目次
1. とうもろこしの保存方法の早分かり

とうもろこしの主な保存方法には「冷蔵保存」と「冷凍保存」の2種類がある。それぞれ特徴や保存期間が異なるので、まずは以下でそれぞれについて簡単に理解しておこう。
- 冷蔵保存:とうもろこしの一般的な保存方法。2~3日程度の保存が可能
- 冷凍保存:丸のまま保存することもできる。1か月程度の保存が可能
とうもろこしは、冷凍保存でも冷凍保存でも丸のまま保管することが可能である。また、保存期間の目安は冷蔵保存の場合で2~3日程度、冷凍保存の場合で1か月程度となっている。すぐに食べる場合には冷蔵保存でも可能だが、食べる時期が決まっていないなら冷凍保存するのがよいだろう。
2. とうもろこしの冷蔵保存のやり方

とうもろこしは一般的に冷蔵庫で保管することが多い。冷蔵保存する場合は、以下で紹介しているように基本的には「皮付きのまま」で保管するのがおすすめ。また、下茹でしてから保存する方法もある。保存期間の目安はいずれも2~3日程度なので、できる限り早めに食べ切るようにしよう。
とうもろこしを生のまま冷蔵保存する方法
- 皮付きのままキッチンペーパーなどで包む
- 冷蔵庫の野菜室に立てるようにして保管する
とうもろこしを茹でてから冷蔵保存する方法
- とうもろこしを下茹でしておく
- 熱い状態のとうもろこしをラップで包む
- 粗熱を取ったとうもろこしを冷蔵庫で保管する
3. とうもろこしの冷凍保存のやり方

とうもろこしは、冷蔵庫で保存していてもすぐに鮮度が落ちてしまうため、長期保存したいなら冷凍保存がおすすめだ。冷凍保存であれば1か月程度は美味しい状態をキープできる。冷凍保存の場合にも「生のまま」と「茹でたもの」の2つの保存方法がある。それぞれのやり方を確認しておこう。
とうもろこしを生のまま冷凍保存する方法
- 皮付きのままとうもろこしをラップなどに包む
- ラップに包んだとうもろこしを冷凍用保存袋に入れる
- (2)のとうもろこしを冷凍庫に入れて保管する
とうもろこしを茹でてから冷凍保存する方法
- とうもろこしを下茹でしておく
- 水気をよく拭き取りとうもろこしをラップで包む
※3~4等分になるよう輪切りにしてもよい - 粗熱を取ったとうもろこしをラップなどに包む
- ラップに包んだとうもろこしを冷凍用保存袋に入れる
- (4)のとうもろこしを冷凍庫に入れて保管する
4. 冷凍とうもろこしのおすすめ解凍方法

冷凍とうもろこしは電子レンジで加熱して食べるか、そのまま調理に使うのがおすすめである。以下ではそれぞれのやり方やポイントについて確認しておこう。
その1.電子レンジで解凍する
冷凍とうもろこしは、ラップに包んだまま電子レンジ(600W)で加熱するのがおすすめ。下茹でしていない場合は、1本あたり6~8分程度加熱すれば「茹でとうもろこし」を作れる。また、下茹でしてある場合は、1本あたり3~4分程度加熱すれば「茹でとうもろこし」を食べることができる。
その2.そのまま料理に使う
冷凍とうもろこしを炒め物やスープなどに使う場合は、凍ったまま調理するのがおすすめ。凍ったまま調理することで、とうもろこしの食感を残せるようになる。また、焼きとうもろこしを作る場合にはラップを取り除き自然解凍してから、加熱したフライパンで転がしながら焼くとよい。
5. とうもろこしの常温保存は可能?

とうもろこしは、基本的に常温保存がNGである。とうもろこしは「日持ちしやすい野菜」と思われがちだが、実は足が早い野菜なので常温で保存するとすぐに鮮度が落ちてしまう。そのため、常温保存は不向きである。なお、冷蔵庫がない場合に少しだけ常温に置いておくなら、発泡スチロールなどに保冷剤と一緒に入れるのがおすすめ。そして、新鮮なうちにできる限り早く食べるようにしよう。
6. とうもろこしはドライで保存できる?

とうもろこしは、ドライ保存(乾燥保存)が可能となっている。乾燥の程度にもよるが、完全に乾燥させれば1か月程度の長期保存が可能になる。ドライとうもろこしは、炒め物・炊き込みご飯・サラダなどさまざまな料理に使える。とうもろこしのドライ保存のやり方やポイントは以下のページで詳しく解説しているので、興味があるならそちらもチェックしてみよう。
結論
とうもろこしは甘くて美味しい野菜だが、足が早いため購入したらできる限り早く食べるとよい。もし早く食べることができないなら、常温保存ではなく、冷蔵保存や冷凍保存で鮮度をキープしよう。また、いずれの場合でも「生のもの」と「茹でたもの」の両方で保存することが可能だ。
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