんな黒豆は品種によってそれぞれ大きさや形、食感などが違う。黒豆の種類による特徴をチェックしてみよう。

黒豆の種類1:丹波黒

丹波黒は、兵庫や岡山、京都などが産地だ。黒豆の品種のなかでもとくに大粒で、食感はやわらかく粘りがある。

黒豆の種類2:光黒

北海道を産地とする光黒は、大粒で表面に光沢があるのが特徴だ。糖が多く含まれているので、煮豆や菓子材料として使われることが多い。

黒豆の種類3:雁喰

雁喰は、東北地方を産地とする黒豆で、扁平で表面に小さなくぼみがあるのが特徴だ。雁喰という名前は、まるで雁が食べたようなくぼみを持っていることに由来している。雁喰は、甘く味に深みがあり、正月の煮豆などによく使用される。

黒豆の種類4:玉大黒

長野や北関東で主に栽培されている黒豆で、球状の形をしている。早生種でウイルスに対する抵抗力が強いことから、育てやすいといわれている。味は、上品な甘さが特徴で、煮豆にするのがいいだろう。

黒豆の種類5:和知黒

和知黒は、京都の限られた地域でのみ収穫される丹波黒の一種だ。収穫量が少なく、流通量は少ないが、味が濃く、ねっとりとしているのが特徴だ。

黒豆の種類6:紫ずきん

紫ずきんは、丹波黒を枝豆用として品種改良した品種で、薄皮がほんのり紫色をしているのが特徴だ。大粒でモチモチとした食感とコクのある甘みが楽しめる。

黒豆の種類7:作州黒

作州黒とは、岡山の勝英地域だけで栽培されている黒豆だ。甘みと風味がよいといわれており、煮豆などに使用されている。

黒豆の種類8:信濃黒

信濃黒は、長野で育成された品種だ。球状の形をしており、粒揃いな大粒の品種といわれている。

黒豆の種類9:いわいくろ

北海道を代表する黒豆の品種で、大粒で煮崩れにしくく甘みが強いのが特徴だ。主に煮豆などに加工されて食べられている。

2. おせちの煮豆用の黒豆の種類

黒豆
黒豆といえば、おせちの煮豆が思い浮かぶ。おせちの煮豆に適している黒豆の種類は、丹波黒やいわいくろ、鴈喰だ。どれも、甘みが強く煮崩れしにくいので、おせちの煮豆に適している。

3. 特徴別の黒豆の種類

枝豆畑
黒豆は種類によってそれぞれ特徴がある。黒豆の品種による違いをチェックしてみよう。

大粒の黒豆の種類

大粒の黒豆は、その大きさを活かした煮豆などの料理に適している。大粒の黒豆の種類として有名なのが、丹波黒や信濃黒、いわいくろなどが挙げられる。

産地別の句と豆の種類

北海道・・・北海道では黒豆の旬を10月頃に迎える。北海道の主な黒豆の種類は、光黒、いわいくろなどがある。
京都・・・京都では9月~10月に黒豆の旬を迎える。主な黒豆の種類は、丹波黒や和知黒などがある。
兵庫・・・兵庫では、10月頃に黒豆の旬を迎える。有名なのが、丹波黒だ。

枝豆の黒豆の種類

黒豆は枝豆としても出回る。黒豆を若採りしたものが、黒豆の枝豆だ。
丹波黒・・・有名なのが丹波黒で、若さやが枝ごと収穫され、出荷される。食感もよく、コクのある味わいが楽しめる。
たんくろう・・・枝豆向けの黒豆として品種改良されたものだ。芳香と甘みがあるのが特徴だ。

結論

一口に黒豆といっても産地や種類によって特徴が異なる。それぞれの黒豆の特徴を知れば、食べ方に合わせた種類を選べるだろう。味わいや食感の好みや、調理法に合わせた黒豆を選んで、美味しく味わってみてはいかがだろうか?
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  • 更新日:

    2021年12月26日

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