目次
1. ミントの使い方、効能が気になる!

普段何気なく使っているミント。実際にミントとはどんな物だろうか?気になる効果や効能についても見てみよう。
そもそもミントとは
ミントはシソ科の植物で、世界全域で栽培されている。ミントは、古代ギリシャ・ローマ時代から親しまれており、料理や飲料に使用されていた。ミントといってもペパーミントやスペアミントなどさまざまな種類がある。また、ミントは、繁殖力が強いので、初心者でも育てやすいといわれているのだ。
ミントに期待される効能
ミントは、食欲増進や胃腸改善、止血や口内環境改善などの効能があるといわれている。ミントは、歯磨き粉やシャンプーにも活用されているだろう。ペパーミントは、英国で品種改良が進み、薬用として世界中に広く広がった。中国では、ハッカとして頭痛や風邪、めまいなどの治療に薬草として使われている。日本では、薬用としてだけではなく、ガムやタバコ、シャンプーなどの香料の原料としても活用されている。(※1)
2. ミントの種類による使い方の違いは?

ミントといってもさまざまな種類がある。それぞれのミントの種類に合った使い方を紹介しよう。
スペアミント
スペアミントは、穏やかな清涼感のある風味が特徴だ。デザートや料理の飾り付けにもよく使われる。その他にも、ハーブティーにもスペアミントは使われているのだ。
ペパーミント
メントールを主とするクールな香りが楽しめるのが、ペパーミントだ。飾りとしても使われるがミントソースとして羊肉料理に使われたり、カクテルやゼリー、アイスクリームなどにも使われる。別名西洋はっかとも呼ぶ。
和種ハッカ(ニホンハッカ)
和種ハッカは、日本在来のミントだ。清涼感のある香りは、メントールとしても親しまれており、ハッカ油や虫除けなどにも使われる。また、食用としてはガムやタブレットなどの清涼感として使われることもあるのだ。
アップルミント
アップルミントは、アップルとミントの両方の香りが楽しめる。ミントの清涼感に甘酸っぱいりんごの香りが加わって爽やかな香りだ。清涼感はほかのミントと比べて控えめなので、サラダやデザートに添えられることも多い。
ストロベリーミント
甘めでストロベリーの香りが楽しめるミントだ。香りが強いので、ハーブティーやポプリとして使われることが多い。
グレープフルーツミント
名前の通り、グレープフルーツのような柑橘系いの香りが強いミントだ。爽やかに香るので、ハーブティーやサラダに使われることも多い。
3. ミントを料理で活かす使い方は?

ミントは、飾りだけではなく料理に活かすことができる。ミントを使うレシピをいくつか紹介しよう。
コールドドリンク
ミントは、コールドリンクに入れると清涼感のある味わいが楽しめる。飲みやすくするために、砂糖やガムシロップを加えたり、アイスティーに入れるのもおすすめだ。
ホットドリンク
ミントに熱湯を注ぐだけで、簡単にホットドリンクを作ることができる。好みでコールドドリンク同様砂糖を加えるのもいいだろう。
デザート
ミントは、デザートにも活用できる。ヨーグルトにみじん切りしたミントなどを加えれ凍らせれば、簡単にミントの爽やかさが香るヨーグルトシャーベットを作ることができる。ミントを加えることで、香りと清涼感がプラスされるので、暑い日の冷たいデザートにピッタリだ。
サラダ
ミントは、サラダの具材としても活躍してくれる。ミントをそのままトッピングするだけで、見た目もオシャレになるが、ミントの独特の香りがサラダを爽やかな仕上がりにしてくれるのだ。ミントの香りや風味があるので、ドレッシングはシンプルなものを使うのがいいだろう。
結論
ミントは、さまざまな種類があり、それぞれ香りに違いがある。ミントは飾りとして使うだけではなく、ドリンクやサラダ、スイーツなどにも活用できるのだ。また、ミントはその爽やかな香りとともにさまざまな効能があるので、ミントを上手に普段の生活に取り入れてみてもらいたい。
(参考文献)
※1 特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会 「ミントの植物学と栽培」
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