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庭で育つ赤ピーマンとピーマン

ピーマンの旬の時期はいつ?保存方法や美味しい食べ方も伝授

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年12月 2日

今回紹介するのはピーマンの旬の時期だ。苦味が特徴的なピーマンだが、1年を通して食べることができるため、旬がいつかわからないという人もいるのでは?旬に加えてピーマンの栄養や保存方法、美味しい食べ方もあわせて紹介しよう。

  

1. ピーマン旬の時期とはいつ?

新鮮な緑のピーマン
最初にピーマンの旬の時期を紹介しよう。

ピーマンは夏が旬の野菜

苦みが強いピーマンだが、旬の時期や主な産地を皆さんはご存じだろうか。国産のピーマンの収穫時期は6~8月だ。ざっくりいうなら夏が旬と覚えておくといいだろう。主な産地は茨城県・宮崎県・高知県・鹿児島県・岩手県の5県で、全国の出荷量の7割ほどを占めている。ほかに北海道や熊本県、大分県、青森県などでも栽培されている。

赤ピーマンの旬

では黄ピーマンやパプリカのような緑色以外のピーマンの旬の時期はいつ頃なのだろう。ここではピックアップして赤ピーマンの旬の時期を紹介する。私達が普段食べている緑色のピーマンは、未熟な状態で収穫したものだ。樹で完熟させた赤ピーマンの旬の時期は、6~8月だ。

ピーマンの原産地

ピーマンの原産地は中南米だ。暑い地域が原産地のため、ピーマンの旬の時期は6~8月にかけての夏である。

2. 旬のピーマンの上手な保存方法

ピーマン
ここでは旬のピーマンの正しい保存方法について紹介する。

新鮮なピーマンの選び方

旬の新鮮なピーマンの選び方のコツのひとつが、ヘタの緑色があざやかなものを選ぶことだ。また切り口がみずみずしくて、黒く変色していないピーマンを選ぶこと。さらに果皮にツヤとハリがあり、肉厚のものがおすすめだ。

ピーマンの冷蔵保存方法

ピーマンを冷蔵庫の野菜室で保存していると、いつの間にかシワシワになっていたり、黒ずんでいたり......といった経験はないだろうか。旬のピーマンを冷蔵で保存するときは、個包装してポリ袋に入れることが大切だ。具体的な方法はピーマンを水洗いし、ペーパータオルで水気を拭きとる。ペーパータオルで個包装し、ポリ袋に入れて口をゆるめに閉めて野菜室へ。そのまま冷蔵保存するピーマンは1週間くらいしかもたないが、個包装すると約3週間も保存可能だ。

ピーマンの冷凍保存方法

ピーマンはあらかじめカットして冷凍保存しておくと、調理時に手軽に使えて便利だ。具体的な保存方法は、ピーマンを水洗いし、ヘタと種を取り除いて1.5cm幅にカットする。水気をペーパータオルで拭きとり、重ならないようにして冷凍用保存袋に入れる。あとは袋の口を閉じて冷凍室へ。保存期間の目安は1ヶ月ほどだ。解凍するときは冷凍のまま、ほかの食材と一緒に加熱調理すればよい。
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3. 旬のピーマンの栄養

ピーマン
ここではピーマンに含まれる主な栄養や期待できる健康効果を紹介しよう。ピーマンは、栄養が豊富な野菜のひとつだ。とくにビタミンCが多く含まれており、その量はレモンの2倍、トマトの5倍もある。ほかにもビタミン類や食物繊維、カロチン類を豊富に含む。加熱しても栄養価が損なわれにくいのが特徴のひとつだ。(※1)。ピーマンを食べて期待できる健康効果は、ビタミンCを例にあげると、毛細血管や歯、軟骨を正常に保つ働きがある(※2)。

4. 旬のピーマンの美味しい食べ方

生のピーマンと肉の詰め物
旬のピーマンの味や美味しい食べ方を紹介しよう。旬のピーマンは果肉が厚めでかたく、引き締まっており、みずみずしくて味が濃厚だ。

ピーマンの肉詰め

ピーマンの肉詰めの特徴は野菜と肉を一緒に食べられることだ。アツアツはもちろん冷めても美味しく、お弁当のおかずにおすすめ。ピーマンの肉詰めを作ると、ピーマンと肉だねがはがれてしまいがちだ。はがれてしまう原因は加熱によって肉が縮むから。はがれないためのコツは、ピーマンに片栗粉や小麦粉のような粉をふっておくことだ。また肉が少し縮んでもすき間ができないよう、肉だねをピーマンの隅々まで詰め込むことも大切なポイント。

無限ピーマン

旬のピーマンを美味しく味わう料理のひとつが、やみつきになる無限ピーマンだ。作り方はピーマンを切ってツナと調味料と混ぜ、レンジで加熱するだけ。冷めても美味しく、ごはんともアルコールとも相性がいい。ピーマンの苦みが苦手という人は、繊維に沿って切るとよい。コクを出したいならツナの油切りは軽めにして、さっぱり味が好みの人は油をしっかりと切ること。

5. 家庭菜園で旬のピーマンを長く楽しむ方法

ピーマン
最後に家庭菜園で旬のピーマンを長く楽しむ方法を紹介しよう。

ピーマンを秋まで収穫する方法

秋まで大きなピーマンを収穫するコツを紹介する。ピーマンは家庭菜園で人気野菜のひとつだ。植え付けは5~6月に行い、早いものは6月から収穫できる。プランター栽培は9月頃まで収穫可能だ。秋まで収穫するコツが、害虫対策である。とくに植え付けるときと8月中旬くらいから秋の後半にかけての時期は被害が増えやすい。アブラムシは新芽と葉の裏に付きやすいため、定期的に観察して、食品成分由来の薬品を散布して防除すること。さらに防虫ネットをかぶせ、カメムシを株に付かせないことが大切だ。また雨が多い梅雨の時期は病気が発生しやすい。葉が茂りすぎたら枝を取り除いて、風通しをよくしよう。

結論

ピーマンの旬の時期や正しい保存方法、含まれる栄養、美味しい食べ方、長く楽しむ方法を紹介した。復習になるが国産のピーマンの収穫時期は6~8月だ。年間を通して食べることができるが、旬は夏だと覚えておいてもらいたい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2021年12月 2日

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