1. 小松菜の洗い方

ここでは小松菜の根本と葉の洗い方を紹介しよう。
根本は十字に切ってから洗う
ビタミンやミネラルを豊富に含む小松菜は調理前に、しばらく水につけておくこと。つけておくと葉先に水分がいきわたるため、調理時に熱が均一に通りやすくなり、仕上がりが美しくなる。また根本を十字に切ってから洗ってゆでると火の通りがよくなる。ちなみに小松菜はアクが少なく、炒め物やスムージーを作るときは下ゆでする必要がない。
2. 小松菜のゆで方と時間

次に小松菜のゆで方と、ゆで時間の目安を紹介しよう。
お湯を沸騰させる
鍋に小松菜の重量の5倍程度のたっぷりの湯をわかし、湯の0.5%ほどの塩を加える。目安は1Lの湯に対して小さじ1だ。
先に茎だけ30秒ゆでる
小松菜を手で立てるように持ち、茎のみ湯につかるように入れて30秒ほどゆでる。
葉を15秒ほどゆでる
葉の部分も入れて約15秒ゆでる。ゆであがりの目安は根本の部分に少しかたさを感じるくらいだ。
冷水でしっかりと熱をとる
ボールに水を用意しておき、ゆであがった小松菜を入れて流水で手早く冷やす。最後に水の中で根本をまとめて軽くしぼれば終了だ。
3. 小松菜のレンジを使ったゆで方と時間

ここではレンジを使う小松菜のゆで方とゆで時間を紹介しよう。
洗って水気をきらずに容器に入れる
小松菜をよく水洗いし、水気をきらずにお皿や耐熱容器に入れる。
ラップをして3分ほど加熱
ラップかふたをして600Wの電子レンジで3分ほど加熱する。
冷水でしっかりと熱をとる
加熱後は小松菜を冷水に入れて粗熱をとり、素早くしぼれば完成だ。
4. 小松菜を離乳食にするときのゆで方

離乳食を開始する時期は個人差もあるが、5~6ヶ月を目安にするとよい。最初の1週目はおかゆでスタートし、様子をみながら2週目くらいから、にんじんや小松菜の葉、じゃがいも、かぼちゃのような野菜をペーストにして加えていくとよい。ここでは小松菜を離乳食にするときのゆで方を紹介する。
葉だけを切り分ける
小松菜は葉のみを1cm角に切る。
お湯に入れ5分ほどゆでる
鍋に小松菜とお湯を入れて中火で約5分熱し、スプーンでつぶせるようなやわらかさになったら、お湯をきって水気をしぼる。レンジを使うときは、ほかの食材や調味料と一緒に加熱調理すればよい。
月齢に合わせたサイズにする
小松菜を離乳食としてスタートするときは裏ごしして、湯冷ましを少しずつ加えてペースト状にする。食べ慣れてきたらすりつぶし、湯冷ましを加えてかたさを調節すればよい。さらに慣れてきたら細かいみじん切りにして、おかゆに混ぜて食べるのもありだ。
5. ゆでた小松菜を保存する方法

最後にゆでた小松菜の保存方法を紹介しよう。冷蔵と冷凍の保存の仕方や保存期間を紹介しよう。ゆでてからどれくらいの時間経ってから、冷蔵庫に入れるべきなのだろうか。
冷蔵庫で保存する
基本的に小松菜は生のままキッチンペーパーなどに包み、保存袋に入れて冷蔵保存するのがおすすめだ。といってもゆでてから保存できないわけではない。ゆでてから保存するときは、粗熱がとれてから4~5cmほどの食べやすい長さに切り、密封容器に入れて冷蔵庫へ。保存期間の目安は2~3日くらいだ。
冷凍庫で保存する
ゆでたあとに使いきれないときは、冷凍保存がおすすめだ。粗熱がとれたら1食分(80gほど)ずつラップで包み、乾燥防止のため、密閉容器か冷凍用の保存袋に入れて空気を抜き冷凍庫へ。保存期間の目安は2~3週間ほどだ。
結論
小松菜の洗い方やゆで方、ゆで時間について紹介した。これまで水につけなかったり、塩を加えなかったり、根本に十字の切り込みを入れずに、ゆでていた人もいるのでは?紹介したポイントをおさえてゆでると、いままでより火の通りがよくなり、色鮮やかにゆであがるはずだ。
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