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とうもろこしの皮をむく様子

とうもろこしの種類は意外に多い?黄色以外にもいろんな色がある!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年12月 8日

大人から子どもまで、人気が高いとうもろこし。甘くて、ジューシー、シャキシャキとした食感は、そのままではもちろん、焼いたり、炒めたりとアレンジしても旨い。実は、我々が日頃食べているのは、とうもろこしのある1種に過ぎない。実はとうもろこしは、非常に豊富に種類があるのだ。今回は、そんな幅広いとうもろこしの種類=世界について学んでいこう。

  

1. とうもろこしにはどれくらいの種類がある?

栽培されたとうもろこし
一口にとうもろこしといっても、我々がいつも食べているのはその1種に過ぎない。とうもろこしは、そのまま食べるもの以外に家畜のエサになるものや油になるもの、ポップコーンになるもの...と非常に幅が広い。その品種の数をすべて合わせるとなんと数千種に及ぶといわれている。実際には人間が食べられる品種のほうが少ないほどである。
種類は大分して6種類。ここからはそれぞれの特徴についてリサーチしていこう。

2. とうもろこしの種類!スイートコーン種

さまざまな種類のトウモロコシ
我々が普段目にしているとうもろこしは、ほぼこのスイートコーン種にあたる。甘さとみずみずしい食感は、子どもから大人まで広く愛されている。近年では多彩な種類があり、品種改良の末、より甘みの強い品種や生で食べられる品種も登場している。ここでは詳しく、その特徴について見ていこう。

スイートコーンの種類

我々がとうもろこしと呼ぶのは、ほぼこのスイートコーン種だ。日本語では甘味種と呼ばれ、デンプン量が少なく、糖質量が多いところが特徴である。
スイートコーンはその色合いから、黄粒種、白粒種、バイカラー種の3タイプに分けることができる。黄粒種はゴールデンコーン、白粒種はシルバーコーンと呼ばれることもある。

旬の時期と産地

スイートコーンは収穫後、すぐに出荷され、食べられる食材である。その生産量の約半数を占めるのが北海道である。北海道を代表する名産品でもある。旬の時期はおよそ6~10月頃。北海道産地のものは7月下旬~8月以降に全国に流通する。

味の特徴

その名の通り、甘いのが特徴でそのままではもちろん、缶詰などの加工品になる場合もある。鮮度とともに甘みや食感、風味が失われていくので、収穫後すぐに食べるのが最も美味しいとされている。

スイートコーンの品種

スイートコーンにも品種が存在する。大きく分けて3つ。それぞれ見た目で覚えることができるので見分けは簡単だ。

【黄粒種】

黄色の粒が特徴のスイートコーンで甘みが強いことで知られている。味来やゴールドラッシュ、恵味、ピクニックコーンなどの品種がよく知られている。

【白粒種】

シルバーハニーバンタムという別名を持つ白い粒が特徴のスイートコーン。皮が柔らかく、フレッシュ、さらに非常に甘みが強いことから、生食を推奨するものも多い。ピュアホワイト、ホワイトショコラなどの品種が知られている。黄粒種やバイカラー種よりも栽培が難しいため、希少だとされている。

【バイカラー種】

黄色と白の粒が3:1の割合で混ざっているのがこのバイカラー種だ。この比率は、学生時代に学んだメンデルの法則に法ったものである。スイートコーンにおいては、黄色が優性形質、白色が劣性形質となる。有名な品種としては、甘々娘がある。こちらも非常に甘いことで知られる人気品種だ。そのほか北海道で愛されているピーターコーンやゆめのコーンなどがある。

3. とうもろこしの種類!ポップコーン種

フライパンととうもろこしとポップコーン
とうもろこしのなかでスイートコーンの次に知名度があるのは、ポップコーン種であろう。スナック菓子として人気のあるポップコーンになる品種である。その詳しい特徴について学んでいこう。

ポップコーンの用途

いわずもがな、加熱によってポップコーンになる品種である。日本語では爆裂種と呼ばれ、粒が小さく、非常に硬い。加熱により内部の水分が水蒸気となり膨らむ。この膨らみに皮が耐えられなくなり、破裂すると考えられている。

ポップコーンの品種

家庭菜園でも比較的簡単に育てられるとして知られる品種は、イエローポップコーンだ。スイートコーンと同じように育てられるが、実をより硬くするために、収穫時期を遅らせる必要がある。やや枯れ気味になるまで茎につけたままにして、収穫後も吊るして乾燥させるのが一般的である。乾燥させることにより一層硬くなる。

4. とうもろこしの種類!デントコーン種

テーブルの上のボウルに入ったコーンスターチとコーン
コーンスターチの原料としても知られるのが、このデントコーン種である。加工品としての出回りはあるものの、そのものを見ることはほとんどない。そんなデントコーンの品種についてもリサーチしていこう。

デントコーンの用途

デントコーンは、日本語で馬歯種と呼ばれ、デンプンの量が多い品種である。成長過程で糖質がデンプン質に変化すると考えられている。成熟に伴い、徐々にくぼみができ、それが馬の歯の形のようであることから、この日本名がついた。
コーンスターチの原料はもちろん、馬や豚、鶏などの飼料、さらにはバイオエタノールの生産原料としても注目が集まる存在だ。

5. とうもろこしの種類!フリントコーン種

トルティーヤとコーン
メキシコ料理に欠かせないトルティーヤの原料になるのがこのフリントコーン種である。食用以外にも使われることもあるというその特徴について見ていこう。

フリントコーンの用途

ポップコーン種の親ともされる存在で、硬いデンプン層で形成された粒は害虫の被害を受ける可能性も低く、低温で受粉が可能であるなど、比較的厳しい環境でも生育が可能であることも特徴である。
メキシコ料理のトルティーヤなど、主食の原料として使われるほか、飼料や工業用の原料に使われることもある。

フリントコーンの品種

近年、人気のあるグラスジェムコーンはこのフリント種である。まるで宝石のようにカラフルなとうもろこしで、ネイティブアメリカンの農家が品種改良の末、生み出したものである。
フリントコーンなので、茹でても甘みが出ることはない。味わいとしては椎の実など、木の実に似ている。乾燥させて粉状にしてトルティーヤ、ポレンタにするのが一般的だが、ポップコーンのようにして食べる人もいる。また、見た目の美しさから、インテリアやアクセサリーに活用する人も!

6. とうもろこしの種類!ワキシーコーン種

カラフルなとうもろこし
聞き慣れない品種のワキシーコーンだが、日本にも在来種があるとされている。日本語ではもち種と呼ばれている。そもそもは中国の南部、雲南省が生まれ故郷だとされている。食用以外にも安定剤や増粘剤、接着剤などに活用されることもあるという。そんなワキシーコーンの特徴を解説していこう。

旬の時期と産地

完熟すると見た目がワックスを塗ったようになることから、この名が付いたとされている。日本語ではもちとうもろこしとも呼ばれ、在来品種があり、昔から一部では食べられていたようだ。旬は夏の終わりから秋にかけてが一般的だ。
近年、在来種を見直す動きが活発になったことから、徐々に生産者も増えてきているようだ。ただ、まだ産地と呼べるほど量産している場所は、見受けられない。

味の特徴

デンプン質にもち性があり、フレッシュなうちに収穫したものは蒸して食べるともちもちした食感を楽しむことができる。
スイートコーンが台頭する前は、この品種もよく食べられていたようで懐かしい味わいと感じる人もいるそうだ。

7. とうもろこしの種類!ソフトコーン種

さまざまな色と種類のとうもろこし
ソフトコーンは、日本語では軟粒種と呼ばれる品種だ。デンプン質が柔らかく、砕けると粉状になるのが特徴だ。粉にひきやすく、現在は南米の高原で主に生産されている。

結論

一口にとうもろこしといっても我々が知るのは、ほんの一部であることがおわかりいただけただろうか。とうもろこしは世界で愛されている穀物のひとつでもあり、その品種は多彩だ。甘いとうもろこしもいいが、古来からあるとうもろこしを食べてみたい、そんな気持ちにもなる。
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  • 更新日:

    2021年12月 8日

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