目次
1. ネバネバ野菜・オクラの旬の時期はいつ?

ネバネバ野菜の代表格でもあるオクラの旬の時期はいつなのだろうか?オクラの旬について紹介しよう。
オクラはアフリカ原産!旬の季節は夏
オクラの原産地はアフリカ東北部で、寒さに弱い植物でオクラの旬は6~8月にかけての夏になる。そんなオクラは通年市場に出回っているが、晩春から春先まではタイなどの暖かい地域で栽培、収穫されたオクラが多い。
旬のオクラの値段
旬のオクラは、平均1キロ800円ほどで出回っている。夏の旬以外のオクラは、価格に変動はあるものの、旬よりも高い値段で取引されている。
2. 産地別のオクラの旬

オクラは産地によって旬に多少変動がある。国内の主なオクラの産地として挙げられるのが、鹿児島県だ。鹿児島県では6~8月にかけて旬を迎える。さらに高知県では、7~8月、暖かい沖縄県では、5~11月までオクラを収穫できるのだ。
3. 品種別のオクラの旬

オクラは形や色の違うさまざまな品種がある。それぞれの品種別の旬をチェックしてみよう。
角オクラの旬
一般的なオクラとして知られているのが、角オクラだ。角オクラは切ると断面が五角形の形をしているのが特徴だ。そんな角オクラの旬は、6~8月になる。
丸オクラの旬
丸オクラは沖縄の島オクラや八丈島の八丈オクラのことで、長さが長く断面が丸みを帯びているのが特徴だ。丸オクラは、早いものだと4月頃から収穫が始まり、夏に旬を迎える。
赤オクラの旬
赤オクラは名前の通り赤色をしたオクラのことで、角と丸タイプのオクラがある。赤オクラは茹でると色が抜けてしまうので、赤色をそのまま楽しみたいのなら、薄くスライスして食べるのがおすすめだ。旬は6~10月になる。
白オクラの旬
白オクラは、白色のオクラのことだ。生食に適しているといわれており、夏から秋にかけて旬を迎えるのだ。白オクラは、多角形タイプのものと、山口県で栽培されている楊貴妃という品種がある。
花オクラの旬
花オクラは黄色い大きな花を食べる野菜だ。6~8月にかけて旬を迎え、オクラのような粘り気と香りを楽しむことができる。
4. 旬のオクラの栄養成分

旬のオクラはさまざまな栄養成分を含んでいる。オクラはビタミンとミネラル、食物繊維を豊富に含んでいる。とくにオクラに含まれている食物繊維は野菜の中でも多く、人参の4.5倍にもなるのだ。そんなオクラの食物繊維は、腸内環境を整えたり、血糖値の急上昇を防いだり、コレステロールを下げたりしてくれる効果が期待できる。(※1)
5. 旬の新鮮なオクラは生食できる

旬のオクラは生食でも食べることができる。生のオクラは茹でた場合よりもシャキシャキ感が感じられ、粘り気が少ないのが特徴だ。
新鮮なオクラの選び方
オクラを生で食べるのなら、新鮮なものを選ぶようにしたい。新鮮なオクラは、鮮やかな緑色をしており、うぶ毛が生えている。さらにヘタの部分が変色しておらず、触った時に柔らかいものを選ぶのがいいだろう。
オクラの下処理の仕方
オクラを生で食べる時は下処理も大切だ。まず、ヘタの部分を切り落とし、塩をまぶして、転がしながら、うぶ毛を取る。あとは、水で洗って食べやすくカットしよう。
オクラの美味しい食べ方
生のオクラは刻んで、ささみや梅干しと和え物にしたりするのがおすすめだ。ほかにも同じく粘り気のある長芋や納豆と合わせてもいいだろう。
結論
オクラは、産地の違いにより旬が異なる。輸入も合わせると通年を通して味わえる野菜でもある。そんなオクラは形や色の違いでいろいろな品種があり、新鮮なオクラは生のままでも食べることができる。オクラの旬をチェックして、新鮮なオクラを楽しんでみてはいかがだろうか?
(参考文献)
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