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高級牛肉ステーキ 7種類の部位の食べ比べセット

牛肉のカロリーを紹介!部位ごとに赤身と脂身でカロリーを比較!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年12月 4日

牛肉は個体が大きいこともあり、さまざまな部位がある。これらの部位は味わいはもちろんカロリーにも大きな違いがある。今回はそんな牛肉の部位について徹底調査していこう。また焼いた牛肉や茹でた牛肉など、調理後のカロリーについても言及していきたい。

  

1. 牛肉はどんな部位がある?

牛肉 ビーフ 部位
牛肉には、数多くの部位がある。かた、かたロース、リブロース、サーロイン、もも、そともも、ランプ、ばら、ヒレと基本的なものでも9種、焼肉の希少部位などを合わせるとさらに多くなる。スーパーなどで安売りになっていることも多い切り落とし肉は、これらの部位の形を整える際に、余った部分を集めたもの。このため、高級部位が入っていることもある。

2. 牛肉の部位ごとのカロリー

リブロース
ここからは、実際に牛肉の部位ごとの特徴とカロリーについてリサーチしていこう。

「かた」のカロリー

運動量が多く、筋肉質な部位。やや硬めだが、薄切りにすると食べやすい。さっぱりとした味わいが特徴だ。

【和牛】

脂身つきかた100g:258kcal(※1)
赤身かた100g:183kcal(※2)

【輸入牛肉】

脂身つきかた100g:160kcal(※3)
赤身かた100g:114kcal(※4)

「かたロース」のカロリー

肩から背中に渡る部位のうち、肩側を指す。細かい脂肪が入り、旨みもたっぷり。

【和牛】

脂身つきかたロース100g:380kcal(※5)
赤身かたロース100g:293kcal(※6)

【輸入牛肉】

脂身つきかたロース100g:221kcal(※7)
赤身かたロース100g:160kcal(※8)

「リブロース」のカロリー

肩から背中に渡る部位のうち、背中側を指す。細かい脂肪(サシ)が入り、旨みもたっぷり。

【和牛】

脂身つきリブロース100g:514kcal(※9)
赤身リブロース100g:395kcal(※10)

【交雑牛肉】

脂身つきリブロース100g:489kcal(※11)
赤身リブロース100g:338kcal(※12)

【仔牛肉】

皮下脂肪なし赤身リブロース100g:94kcal(※13)

【輸入牛肉】

脂身つきリブロース100g:212kcal(※14)
赤身リブロース100g:163kcal(※15)

【乳用肥育牛肉】

脂身つきリブロース100g:380kcal(※16)
赤身リブロース100g:230kcal(※17)

「サーロイン」のカロリー

きめ細かな脂肪(サシ)の入った肉質で、ステーキの人気部位。

【和牛】

脂身つきサーロイン100g:460kcal(※18)
赤身サーロイン100g:294kcal(※19)

【輸入牛肉】

脂身つきサーロイン100g:273kcal(※20)
赤身サーロイン100g:127kcal(※21)

【乳用肥育牛肉】

脂身つきサーロイン100g:313kcal(※22)
赤身サーロイン100g:167kcal(※23)

「もも」のカロリー

後ろ足の付け根部分で、脂肪が少ない赤身肉。ローストビーフやカツレツなどに向いている。

【和牛】

脂身つきもも100g:235kcal(※24)
赤身もも100g:176kcal(※25)

【交雑牛肉】

脂身つきもも100g:312kcal(※26)
赤身もも100g:222kcal(※27)

【輸入牛】

脂身つきもも100g:148kcal(※28)
赤身もも100g:117kcal(※29)

「そともも」のカロリー

後ろ足の太ももの外側に当たる赤身肉。一般的なももよりもやや硬いことから、ひき肉にも向いている。

【和牛】

脂身つきそともも100g:244kcal(※30)
赤身そともも100g:159kcal(※31)

「ランプ」のカロリー

サーロインからお尻につながる部分。比較的大きな赤身で、ステーキに向いている。さらにお尻の先端部分に当たるのがイチボだ。

【和牛】

脂身つきランプ100g:319kcal(※32)
赤身ランプ100g:196kcal(※33)

「ばら」のカロリー

肋まわりの肉のことで、お尻に近くなればなるほど、脂身が多くなる。カルビとして焼肉で食べられているのもこの部位である。肩に近くなればなるほど、赤みが多い傾向にある。

【交雑牛肉】

脂身つきばら100g:445kcal(※34)

【仔牛肉】

皮下脂肪なしばら100g:113kcal(※35)

【乳用肥育牛】

脂身つきばら100g:381kcal(※36)

【仔牛肉】

皮下脂肪なしばら100g:113kcal(※37)

【輸入牛肉】

脂身つきばら100g:338kcal(※38)

「ヒレ」のカロリー

サーロインの下に位置し、最も柔らかいとされている部位。脂肪が少ない赤身で滑らかな肉質が特徴だ。シャトーブリアンと呼ばれるのもこの部位の一部。

【和牛】

赤身ヒレ100g:207kcal(※39)

【乳用肥育牛】

赤身ヒレ100g:177cal(※40)

【輸入牛肉】

赤身ヒレ100g:123kcal(※41)

3. 焼いた牛肉のカロリー

ステーキ・シャトーブリアン
牛肉料理の代表といえば、やはりステーキだろう。ステーキにすると油で焼く工程が加わるので、生の状態よりもカロリーが少し増える。脂身つきのリブロースはカロリー高め、ももやヒレは低カロリーなので体重を管理している人にもおすすめだ。

リブロース

【和牛】

脂身つきリブロース100g:541kcal(※42)

【交雑牛肉】

脂身つきリブロース100g:575kcal(※43)

【輸入牛肉】

脂身つきリブロース100g:306kcal(※44)

【乳用肥育牛肉】

脂身つきリブロース100g:457kcal(※45)

もも

【和牛】

もも100g:300kcal(※46)

【交雑牛肉】

もも100g:313kcal(※47)

【輸入牛肉】

もも100g:205kcal(※48)

【乳用肥育牛肉】

もも100g:227kcal(※49)

ばら

【乳用肥育牛肉】

脂身つきばら100g:451kcal(※50)

ヒレ

【乳用肥育牛肉】

赤身ヒレ100g:238kcal(※51)

4. 茹でた牛肉のカロリー

牛しゃぶ
より、ヘルシーに牛肉をいただくのなら茹でるのがおすすめだ。ただし、こちらも脂身つきのものはカロリーが高めなので、ダイエットをしている場合はももやヒレをセレクトする方がいいだろう。

リブロース

【和牛】

脂身つきリブロース100g:539kcal(※52)

【交雑牛肉】

脂身つきリブロース100g:540kcal(※53)

【輸入牛肉】

脂身つきリブロース100g:307kcal(※54)

【乳用肥育牛肉】

脂身つきリブロース100g:428kcal(※55)

もも

【和牛】

もも100g:302kcal(※56)

交雑牛肉

もも100g:331kcal(※57)

【輸入牛肉】

もも100g:204kcal(※58)

【乳用肥育牛肉】

もも100g:235kcal(※59)

結論

牛肉は部位によってカロリーが大きく変わる。さらに脂身のあり、なしでも変化が非常に大きい。牛肉を美味しくヘルシーに食べるのなら、脂身の少ない赤身部位であるももやヒレを選ぶのが正解だ。リブロースなど、脂身のある部位は脂身を取り除くだけでもグッとカロリーが低くなる。
(参考文献)
※1~59 出典:文部科学省 食品成分データベース
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  • 更新日:

    2021年12月 4日

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