1. 甘酒の粉末タイプはどのようなときに便利?
粉末タイプの甘酒はさまざまなメーカーで販売されている。大袋になっているものや、1食分ずつ分けられているものなどタイプはさまざまだ。大袋で入っているものは自宅での利用がおすすめである。缶やパックタイプの液体状の甘酒は一度開封してしまうとなるべく早く飲みきらなければならないが、粉末タイプだと日持ちしやすい。
持ち運びに便利
スティックタイプの粉末甘酒は、学校やオフィスなど外出時の持ち運びに便利である。お湯をマグカップに入れて粉末を溶かすだけなので、いつでもどこでも場所とタイミングを選ばずに甘酒を飲むことができる。
液体の甘酒よりも安い
「費用面で安く済ませたい」という人にも粉末タイプの甘酒はおすすめである。たとえば缶タイプの液体甘酒は、1本約125円。一方粉末タイプでは、1袋100g入りの場合約370円で購入できるものがある。10回分に値するため、1食あたり約38円だ。粉末タイプは缶タイプに比べて90円近くも安いことがわかる。
粉末タイプの甘酒を選ぶことによって、より安くより便利に甘酒を楽しめるようになる。甘酒を習慣的にとり入れたいという人は、粉末タイプを検討してみるのもよいだろう。
2. 粉末甘酒は料理にも使える!甘酒を使ったアレンジ
甘酒を料理に活用するアレンジはいろいろと見かけるが、粉末甘酒を使うことでより簡単に幅広く甘酒の料理アレンジが楽しめる。粉末甘酒を購入した場合には、そのまま飲むだけではなく普段の料理にもどんどん活用してみよう。
出汁巻き卵
通常出汁巻き卵には砂糖を使うが、その代わりに甘酒を使用することで自然な甘みを加えることができる。甘みを控えたい人にはおすすめだ。また、出汁巻き卵はほかの料理と比べて手間が少ないので、忙しい朝や遅くなった日の夕食などにも作りやすい。一品あれば立派なおかずになるので、時間がないときにぜひ試してみよう。
味噌グラタン
味噌と甘酒、牛乳を合わせれば和風のグラタンが簡単に作れる。甘酒によってまろやかな甘みを加えられ、ホワイトソースから作る洋風のグラタンとはまた違った風味が感じられる。具材は魚の切り身や里芋など、和風の食材がおすすめだ。
鶏肉ソテー
甘酒と醤油を合わせたものに鶏肉を漬け込み、オーブンやトースターで焼けば、鶏肉のソテーのできあがり。甘酒に漬け込むことで鶏肉がしっとり柔らかくなり、ふわっとした香りが楽しめる。
料理に甘酒を使うと自然な甘みを加えることができ、まろやかな味わいに仕上がる。飲むだけではなく、調味料としても甘酒を活用してみてはいかがだろうか。
3. 粉末甘酒を使ったスイーツのアレンジ
甘酒は料理だけではなくスイーツにも活用できる。プリンやムースなどは液状の甘酒を使ったものが多いが、粉末状の甘酒を溶かして液体の甘酒を作り、同じように作ることも可能だ。甘酒を使ったスイーツにはどのようなものがあるのかを見ていこう。
羊羹
あんこを寒天で固めた羊羹は、甘酒と相性がよい。水にうるかした寒天と甘酒を鍋に入れて弱火で加熱し、あんを加えて混ぜ、型に入れて冷やし固めて完成だ。
豆腐アイス
絹豆腐を水きりして甘酒と砂糖を合わせ、バットなどに入れて冷凍庫で冷やす。30分おきにスプーンなどでかき混ぜ、6時間程度冷やし固めたら完成だ。
甘酒ムース
牛乳にゼラチンを加えて混ぜ、さらに甘酒を加える。7分立てにした生クリームを加えて混ぜ、容器に移して冷蔵庫で固まるまで冷やして完成だ。
結論
粉末甘酒は値段が安価、賞味期限が長い、持ち運びが便利などさまざまなメリットがある。料理やスイーツなどにはそのまま使うほか、水に溶かして液体甘酒として使うなどいろいろな方法が試せる。使う量が調整しやすいぶん、液体の甘酒と比べて調味料として使いやすいといえる。ぜひ自宅にストックし、いろいろな料理に活用してみよう。