目次
1. しいたけの飾り切りの種類と方法

しいたけの飾り切りには、用途に応じてさまざまな種類の切り方がある。ここでは、4つの飾り切りについて詳しく紹介していこう。
菊花しいたけ
菊花しいたけはとは、しいたけの傘の表面に菊の花のような模様をつける切り方である。ここでは、菊花しいたけの詳しい手順を見ていこう。
【1.軸を切り取る】
包丁やハサミで、傘から軸を切り離す。手で軸の根元を折ると、包丁などを使わなくても軸を取ることができる。
【2.V字に切り込みを入れる】
しいたけの傘をまな板に置き、中心から数ミリずらし包丁の刃を斜めに入れる。回転させて逆側も同様に包丁を入れV字にカットする。
【3.2つ目の切り込みを入れる】
中央に入れたV字の切り込みに対して、斜め方向に同様の切り込みを入れる。
【4.3つ目の切り込みを入れる】
2つ目に入れた切り込みに対して逆方向の切り込みを入れる。最終的に*マークのようになれば完成だ。
松しいたけ
ここでは松しいたけの切り方を紹介する。
【1.半分に切る】
松しいたけは、菊花しいたけを作りそれを真ん中から半分にカットすれば完成だ。
市松しいたけ
市松しいたけは傘の表面を市松模様にカットする飾り切りのことだ。ここでは市松しいたけの切り方を紹介しよう。
【1.十字に切り込みを入れる】
傘の表面に薄い十字の切り込みを入れる。身をカットするわけではないので、表面に切り込みが入る程度にしよう。
【2.傘の裏からはぐ】
傘の裏側から4箇所のうちの1箇所をはぐ。新鮮なしいたけは皮を剥ぐと白い身が見える。
【3.反対側もはいでいく】
反対側の皮もはいで市松模様にすれば完成だ。
【4.四角になるように切り落としてもいい】
応用で四角に切り落とすと見栄えがよくなる。また、切り落とした部分はもったいないのでみじん切りなどにして活用しよう。
亀の飾り切り
亀の飾り切りはしいたけの傘を亀の甲羅のようにカットしたものだ。ここでは亀の飾り切りを詳しく見ていこう。
【1.六角形になるようにカットする】
しいたけの傘を縦長の六角形になるようにカットしよう。
【2.鹿の子模様になるように切り込みを入れる】
表面に薄い切り込みを入れて、鹿の子模様になるようにカットしよう。
2. しいたけの飾り切りの応用編

ここでは、菊花しいたけを応用した飾り切り紹介しよう。
菊花しいたけの応用
菊花しいたけを応用し、さらに模様を付けた飾り切りを見ていこう。少し手間はかかるが見栄えがとてもよいのでぜひ挑戦してみてほしい。
【1.模様にそって外側に切り込みを入れる】
菊花しいたけを作り、模様にそって外側に2本切り込みを入れよう。すべての模様に同様の切り込みを入れる。
【2.切り込みの内側を切り落とす】
上記で入れた切り込みの内側を切り落とすと、より花びらの多い華やかな菊花しいたけが作れるのでおすすめだ。
結論
しいたけにはさまざまな飾り切りの種類があり、お祝い事などの行事の料理を華やかにしてくれるだろう。また、切り落とした部分はもったいないので、みじん切りなどにして再利用しよう。この記事を読んで、しいたけの飾り切りをする際の参考にしてはいかがだろうか。
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