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甘酒

甘酒の飲み方を紹介!飲むタイミングや量、美味しく飲むアレンジも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年12月 5日

飲む点滴ともいわれる甘酒は、味だけでなく栄養面でも注目されている。本記事では、甘酒の美味しい飲み方を紹介する。栄養効果をはじめ飲むタイミングや量、アレンジの仕方もおさえつつ、甘酒を上手に食生活に取り入れよう。

  

1. 甘酒の種類

甘酒
甘酒には、大きく分けると「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類がある。それぞれの特徴を詳しく見ていこう。

米麹甘酒

米麹にお湯を加え60℃前後に保ち、麹菌を増殖させ発酵させることにより作られる甘酒だ。米のでんぷんがブドウ糖やオリゴ糖に分解され、自然な甘みが引き出される。アルコールが含まれていないため、子どもも飲める。飲む点滴といわれる甘酒は、こちらの米麹甘酒のことを指す。

酒粕甘酒

日本酒の醸造で出た搾りかすの酒粕を水で割ったものに、砂糖を加えて作られる甘酒だ。日本酒由来の風味やコクを楽しめるが、微量ながらアルコールが含まれているため、子どもは飲めない。また、アルコール濃度は使用する酒粕により異なるため、アルコールに弱い人や妊娠中・授乳中の女性なども注意が必要だ。

2. 甘酒の栄養と期待できる効果

甘酒
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(※1)より、甘酒100gあたりの主な栄養素の含有量を紹介する。エネルギー産生栄養素に関しては下記の通りだ。
  • たんぱく質:1.7g
  • 脂質:0.1g
  • 炭水化物:18.3g
また、ビタミンB群や食物繊維をはじめ、健康効果を期待できる栄養素も含まれている。代表的な栄養素の特徴や効果について見ていこう。

ビタミンB群

甘酒にはビタミンB群が含まれている。100gあたりの含有量は下記の通りだ。
  • ビタミンB1:0.01mg
  • ビタミンB2:0.03mg
  • ナイアシン:0.2mg
  • ビタミンB6:0.02mg
  • 葉酸:8μg
ビタミンB1は、ブドウ糖がエネルギーに変換される作用を助ける栄養素である(※2)。ビタミンB2は、糖やたんぱく質、脂質の代謝を助け、発育促進や細胞の再生に関与する(※3)。ナイアシンも補酵素としてエネルギー産生や細胞分化など、さまざまな作用に関与している(※4)。ビタミンB6は、アミノ酸や脂質の代謝を助けるほか、免疫機能の維持や皮膚の抵抗力の増進などにも役立つ(※5)。葉酸は細胞の生産や再生を助ける栄養素で、とくに胎児の発育に重要である(※6)。このように、ビタミンB群はエネルギー産生や健康な身体の発育と維持に欠かせない。

食物繊維

甘酒100gあたりの食物繊維含有量は、0.4gである。内訳は下記の通りだ。
  • 水溶性食物繊維:0.1g
  • 不溶性食物繊維:0.3g
水溶性食物繊維には、栄養素の吸収速度を緩やかにする作用がある。そのため、食後血糖値の上昇の抑制に役立つ。さらに血中コレステロール値を下げる効果や、ナトリウムを排出する効果もある。不溶性食物繊維は、主に便のかさを増やし排便を促す働きをする。また、いずれの食物繊維も善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善に役立つ。(※7)

オリゴ糖

麹菌の働きにより、でんぷんが分解されたものがオリゴ糖である。オリゴ糖には腸内の善玉菌を増やす働きがあるといわれる(※8)。そのため、食物繊維とともに腸内環境を改善する効果が期待できる。

レジスタントプロテイン

難消化性たんぱく質であるレジスタントプロテインの働きは、食物繊維と似ている。排便を促す作用のほか、腸内の有害物質や老廃物を吸着し体外へ排出する作用もある。これらの働きにより、腸内環境の改善に役立つと考えられている。(※9)

エルゴチオネイン

米麹で作られた甘酒に含まれる含硫アミノ酸の一種である。皮膚の細胞に紫外線照射する実験により、コラーゲン分解や炎症が抑制される結果が出ている。そのため、皮膚の光老化を抑える効果が期待される。(※10)

フェルラ酸エチル

酒粕で作られた甘酒に含まれる。フェルラ酸類縁物質で、抗ストレス作用をもつことが研究により報告されている。(※10)

フェルラ酸・パラクマル酸

米麹甘酒と酒粕甘酒のいずれにも含まれる成分だ。フェルラ酸は酒粕を含む甘酒により多く含まれ、紫外線吸収作用をもつ。皮膚の光老化やメラニン産生の働きを抑制する効果がある。(※10)

3. 甘酒のおすすめの飲み方

甘酒
甘酒にはさまざまな栄養素が含まれるが、効果的に取り入れるには飲み方が重要である。飲むタイミングや量、また飲みやすくするアレンジの仕方を紹介しよう。

甘酒を飲むタイミング

甘酒をいつ飲むかということによっても、期待できる効果は変わってくる。基本的にはいつ飲んでもよいため、目的に合わせてタイミングを選ぼう。糖やビタミンB群によるエネルギー補給効果は下記の通りだ。
  • 朝:脳の目覚めを促す、一日の代謝を高く保つ、ダイエット効果
  • 昼:集中力や活力の向上、消費したエネルギーの補填、疲労回復効果
  • 夜:疲労回復効果、温めて飲むことによる安眠効果

甘酒を飲む量

甘酒のカロリーは、100gあたり76kcalである。また、糖質量も17.9gと多い。(※1)
そのため、飲み過ぎるとカロリーや糖質を摂り過ぎてしまう。甘酒を飲む量は、一日にコップ1~2杯程度に留めておこう。

甘酒を飲みやすくアレンジ

甘酒を毎日飲むとなると、飽きてしまうこともある。そこでおすすめなのが、アレンジした飲み方だ。ほかの飲料を加えて甘酒を薄めることで、さまざまな飲み方を楽しめる。美味しい飲み方を紹介しよう。
  • 豆乳甘酒:2倍量の豆乳で割る。まろやかな味わい
  • コーヒー甘酒:2倍量のアイスコーヒーで割る。さらに牛乳を加えても美味しい
  • ココア甘酒:2倍量のミルクココアで割る。子どもも飲みやすい
  • かぼす甘酒:2倍量のカボスジュースで割る。さわやかな酸味が合う
  • トマト甘酒:2倍量のトマトジュースで割る。酸味も甘みも和らぎ飲みやすくなる

結論

甘酒の糖は消化されやすく、効率的なエネルギー補給ができる。また、健康効果が期待できるさまざまな栄養素を含んでいる。その一方で、飲み過ぎると糖質やカロリーの摂り過ぎになるため注意が必要だ。飲むタイミングやアレンジなど飲み方を工夫しながら、甘酒を効果的に取り入れよう。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2021年12月 5日

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