目次
- 北京料理...冬の寒さが厳しい地域で生まれた料理で、体力を付けるため肉料理が多い
- 広東料理...温暖な地域なのでフルーツなどを多く使った料理が特徴。
- 四川料理...湿度が高く食欲を奪われる気候のため、唐辛子や山椒などを使った食欲を増進してくれる料理が多い。
- 上海料理...海に面している地域のため海産物を使った料理が多い。
1. 中国料理とは?

中国料理とは中国で食べられている料理のことである。ここでは中国四大料理についてみて行こう。
中国四大料理とは
中国四大料理とは北京料理・広東料理・四川料理・上海料理のことを指す。以下に料理ごとの特徴を記載する。
2. 中華料理と中国料理の違い

中華料理は、中国料理とは違い日本人の好みに合うようにアレンジされた日本人独自の料理である。日本では中華料理は比較的安価で食べられるが、中国料理は高価なものが多い。
同じ料理でも味付けが違う
油淋鶏や麻婆豆腐など食べたことがある人は多くいるだろう。しかし、日本の油淋鶏は衣がついているが中国では衣が付いていないなど、本場の中国料理になると同じ料理名でも味付けが大きく異なるのだ。
3. 中華料理の代表例

中華料理と中国料理の違いが分かったところで、今度は代表的な中華料理を紹介していこう。
天津飯
天津飯は、中国料理ではなく日本が発祥の中華料理である。広東料理の芙蓉蟹(フーヨーハイ)が元になっているといわれている。
焼き餃子
焼き餃子も日本発祥の料理で、本場の中国では水餃子で食べるのが一般的だ。また、日本では餃子はサイドメニューになるが、中国では主食として食べられている。
ラーメン
ラーメンは、明治時代に中国の料理人が日本で作って誕生させた料理である。それから、時代の流れとともに日本独自の食文化として発展している。
担々麺
担々麺は、中国の四川省が発祥の麺料理だ。天秤棒で担ぎ売りをしていたところから広まったため、担ぎ売りの麺=担々麺と呼ばれるようになったといわれている。
エビチリ
エビチリは日本発祥の中華料理で、乾燒蝦仁(カンシャオシャーレン)と呼ばれる料理が元になっている。中国料理人の陳健民によって、日本の好みに合うようにアレンジしたものが広がり現在のエビチリになったといわれている。
タンメン
タンメンは日本発祥の中華料理で、野菜を乗せた塩味ベースのラーメンのことだ。中国ではタンメンは料理名ではなくスープ麺全般を指す。
結論
中華料理は中国料理をベースとして発展した、日本独自の食文化だ。中華料理の代表的な料理には、ラーメン・餃子・天津飯・など日本が発祥のものも多く存在する。この記事を読んで、中華料理を食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
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